第90局 嶺上
インターハイ2回戦副将戦が終了し、残るは大将戦のみとなった。
現在の点数状況は、清澄:99600点、姫松:127600点、宮守:85700点、永水:87100点。
この点差だと、一人浮きで単独トップの姫松は、既に準決勝進出当確と言っても過言ではない。
にも関わらず、姫松の大将、末原さんの口から出た言葉は、現状にそぐわない弱気なものだった。
そんな末原さんについて、愛宕姉は愛宕妹にこう説明する。
「うちは負けるつもりで卓についたことなんて過去一度もあらへん
でも恭子は雑魚相手でも負ける可能性を常に考えてる」
「だからこそ強い
それが恭子や」
「だからこそ強い」。
県決勝副将戦の時、はじめちゃんも同じ言葉を口にしていたね。
人の様々な在り方を肯定していて、僕は好きだな、このフレーズ。
この大将戦が全国デビュー戦となる咲は、一番最後に対局室に現れた。
そのシーンが、アニメ最終話のCパートそっくりだったので、ちょっと比較してみる。
1コマ目。
2コマ目。
3コマ目。
うん、完全に一致してるね。
まぁ、末原さんのデザインだけは、アニメから大幅に変更されているけど。
アニメ最終話の放映日は、2009年9月28日。
2年越しで原作がアニメに追い付いたと考えると、感慨深いものがあるな。
東1局 親:石戸霞 ドラ:
各校の大将が揃い、対局開始。
前半戦の席順は、起家から、霞さん、姉帯さん、咲、末原さん、となった様だ。
全員が配牌を取り終えているのに、壁牌がそのまま残っている気がするが、それはさておき。
咲は、この東1局から、早くも嶺上開花の構え。
又はをツモれば、カンで嶺上開花が出来る態勢になっていた。
しかし、末原さんが姉帯さんのをポンした事で、咲に入るハズだったが、霞さんに流れてしまう。
霞さんは、咲の嶺上開花を警戒してか、ツモって来たを手の内に残して、切り。
それを見て、あからさまにションボリする、咲が可愛い。
もし、霞さんがを切ってくれれば、咲はそれをポンしてこの形。
門前ではなくなってしまうものの、まだ嶺上開花は狙えたのだが。
結局、東1局は、末原さんが姉帯さんから、3900点を和了って終了。
放銃して、「わっ」と驚いている姉帯さんは、完全にフツーの可愛い子だなぁ。
トシさんが「面白い子」だと言っていたけど、一体どんな麻雀を打つのだろう?
東2局と東3局も、末原さんが安手で流して終了。
ダントツの姫松にとっては、残る半荘2回を大過なく過ごせればそれで良い。
それが分かっている末原さんは、外連味なく淡々と局を潰して行く。
しかし、追う立場にあるハズの霞さんにも姉帯さんにも、焦った様子は見られない。
東4局 親:末原さん ドラ:
東ラスは末原さんの親番だが、今の状況ではあまり嬉しいものでもない。
他家にツモられたら子の倍払いだし、自分が和了っても連荘しなければならないし。
流局も考慮し、末原さんは「超早和了り」を控えていた。
その「超早和了り」というのが、前3局の和了りを指すのか、別のナニカなのかは不明だが。
それでも、門前のまま聴牌に至り、末原さんはリーチを宣言。
だが、横向きのを河に置いた瞬間、そこに「カン」の声が掛かった。
親リーに対し、大明槓を仕掛けたのは、清澄高校大将・宮永咲!
咲は、末原さんが暗刻にしているを王牌から引いて来ると、
「ツモ 嶺上開花 8000」
その牌で、ドラ2赤1の嶺上開花。
丁度テンパネして、40符4飜8000点の手を和了ってみせた。
咲、全国での初和了りが、県決勝オーラスで衣を倒したのと同じ大明槓嶺上開花か。
この、いともたやすく行われるえげつない責任払いにより、末原さんは8000点払い。
しかも、飽くまで「ロン」ではなく「カン」だから、末原さんはリー棒も出すんだよな。決めにもよるが。
だとすれば、この一打で清澄と姫松との点差は、一気に18000点縮まった事になる。
もう一度同じ様な和了りをされたら、点数はほぼ並んでしまうのだから、清澄の嶺上使いは恐ろしい。
もっとも、最初から得意技を見せるというのは、県決勝と同様に苦戦フラグかも知れないケド。
咲が「牌に愛された子」の実力を見せ付け、次回に続く。
なお、次号は休載となり、次回掲載は12月16日発売の2012年01号。
インターハイ2回戦副将戦が終了し、残るは大将戦のみとなった。
現在の点数状況は、清澄:99600点、姫松:127600点、宮守:85700点、永水:87100点。
この点差だと、一人浮きで単独トップの姫松は、既に準決勝進出当確と言っても過言ではない。
にも関わらず、姫松の大将、末原さんの口から出た言葉は、現状にそぐわない弱気なものだった。
そんな末原さんについて、愛宕姉は愛宕妹にこう説明する。
「うちは負けるつもりで卓についたことなんて過去一度もあらへん
でも恭子は雑魚相手でも負ける可能性を常に考えてる」
「だからこそ強い
それが恭子や」
「だからこそ強い」。
県決勝副将戦の時、はじめちゃんも同じ言葉を口にしていたね。
人の様々な在り方を肯定していて、僕は好きだな、このフレーズ。
この大将戦が全国デビュー戦となる咲は、一番最後に対局室に現れた。
そのシーンが、アニメ最終話のCパートそっくりだったので、ちょっと比較してみる。
1コマ目。
2コマ目。
3コマ目。
うん、完全に一致してるね。
まぁ、末原さんのデザインだけは、アニメから大幅に変更されているけど。
アニメ最終話の放映日は、2009年9月28日。
2年越しで原作がアニメに追い付いたと考えると、感慨深いものがあるな。
東1局 親:石戸霞 ドラ:
各校の大将が揃い、対局開始。
前半戦の席順は、起家から、霞さん、姉帯さん、咲、末原さん、となった様だ。
全員が配牌を取り終えているのに、壁牌がそのまま残っている気がするが、それはさておき。
咲は、この東1局から、早くも嶺上開花の構え。
又はをツモれば、カンで嶺上開花が出来る態勢になっていた。
しかし、末原さんが姉帯さんのをポンした事で、咲に入るハズだったが、霞さんに流れてしまう。
霞さんは、咲の嶺上開花を警戒してか、ツモって来たを手の内に残して、切り。
それを見て、あからさまにションボリする、咲が可愛い。
もし、霞さんがを切ってくれれば、咲はそれをポンしてこの形。
門前ではなくなってしまうものの、まだ嶺上開花は狙えたのだが。
結局、東1局は、末原さんが姉帯さんから、3900点を和了って終了。
放銃して、「わっ」と驚いている姉帯さんは、完全にフツーの可愛い子だなぁ。
トシさんが「面白い子」だと言っていたけど、一体どんな麻雀を打つのだろう?
東2局と東3局も、末原さんが安手で流して終了。
ダントツの姫松にとっては、残る半荘2回を大過なく過ごせればそれで良い。
それが分かっている末原さんは、外連味なく淡々と局を潰して行く。
しかし、追う立場にあるハズの霞さんにも姉帯さんにも、焦った様子は見られない。
東4局 親:末原さん ドラ:
東ラスは末原さんの親番だが、今の状況ではあまり嬉しいものでもない。
他家にツモられたら子の倍払いだし、自分が和了っても連荘しなければならないし。
流局も考慮し、末原さんは「超早和了り」を控えていた。
その「超早和了り」というのが、前3局の和了りを指すのか、別のナニカなのかは不明だが。
それでも、門前のまま聴牌に至り、末原さんはリーチを宣言。
だが、横向きのを河に置いた瞬間、そこに「カン」の声が掛かった。
親リーに対し、大明槓を仕掛けたのは、清澄高校大将・宮永咲!
咲は、末原さんが暗刻にしているを王牌から引いて来ると、
「ツモ 嶺上開花 8000」
その牌で、ドラ2赤1の嶺上開花。
丁度テンパネして、40符4飜8000点の手を和了ってみせた。
咲、全国での初和了りが、県決勝オーラスで衣を倒したのと同じ大明槓嶺上開花か。
この、いともたやすく行われるえげつない責任払いにより、末原さんは8000点払い。
しかも、飽くまで「ロン」ではなく「カン」だから、末原さんはリー棒も出すんだよな。決めにもよるが。
だとすれば、この一打で清澄と姫松との点差は、一気に18000点縮まった事になる。
もう一度同じ様な和了りをされたら、点数はほぼ並んでしまうのだから、清澄の嶺上使いは恐ろしい。
もっとも、最初から得意技を見せるというのは、県決勝と同様に苦戦フラグかも知れないケド。
咲が「牌に愛された子」の実力を見せ付け、次回に続く。
なお、次号は休載となり、次回掲載は12月16日発売の2012年01号。
正にスタンド使い並みですね
隙がねぇ(笑)
それとも阿智賀関係とか
姉帯さん可愛い
咲「さんをつけろよデコ助野郎」
咲さんの鬼畜っぷりを早く見たいです><
ってか、靴下は既に脱いだのかな?
あ、失礼しました。
訂正しておきます。