週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2009年06・07号


全体

　あれ、今週も合併号なのか。




ES21

　世界最速と呼ばれたパンサーは、40ヤード走4秒1のスピードで走ってみせた。
　その超スピードに感嘆するセナに対し、パンサーはNFLプロの世界にはそういう選手も居ると言うが、世界最速って4秒12くらいじゃなかったっけ？

　いずれにせよ、ここに来て初めて最高速度でセナを上回る選手が登場した事になる。
　どうやってセナに勝たせるつもりなんだろう……と思ったが、よく考えてみれば、別にセナとパンサーが戦う必要はないんだよな。今まで全選手が両面だったから、つい。


　ユニフォームを死守する栗田。
　いや、だから、どうして栗田一人に管理させているんだよ。




黒子のバスケ

　誠凛高校対海常高校の練習試合開始。

　誠凛を見下し、エースの黄瀬を出す気はないと言う海常の監督。
　だが、黒子と火神のコンビプレイで、誠凛は開始直後に先取点を奪ってみせた。
　ついでに、ボロいゴールもぶっ壊した。

　お約束の展開ではあるけど、なかなか面白かった。
　ゴールまで壊したのは予想以上だったし。

　にしても、黒子ってスタメンだったんだな。




ぬらりひょんの孫

　百鬼夜行と八十八鬼夜行の全面戦争開始。

　先陣を切ったリクオは、他の者に気付かれぬまま、玉章に直接切り掛かる。
　リクオも「真・明鏡止水」が使えたのか。




ネウロ

　シックスが指名手配されたのは、笛吹が警視総監を説得したためだったそうだ。
　脅迫と報酬、そして最後に正論を使い、警視総監の目を覚まさせた笛吹はやはり有能。
　或る意味では、シックスよりカリスマ性があるって事になるんじゃないか？


　一方、本城が弥子に託した情報は、血族のアジトの位置だった。
　指名手配されたいま、シックスはそこに潜伏する確率が高いと、ネウロ達はそこへ向かう。


　ところで、ラストの「これが女子高生探偵桂木弥子と魔人脳噛ネウロの最後に事件に」という言葉からすると、やはりシックス編でこの作品は最後なのか。
　まぁ、「事件に」で切れているから、「ならなかった」と続く可能性はあるが、作品自体は終わりだろうな。