咲 -Saki- 感想

第205局　進化


　タコスのダブリーを潰したガイトさんは、続く東２局でも和了。



　門清平和一通一盃口自摸で、6000・12000の三倍満！！
　かじゅやモモが驚いている様に、ドラ無しダマでの三倍満はレアだね。
　勿論、天和２回のインパクトと比べてしまえば、霞さんとハッちゃんだけど。


　ちなみに、ドラ無しダマで数え役満になる形もあるね。

　　ロン

　例えば、門清平和純全二盃口で13飜。

　　ロン

　例えば、門混混老対々三暗刻小三元で同じく13飜。
　三槓子、連風牌、嶺上開花等々を加えれば、14飜以上も可能。

　閑話休題。




　東３局も、和了ったのはガイトさん。
　タコスから18000を直撃し、これで３連続和了となったが、



　続く１本場、和了ったのは宮永照！
　惨禍の幕が開く…ッ！！




　東４局２本場　　親：宮永照　　ドラ：

　初弾を決め、親番を迎えた照は、1000オール、5800の1本場は6100、と連続和了。



　しかし、２本場でドラになったのは、！！
　圧倒的火力の代償として、ドラ４枚と赤４枚、計８枚の牌が切れないという制約を持つ玄。
　だが、ドラがになってしまえば、切れない牌はの６枚へと減少する。
　おまけに、その６枚は心牌と呼ばれる数牌の中心、手を進める上で非常に使い易い牌。


　この局、先制リーチを掛けたのは、連続和了中の照。
　そして、そのリーチを受けて―――…



　何と、玄が！
　あの・・玄が追っ掛けリーチ！！


「日本のドラはドラゴンが語源だといいます
　そのドラゴンを常に手元に侍らせる――
　阿知賀女子２年松実玄… 通称――」



「阿知賀のドラゴンロード……！！」



　更に驚いた事に、照が掴んで放銃したのはドラの！！

　これまで、玄が自ら切らない限り、ドラゴンロードが支配する卓で河にドラが現れる事はなかった。
　そのドラで照が放銃したという事は、玄は他家にドラを掴ませる事が出来る様になったのだろうか？

　前局までの点数状況は、白糸台：144900、清澄：122700、臨海：100800、阿知賀：31600。
　まだ、玄の和了点が分からないが、玄ならリーチ一発ドラ４赤４裏４で数え役満だろうか？
　ダントツだった照だけど、ここで役満放銃なら相当平たくなるな。


　次号は休載で、次回掲載は8月2日発売号。