近代麻雀 感想

近代麻雀 2016年11月15日号


バード　～闇市編～

　新章開始……したのは良いけど、落雷で1945年の東京にタイムスリップって。
　おまけに、バードがあっさりとイカサマを見抜かれて負けるし、これを続編にする意味があるのだろうか？



　そもそも、上山を開けたら大四喜字一色が仕込まれていたというだけで負けになるのも疑問。
　ツバメ返しはパームじゃなくてチェンジだから技の前後で牌が見えてもOKなんて理屈が罷り通る作品なのに。

　バードのイカサマを見破った「新宿の門番」。
　蛇の様な眼をしているけど、「蛇」と何か関係があるのだろうか？
　そういや、「蛇」の通り名って、どうして「蛇」なんだっけ？




雀荘のサエコさん

　サエコさんが頭を打ち、記憶喪失に。



　麻雀を忘れたサエコさんは、何とギャンブル嫌いに。
　麻雀を覚える前と後で、一体何があったのか？（笑）



　なお、皆の事は忘れても、ドラの事は覚えていた（笑）。




鉄鳴きの麒麟児 ～歌舞伎町制圧編～

　頼みの綱だった有野にも協力を断られ、絶体絶命の桐谷。
　オーラス、11500点差の店長をどうまくるのかと思っていたら、



　そのまま負けたので驚いてしまった。
　一発勝負と勘違いしてたけど、読み返してみたら開店までの７時間打ち続けるんだね。



「うわっ… 思いっきり「知るもんか」の顔だ…！
　冷てえ上流階級の人間のツラだ！！」

　桐谷のセリフにジョセフを思い出して笑った。
　でも、これだけボロ負けしても16000円で済むなら、15万あればどうにでもなりそうな気が。
　仮に９連続同じ形でラスを引いても、まだパンクしないんでしょ？


　今回は、店長が元「代打ちのスカウトマン」だった事が明らかになり、次回に続く。
　あくまで「元」だけど、ようやく代打ちへの道が見えて来たか。




HEROひろ　アカギの遺志を継ぐ男

　本来、岸辺がラスなのは確定的だから、重要なのはＢ卓なんだよね。
　こちらで東軍がトップを取れば、その時点で西の目論見は破綻する訳で。
　でも、健や中田が佐伯に勝てるとは思えないから、岸辺が一矢報いて１人落とすのかな？




何切るガール ～土田翔子のパイセン～

　南１局　西家　６巡目　+8000　ドラ　ツモで、



　主人公の選択は、打。

　……そう。



　ああ、こういう漫画なのね。
　筒子の伸びに期待しながら、一方では混一色狙いを否定するのが理解不能だけど……、まぁ、いいや。
　雨の中、傘を差さずに踊る人間がいてもいい。自由とは、そういうことだ。




むこうぶち

　他人の心が読める超能力者登場。



　そして、この超能力者の前に立ち開かるのは、もちろん傀。



　なお、今回読んでいた本は「はたらく自動車」（笑）。


　さて、心を読める相手に、傀はどう対処するのかと思ったら、



　まさかの吹き出し黒塗り！！　これは汚い！！
　一歩間違えたら、ギャグ漫画だな、コレ。


　ずっと心を読ませなかった傀だが、東３局で初めて欲しい牌を思い浮かべた。



　これを見て、を暗刻にしている男はリーチを打つのだが……、



　それ、アリなの！？
　これ、もう傀の方こそ超能力使ってるじゃねーか（笑）。
　しかも、そんなに簡単に国士十三面張聴牌テンパるなら、誰でも勝てるよ！！


　前言撤回。
　一歩間違えたらではなく、今回は完全にギャグ漫画だったじぇ（笑）。