近代麻雀 2014年03月01日号
ゴールドハイ -金色亡者たちの闘牌-
前後編の読み切り。
多額の借金を背負った若者が、一発逆転を夢見て命懸けの麻雀に挑むというよくある話ではあるが、

鳴けば純金製の牌を「お持ち帰り」出来るというアイデアは面白い。
主人公の借金は1億7千万なので、10半荘で約80回チーポンすれば全てチャラになる計算。
ただし、この「金色荘」は常時二飜縛りで、総合トップが取れなければ即死刑。
どれだけ純金牌を手に入れても、総合ポイントとは無関係だというのがユニークだな。
『金を手に入れる』『トップも取る』「両方」やらなくっちゃあならないってのがつらいところだ。
悪い手は見切って鳴きまくりたいトコだけど、そうするとその局を完全に捨てる事になる。
それどころか、無意味な鳴きは放銃リスクを高めるし、二飜縛りだから強引な後付けも難しい。
このルールに主人公が同意し、「金か死か」な「金色荘」での闘牌開始!!

「…うすうす感じてはいるが… こいつらはタダのバカなんじゃないのか…」
開始早々、「ブラックシャドウ」1号2号のシュールさと、主人公のツッコミに吹いた。
さて、この「金色荘」は牌や点棒だけではなく、卓やサイコロまでもが黄金製。
その意味をよく考えなかった主人公は、初戦をトビラスで終える事になる。

単なる演出&ギャグだと思っていた黄金卓に、物語上の必然性があって驚くと同時に感心した。
1枚の純金牌も手に入れぬ内にトバされ、主人公はチャンス1回分をみすみす棒に振った形。
おまけに総合ポイント上のハンデも負ったこの状況を残りの9半荘で逆転出来るのか?
ただ笑えるだけでなく、話がしっかりしていて、次回がとても楽しみな作品だ。
ところで「常に二飜縛り」で「ただしリーチ・ドラは認める」というのは、どう解釈すれば良いのだろう?
リーチとドラを各々役として認めるの? それともリーチ時に限りドラも役として認めるの?
麻雀小僧

お~、成程。
ポンの後の
二鳴きだけでここまで読むか。
だから本命は切られた牌のマタギスジ以外で、
以上に出易い牌だという推理はすばら。
その上、自らの読みを過信せず、バックの可能性も考慮して役牌は止める気でいたのも良いね。
鉄鳴きの麒麟児

は?
タイトル戦で一人を狙い撃ってハコ下10万点にするって、初代魔人は小人でも飼ってたの?
月子さんは「超能力者なのよ うちのパパ」なんて言ってるけど、そういう世界観じゃないよね、この作品?
それとも例外的に、この初代魔人だけは本物の超能力者だったの?
有野は間に合わなかったんじゃなくて、母の病室前まで行ったのに会わなかったのか。
そんな有野の代わりに、妻と娘だと嘘を吐いて有野母を看取る華子は良いね。
その華子の行いが正しかったのか、それとも間違っていたのかという判断基準を僕は持たないけど。
対局の方は、遂に有野からもリーチが入ってしまった。









ドラ
そして、主人公の手はまだこの一向聴のまま。
が豪野プロ、
が比良プロ、
が有野のそれぞれ当たり牌だけど、ここからの
切りなんてあるのかな?
あるとすれば、有野の河がチャンタ気配なのと、直前に通った
狙いだと見抜いての
切り?
ところで、有野は北家だから、
暗刻のチャンタならダマで誰から出てもトップだよね?
リーチの方が出易いと思ったのか、桐谷を意識したのかは知らないけど、このリーチが敗着になりそうだな。
BW
やっぱり、長井は敵側だったのか。
ヒネりがないよなぁ、この作者の書く話。
おまけに、命を軽く扱い過ぎるから、人が死んだところで何とも思わないし。
個人的には、こういうのよりも『麻雀倶楽部』や『すずめの唄』みたいな作品を描いて欲しいのに。
むこうぶち
他家の当たり牌を吸収する赤川に対し、傀の打った一手は空聴リーチか。
確かにそれなら当たり牌を吸収されないから、赤川の読みを狂わせる事が出来そうだ。
ただ、根本的解決にはならないし、何度も使える手でもなさそうだけど。
ゴールドハイ -金色亡者たちの闘牌-
前後編の読み切り。
多額の借金を背負った若者が、一発逆転を夢見て命懸けの麻雀に挑むというよくある話ではあるが、

鳴けば純金製の牌を「お持ち帰り」出来るというアイデアは面白い。
主人公の借金は1億7千万なので、10半荘で約80回チーポンすれば全てチャラになる計算。
ただし、この「金色荘」は常時二飜縛りで、総合トップが取れなければ即死刑。
どれだけ純金牌を手に入れても、総合ポイントとは無関係だというのがユニークだな。
『金を手に入れる』『トップも取る』「両方」やらなくっちゃあならないってのがつらいところだ。
悪い手は見切って鳴きまくりたいトコだけど、そうするとその局を完全に捨てる事になる。
それどころか、無意味な鳴きは放銃リスクを高めるし、二飜縛りだから強引な後付けも難しい。
このルールに主人公が同意し、「金か死か」な「金色荘」での闘牌開始!!

「…うすうす感じてはいるが… こいつらはタダのバカなんじゃないのか…」
開始早々、「ブラックシャドウ」1号2号のシュールさと、主人公のツッコミに吹いた。
さて、この「金色荘」は牌や点棒だけではなく、卓やサイコロまでもが黄金製。
その意味をよく考えなかった主人公は、初戦をトビラスで終える事になる。

単なる演出&ギャグだと思っていた黄金卓に、物語上の必然性があって驚くと同時に感心した。
1枚の純金牌も手に入れぬ内にトバされ、主人公はチャンス1回分をみすみす棒に振った形。
おまけに総合ポイント上のハンデも負ったこの状況を残りの9半荘で逆転出来るのか?
ただ笑えるだけでなく、話がしっかりしていて、次回がとても楽しみな作品だ。
ところで「常に二飜縛り」で「ただしリーチ・ドラは認める」というのは、どう解釈すれば良いのだろう?
リーチとドラを各々役として認めるの? それともリーチ時に限りドラも役として認めるの?
麻雀小僧

お~、成程。


だから本命は切られた牌のマタギスジ以外で、


その上、自らの読みを過信せず、バックの可能性も考慮して役牌は止める気でいたのも良いね。
鉄鳴きの麒麟児

は?
タイトル戦で一人を狙い撃ってハコ下10万点にするって、初代魔人は小人でも飼ってたの?
月子さんは「超能力者なのよ うちのパパ」なんて言ってるけど、そういう世界観じゃないよね、この作品?
それとも例外的に、この初代魔人だけは本物の超能力者だったの?
有野は間に合わなかったんじゃなくて、母の病室前まで行ったのに会わなかったのか。
そんな有野の代わりに、妻と娘だと嘘を吐いて有野母を看取る華子は良いね。
その華子の行いが正しかったのか、それとも間違っていたのかという判断基準を僕は持たないけど。
対局の方は、遂に有野からもリーチが入ってしまった。














そして、主人公の手はまだこの一向聴のまま。




あるとすれば、有野の河がチャンタ気配なのと、直前に通った


ところで、有野は北家だから、

リーチの方が出易いと思ったのか、桐谷を意識したのかは知らないけど、このリーチが敗着になりそうだな。
BW
やっぱり、長井は敵側だったのか。
ヒネりがないよなぁ、この作者の書く話。
おまけに、命を軽く扱い過ぎるから、人が死んだところで何とも思わないし。
個人的には、こういうのよりも『麻雀倶楽部』や『すずめの唄』みたいな作品を描いて欲しいのに。
むこうぶち
他家の当たり牌を吸収する赤川に対し、傀の打った一手は空聴リーチか。
確かにそれなら当たり牌を吸収されないから、赤川の読みを狂わせる事が出来そうだ。
ただ、根本的解決にはならないし、何度も使える手でもなさそうだけど。
偶発役を含めれば、両面のが手広いのは事実ですから
アニヲタが他人の作品を批判しないで下さい
ラス牌切れないなら単騎転がしできず純カラですしそこが狙い目ですかね。
時に。管理人さんは、自炊した書籍の画像編集にどんなソフトを使ってますか?
今はスキャナに付いていた、「Photoshop Elements」です。
確かに純カラですね。すみません。
ソフト名、ありがとうございます。
こんな風に白黒はっきりしててトーン消さずごみも少なく、なんて手元のソフトでは余ったものですから。
参考にさせていただきます。