へぶつい (Heavenly Twins)

鬼ヅモ同好会ホームページ 支部

咲 -Saki- オリジナルドラマ 感想

2009-09-01 23:07:39 | 咲-Saki-
オリジナルドラマ 第1局





1.恐怖! 麻雀怪奇探検隊 その1

 清澄の七不思議について話をしていた咲たち。
 その話を聞いた部長は、物置から七不思議の1つ「血塗れの雀卓」を持って来させる。
 そして、咲たち1年生3人を同卓させ、その雀卓で麻雀を打ち始めた。


 麻雀とは関係ない話かと思っていたのに、雀卓が七不思議の1つとか言い出すから驚いた。
 それにしても、いわくつきの古い雀卓だと言っていたのに、ちゃんと自動卓なんだな。

 のどっちは、怪奇現象については、「怖いから否定する」タイプらしい。
 そう言えば、会場が停電した時も、エトペンを抱きしめて震えていたっけ。


 面白がるタコスに率いられ、麻雀部は他の七不思議も調査する事になった。
 サブタイトルに「その1」と書かれていた様に、話は次回に続くそうだ。

 内容としては、それなりに面白かった。




2.メイド・レベルアップ

 まこの店を手伝いに来ていた咲とのどっち。
 まこの指導の下、咲は妹キャラ、のどっちはツンデレお嬢様キャラの演技を特訓させられる。


 咲とのどっちが延々とベタなセリフを言い続けるだけのカオスな内容だった。
 面白いとか面白くないとか以前に、意味がよく分からなかった。




3.咲の拾いもの

 咲が麻雀部にあった本の間から札束を発見する話。
 これが表に出せない金なのではないかと考えた咲は、誰のものなのかと神経を尖らせる。


 疑心暗鬼でL5になりそうな咲は、まるで主人公みたいだった。
 オチは単純なものだったので、面白さは普通くらい。
 でも、部長だったら、本当に何百万か隠していたとしても、納得してしまいそうだな。




4.タコスをつくれ!

 その日は運悪く、学食も町のタコス屋も閉まっていた。
 タコス不足で力が出ないと嘆くタコスのために、麻雀部一同はタコスを作ってあげる事に。


 咲やのどっちたちの料理の腕が分かるという、本編にはない貴重な話だった。

 のどっちの作ったタコスは、見た目も、味も、完璧な出来。
 レシピ通りに作っただけと言うが、タコスは店のものと比べても遜色ないレベルと高く評価した。

 まこがタコスと言って出してきたものは、広島風のお好み焼きだった。
 まこは、店にあるメニューなら完璧に作れるが、それ以外のものは作れない様だ。
 近似の記憶を利用する、まこの麻雀能力に通じるものがあるな。スタンド『The Book』みたいなものか。
 なお、タコスはそのお好み焼きもちゃっかりと食べていた。なかなか美味しかったらしい。

 咲のタコスは、見た目は普通。
 ただし、トルティーヤの中には、生姜焼きや肉じゃがが入っていた。
 咲が自信を持って他人に振舞えるのは、他にカレーとかシチューとか豚汁くらいしかないらしい。
 咲は父と二人暮らしのハズだが、普段はどちらが料理を作っているんだろうか?
 変な物を食べさせるくらいならばと思い、“おふくろの味”のタコスを作ってしまった咲。
 しかし、意外にも、タコスは咲の作ったタコスを“花丸満点”だと絶賛した。
 タコスは決まった型のない自由な料理、何より作り手の心が味を決めるのだと。

 京太郎のタコスは、タコスミをかけた真っ黒な料理だった。
 その上、中にもタコがたっぷりと詰まっているのだとか。
 大喜びでこれを口にしたタコスだが、出た言葉は「不味過ぎる」だった。
 余談だが、タコスミに含まれるアミノ酸は、イカスミの1/30程度しかないため美味しくないそうだ。
 しかも、生臭いし、水っぽいし、熱すると分離して固まってしまう上、1匹から少量しか取れない事もあって、あまり食材には向いていないのだとか。

 部長のタコスは、のどっちが作った以上に完璧な見た目だった。
 しかし、そのタコスに噛り付いた京太郎は絶句する。
 部長が何処からか持って来たソレは、蝋細工の作り物だった。
 意外にも部長は料理が出来ないそうだが、だからと言って、そんなものを持って来るなよ……。

 最後に、キングオブキングタコスを自称するタコスは、自らの手でタコスを作り始めた。
 タコスが作ったタコスは、その自称に恥じない絶品で、麻雀部員全員を満足させたのだった。
 しかし、京太郎もツッコんでいたが、自分で作れるなら、最初からそうしろって。

 延々とタコスを作っているだけの内容だったが、これもなかなかに面白かった。
 なお、作中では何気に、タコスはタコスが理由で清澄を選んだという話にも触れられていた。




「咲-Saki-」アニメスペシャルサイト



最新の画像もっと見る

コメントを投稿