週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2017年42号 感想


約束のネバーランド

　鬼は誰も知らず、謎のペンが無いと入れない地下シェルターというだけでアレだったのに、



　高級ホテル並みの設備に加え、畑まであるって、コレは笑うトコ？
　しかも、エマの口振りだと、畑は素人でも簡単に増やせるのか。
　人間側にこれだけの科学力があるなら、鬼なんて簡単に駆逐出来ると思うのだが……。


　あと、ギャグで済まされてはいたけど、



　ここに13年住んでいたオッサンを拘束して、施設を強奪するのもどうかと。
　お互いに話し合って妥協点を見付けるとか、そういう試みはしないんだ……。




Dr.STONE

　あさぎりゲンを襲ったのは、フツーにマグマだったか。
　マグマ主観では、手品師のゲンが「妖術使い」に見えたというのは成程といったところ。


　マグマが「妖術使い」を殺したのは、来月に行われる御前試合のため。
　そこで優勝した者はルリの夫となり、次の村の長となるのだとか。

　権力の座にしか興味がなく、身体の弱いルリを始末する事さえ考えているマグマ。
　そんなマグマの優勝を阻止するため、コハクは金狼と銀狼を鍛える事にした。



「もう分かっている 千空が悪ではないことも
　いつものように説明は省くで構わん 目的は何だ！！」

　金狼のこのセリフは格好良い。


　また、ルリに惚れているハズのクロムが言った、



「科学の万能薬でルリが治って 幸せになってくれりゃ それ以上の願いはねえよ」

　このセリフは泣けた。
　何らかの形で、クロムがルリの夫になれる展開を望む。
　また、「妖術使い」から「科学使い」へのジョブチェンジも良かった。

　なお、御前試合は数か月前にも行われており、その時はコハクが優勝してしまったそうだ。
　マグマはそれを妖術によるものだと考えたというから、ホントにゲンはとばっちりだ（笑）。


　御前試合は金狼銀狼に任せ、千空たちが次に作るのはガラス。
　ここでスイカに話を振ったという事は、ガラスで眼鏡でも作るのかね？




ROBOT×LASERBEAM

　第25話。
　ここで初めて、ロボが「ゴルフって楽しいんだね」と口にするところは良いね。




こちら葛飾区亀有公園前派出所



　突然載っていたので驚いてしまった。
　告知があったのかも知れないけど、次号予告は基本読んでいないので……。
　今後も不定期に掲載されるのかな？



　久々掲載の『こち亀』は何度も『斉木楠雄のΨ難』を弄っていた。
　確かによくネタにしているけど、これで作者公認になったか。



　でも、「このネタ マネしていいぞ！！」は、ちょっと失礼じゃないの？
　オリジナリティがあるネタでもないし、そもそも斉木はドッペルゲンガー作れるし。

　なんて思ったら……、




斉木楠雄のΨ難



　『斉木』で早速レプリカロボが出て来て吹いた。
　マネというか、コラボだったのかよ（笑）。



「それ題材だけじゃなくてオチまで一緒じゃないか！！」

　斉木のこのツッコミも笑った。



　ちなみに、『こち亀』のオチはコレ（↑）。
　巻末コメント見ると、今回は完全に『こち亀』を読んでから話を作ったんだね。



　あと、「熱盛」は卑怯（笑）。
　どんな超能力だよ、こんなん笑うわ。




ぼくたちは勉強ができない



　浪人生でOBの新キャラ、小美波あすみ登場。

　作中で「塾」と「予備校」が混同されていたけど、正確には別物みたいだね。
　個人的には、塾は時間の無駄だと思うけど、予備校の授業にはカルチャーショックを覚えた。
　例えば英語では、長文を読解せずとも答えを導き出す方法なんかを教えてるし……。

　新キャラは、小中学生みたいな外見で、実年齢19歳のロリババア。
　で、普段はツンツンだけど、裏ではメイド喫茶勤務……ベタだなぁ（笑）。




火ノ丸相撲

　稀勢の里は横綱になれたけど、この作品の大景勝は大関のまま引退か。
　まぁ、日本人横綱が誕生してしまうと、「国宝」の意義が失われかねないので仕方ない。
　分かってはいるんだけど、大典太に見せた背中が格好良かったので、大景勝の引退は残念。



　かくして、綱取りの夢は大景勝から大典太へと受け継がれた。
　大典太、髷を結っても、目付きの悪さは以前のままか。
　『バチバチ』の天雷みたいに、綺麗な大典太になるかとも思っていたが（笑）。


　柴木山部屋。



　柴木山部屋には、何とバトや大河内くんが入門していた。
　薫山のファンだったバトの部屋入りは微笑ましくて良いね。
　登場早々「薫山師匠の弟子として～」なんて言っちゃってるし（笑）。

　一方、大河内くんの部屋入りは意外過ぎるんだけど、何があったん？
　他にダチ高に出稽古に来ていた中学生、星野光も高校進学せずに入門したそうだ。


　柴木山部屋の関取、冴ノ山関は現在関脇。



　この日は他の部屋との合同稽古で、大典太とは５勝５敗。
　普段はクールな冴ノ山関が、後輩の鬼丸国綱復活にプレッシャーを感じている様子は良いね。
　しかし、稽古とはいえ冴ノ山関と互角って、大典太も随分力を付けたんだな。


　そして、再び入幕を果たした、関取・鬼丸国綱。



　国宝級だったバトを歯牙にも掛けないその姿。
　堀ちゃんの独白といい、この先の大相撲編が楽しみ過ぎる。
　鬼丸だけでなく、幕下のバトや大河内くんの話も掘り下げてくれると嬉しい。




珍ピース



　おおぅ。
　まさかのまさか、漫☆画太郎の新連載が始まるのか。

　『ONE PIECE』は山賊が出て来た辺りで切っちゃったなぁ。
　その後、単行本で10巻くらい読んだら、割と面白かったけど。


　なんて思いながらページを捲っていたら、



　扉絵の次ページで、まさかの打ち切り。
　一話どころか、３ページで打ち切りって何やねん（笑）。

　なお、本物の新連載は、ジャンプ＋で9月25日から始まるそうだ。




シューダン！

　ソウシではなく、ナナセさんがロクに本気を出させるのか。



　まぁ、ソウシの言い分は分かるし、今更聞くのも不自然だよなぁ。
　だから、ナナセさんの行動も理解出来るんだけど、ちょっと主人公が空気過ぎた様な。
　黙って見守るにしても、せめてモノローグとかで存在感出して欲しかった。




磯部磯兵衛物語 ～浮世はつらいよ～

　完徹。



　へぇ～、午前４時まで起きていれば「完徹」になるのか。初めて知った。
　てっきり、全く睡眠を取らず、翌日もそのまま起きている事かと……。