シノハユ the dawn of age 感想

第12話　はやり⑤


本編

「死ぬのかな 私――…」

　そう言って死の影に怯える真深に、はやりんは誓った。



　自分が頑張って「牌のおねえさん」みたいになり、今度は真深を元気にする。笑顔にすると。
　だから、真深も病気に負けず、頑張ってほしいと。

　これが瑞原はやりの原点。


　そして、３年後――
　瑞原はやり、小学５年生。



「今――…
　真深さんみたいになれるように
　少しずつ がんばっています」

　あれ、このマネージャーって、もしかして、まふふの……？



「どこか遠くにいる真深さんをも
　笑顔にさせられるくらい
　そんな私に なれますように！」

　はやりんの口振りだと、真深はまだ生きているのかな？
　そうなると、慕母は真深を延命させるために連れ去られた可能性が。
　まぁ、「どこか遠く」は「天国」とかの暗喩かも知れないけど。


　なお、「牌のおねえさん」は、真深が初代という訳ではない様だ。
　はやりんの話だと、大概は学生麻雀大会で実績を残した人の中から選ばれるらしい。
　また、あまりセクシー過ぎると駄目だという規定もあるとかないとか……。


　閑話休題。


　はやりんのミニコンサート。



「はーややー！！」

　おや、観客席にいるのは、第８話のチンピラとサラリーマン？
　まさか、一緒にコンサートに来るほど、仲良くなっているとは。

　そして、「はゃ…」と言い掛けて止まる閑無ちゃんと、それをジト目で見る杏果さん可愛い。



　あと、幸せそうにたこ焼きを頬張る閑無ちゃんが、以前のタコスみたいで和んだ。
　コンサート前に名前に「焼き」がつく屋台の話をしてたけど、ホントに好きなんだな。
　そういや、その話をしている時は、コンサートなんて見に行かないと言っていた様な。


　お祭りのあと、慕は浴衣を返す前に自宅へ。



　何の用かと思ったら、リチャに浴衣を見せたくて寄ったのか。
　家に来ていた質屋の「慕が母ナナに似てない」という発言は何かの伏線だったりするのかな？




　明後日、慕たちは杏果母の車で海水浴へ。



　そんな慕たちを遠くから見つめる、ツインテールっ娘登場で次回に続く。



　誰なんだろうね、この新キャラ？
　ちょっと、多治比さんに似てるけど、さすがに関係ないだろうし。

　全体的にはそうでもないけど、



　右下に光一点の瞳は、野依プロに似てる？






次号予告

　次号ＢＧ発売日は、『咲-Saki-』と『シノハユ』最新刊の発売日と同日の9月25日。



　そのため、ＢＧには『シノハユ』第２巻の別Ver.カバーが付いて来るそうだ。
　また、『シノハユ』ストラップの抽選もあるそうだけど、ＢＧ３周年に因んで当選するのは33名か。
　欲しいので応募してはみるけど、たった33名ではとても当たる気がしない……。






『シノハユ』第2巻＆『咲-Saki-』第13巻



　9月25日に発売となる『シノハユ』最新刊の表紙は、閑無ちゃん。
　また、『咲-Saki-』最新刊の表紙は、部長になった様だ。

　『シノハユ』第2巻は、閑無ちゃん中心の内容なので当然だね。
　『咲-Saki-』第13巻も中堅戦中心の内容な上、まだ部長が表紙になってなかったので予想通り。








ハイスコアガールについて



　ＢＧのサイトにも書かれているが、そういう訳で『ハイスコアガール』は休載。
　割と楽しみにしている作品なので、こういう形での休載はちょっと残念。