週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2011年07号 感想

銀魂

　この話、まだ続くのか。
　もう、このままダッチワイフを宛てがい、一件落着でも良さそうな気がするが。
　そういや、男型の空気人形でもダッチワイフって言うの？　それとも、ダッチハズバンド？



めだかボックス

　会計戦クライマックス。

　善吉は、第61箱の球磨川同様に江迎さんの手を取ると、球磨川とは正反対の言葉を投げ掛けた。



「俺は今ここにいるお前を！　いないマイナスみたいには扱わない！
　だからお前も！　自分を駄目マイナスみたいに言わないでくれ！」


　そんな善吉に対し、江迎さんの口から零れたのは、幼い頃に人吉先生に言ったのと同じ言葉。



「…………　死んじゃうの
　私が触ると 可愛いわんちゃんを撫でても 可愛い猫ちゃんを抱いても
　みんな腐って死んじゃうの」

「私も 死んだ方がいいのかなあ――」


　この江迎さんの言葉に答えたのは、善吉ではなく、人吉先生だった。



「いいわけないでしょ」
「十三年前にもそう言ったはずだよ　怒江ちゃん」

　ああ、あの時の人吉先生は、そう言ったのか。
　もし、人吉先生が医者を続けていれば、江迎さんはもっと早く救われていたのかね？
　そういや、江迎さんって、いつの時点で、瞳が「先生」だと確信したんだっけ？


　ともあれ、善吉たちは、江迎さんの説得に成功。
　更には、善吉の両手の腐敗も、江迎さんの過負荷ラフラフレシアも、球磨川が『なかったこと』にしてくれた。
　球磨川が言うには、『人を助ける理由なんて』『「気に入らないから」で十分でしょう』だそうだ。


　正直、御都合主義的な展開だな……、なんて思っていたのだが、



　何と、最後の最後で、球磨川の策が発動。

　球磨川は、善吉の腐敗と一緒に、爆弾の鍵穴も『なかったこと』にしてしまっていた。
　これでもう、爆弾を解除する術はなくなり、球磨川も善吉も、仲良く爆死する事が決定。



『It's』
『All Fiction!!』

　あ～、爆発しちゃった。
　これで、球磨川の思惑通り、会計戦は引き分けか？
　ホント、この生徒会戦挙編は、良い意味で予想を裏切ってくれるよな。

　庶務戦は、いきなり球磨川が出場して、善吉に敗北。
　凶化合宿は、途中でマイナス十三組の襲撃を受けて終了。
　書記戦は、負けたら出て行くと約束したのに、飛沫がくじ姉に敗北。後で判定が覆ったけど。


　それはそうと、次回はどういう展開になるんだろう？
　目論見通り、球磨川は善吉と一緒に、安心院さんに会えるのだろうか？
　それに、人吉先生も、約束を守って、喪服で球磨川とデートするの？
　それとも、爆死したのは球磨川１人だけだったとか、そういうどんでん返しがある？



黒子のバスケ

　霧崎第一はチームが一丸となって、エースを潰しに来るのか。
　まぁ、バレない反則は一種の高等技術だよね。鴨川会長の受け売りだけど。

　でも、こんな事を続けてたら、すぐにアンスポーツマンライク・ファウルを取られるんじゃないの？
　第93Qで「フエは鳴っていなかった」と言っていたから、徹底して審判の死角でしか攻撃しないのか？


　それはそうと、個人的には、「無冠の五将」花宮真よりも、この７番の方が興味あるな。



　この選手が「死んだ魚みてーな眼」をしているのは、何か理由があるのだろうか？
　言動を見ていると、まるで感情が無い様にも見えるけど。