咲 -Saki- 感想

第158局　前夜


永水女子と宮守女子

　前回、霧島神境に到着した宮守女子は、永水女子と一緒に入浴。



　２回戦では、ずっと塞に和了りを妨害されていたハッちゃん。
　それでも、試合が終わった今は、後腐れなく仲良くしているところが良いね。

　髪をお団子ツインにしているのは姉帯さんか。
　入浴時の纏められた髪というのは、いつもと違う新鮮な感じがして好き。
　あと、姫様の胸元の湯気が、あまりにも不自然で笑った。




千里山女子



　準決勝敗退という結果を受け、魂が抜けた様なセーラ可愛い。



　去年のエピソードといい、セーラは意外と引き摺るタイプだね。
　まぁ、エースを怜に譲ったとはいえ、千里山の精神的支柱だし、本人も責任感が強そうだしなぁ。

　それに、ある意味では自分を責められた去年の方が気は楽かもね。
　自分に責がなく、他人を責める性格でもない以上、セーラには持って行き場がないだろうし。


　そんなセーラが、同じ立場の愛宕姉に心配されていたと知り、



　憤慨と共に復活するところが良いね。
　取り敢えずは、気持ちのぶつけ先が見付かった様で何より。




有珠山高校



　なんと有珠山高校は、５位決定戦用にユキの新衣装を用意していた。
　この「目立ってなんぼ！」なスタンスは、透華に通じるものがあるなぁ。方向性は異なるケド。




清澄高校



　こちらは、親子水入らずの会食を済ませ、のどっちが帰って来た。
　おかえりのどっち！！




５位決定戦



　三尋木咏プロと針生アナが５位決定戦の見所を紹介。
　１コマ目の針生アナの吹き出しは、TVを観ている人にはTV音声、スタジオの中では肉声という表現か。
　読み進めたら分かったけど、最初は何かと思ったじぇ。


　さて、明日、決勝戦に先駆けて行われる５位決定戦。
　注目のポイントだった、千里山のエース・園城寺怜は無事に出場出来るそうだ。



　最後に、ドヤ顔で余計な一言を付け加える怜可愛い。
　とゆーか、怜はマスコミの前でも、素の性格を隠さないんだね。


　５位決定戦、前にも書いた通り、怜が出場するのなら千里山有利かなぁ？
　ちょっと、格ゲーのダイヤグラム風にして纏めてみた。異論は認める。



　先鋒戦については、スペック的には怜の一人勝ちだろう。
　漫ちゃんの爆発についても、怜ならガイトさんみたいに潰せるだろうし。
　だが、それ故に他３校が結託して、１対３の状況に陥る可能性があるのが麻雀の怖いところだが。

　次鋒戦は、成績が安定している、のよーと美子を互角と仮定。
　その上で、泉をその一段下、ちかちゃんを泉よりちょっと下と考えてみた。
　もっとも、能力持ちがいないので、容易に結果が引っ繰り返る範囲の実力差だと思う。

　中堅戦は、セーラと愛宕姉の一騎打ちだろう。
　準決勝の結果を見る限りでは、江崎さんや揺杏さんが割って入れるとは思えない。

　副将戦は、やはり哩が強いというのが僕の予想。
　フナＱは善戦するだろうが、愛宕妹とユキにはキツイ戦いとなりそう。
　ただ、半荘１回勝負なので、相対的にユキの「左手」の価値は上がるね。
　リザベは試合を小場で進める可能性が高いので、大物手が入ればユキの区間１位もあるかも。

　大将戦は、哩次第ではあるけど、やはり哩姫のコンボが強いと予想。
　まず間違いなく、末原さんの「超早和了り」では止められないだろうし。

　その上で各校のポイントを合計してみると……あれ？
　上では千里山有利と書いたのに、計算したら新道寺有利になっちゃったぞ。
　じゃあ、デジタル的に前言撤回して、僕の予想は新道寺有利という事で。


　果たして、実際にはどういう結果となるのか？
　次回掲載は、次の5月20日発売号。