たばどんどん in California

14歳と11歳の母の日常と子育てと
ちょっとゆる〜い
スピリチュアルな話

私は幸せだということ・・・ 最終章

2011-06-24 00:08:40 | 日記

やっとのことでいなくなった息子を見つけ出した私は

「○○○~ ○○○~」とケージの外から大声で呼んだ。

何度か呼ぶと立ち上がってふらふらになって近づいてきた

ダックスはびっくりするほど疲れてやつれていた。

近くにいた係りの人に「自分の犬を見つけたんだけど

どうしたらいい?」と聞くと「窓口へ行ってください!」と言われ

せっかく再会できた息子をまたおいて窓口へ。メディカルヒストリー、写真

などを見せて自分の犬だと証明できるとお金を払ってやっとのことでケージを

開けてもらい息子をだっこできたのだ。左手に人間の息子、右手にダックス

と書類と鼻緒の切れたビーサンを持ちシェルター内を早足で歩いた。

すれ違う人々みんながにこにこし「両手いっぱいねぇ~」なんて言われたが

「私は幸せなの~」と笑って叫んだ。窓口で聞いた話によるとダックスは

少なくともいなくなった場所から20マイル(32キロ)以上離れたサンタ アナで

見つけられそこのシェルターに届けられたと言っていた。誰かがO'Neill Park

近辺で拾いサンタ アナで落とし、また別の人が拾って届けてくれたのか

O'Neill Park近辺で拾ったが首輪、タグがあるないに関わらず拾ったという

報告をせずに6時間以上保持するとこは軽犯罪になるという事実後でを知って

今日拾ったと嘘をついたのか・・・ ホントのことは分かりようがない。

この8日間の間ずっとお腹をすかせていたのか食べ物をもらっていたのか・・・

もし一人でずっとさ迷い歩いていたとすれば本当に申し訳ない気持ちで

胸が痛む。しかしこうしてまた、だっこしてなでてあげてお腹いっぱいのご飯と

あったかい布団を提供してあげられるごとが本当に嬉しくてならない。

ダックスが見つかって以来、私は本当に幸せだと感じている。いなくなる前と

何も変わっていないのに、私は実はこんなに幸せだったんだと気づいた・・・

主人と子供二人と犬二匹と一緒の暮らしは本当に忙しいが一人一人、一匹一匹が

私にとっては大事な家族でみんながいることが私にとっての幸せなんだという

こと・・・ もうちょっとお金に余裕があってあれを買いたいとかもうちょっと

大きな家に住めたらとかそんなことは本当にどうでもいいことなのだ。

ダックスが帰ってきたその日、13ヶ月の息子はダックスを指さし「○○ ○○」

と嬉しそうに呼び出した。まるでいなくなっていたこともずっと探していたことも

知っていたかのように・・・
                            おわり










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