手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

C3mでライン・アンプ その1

2014年11月09日 01時12分54秒 | プリ・アンプ

金田式 真空管DCアンプによく登場するC3gと同等管のC3mだが、いつかはこれを使って
DCパワーアンプを作ろうと思っていたが、もう断念した。が、以前からこれを使った
ライン・アンプが「いい音がする」というのをWeb上で見つけて気になっていた。
こちらが、その platycerus氏 サイトだ。

http://d.hatena.ne.jp/platycerus/20130108/p1

以前、作っていたCR型イコライザ用の電源を転用して 適当なシャーシに組んでみた。



真ん中にあるのはチョークだ。
 上記のサイトの主催者の platycerus氏によると B電源はリップル除去のために定電圧化して
あるとのこと。球用の定電圧電源は今は手持ちがないので、とりあえずチョークで対応することに
した。

回路はシンプルなので、数時間で完成。音を出したら まさに「仰天!!」するような
活き活きした音が飛び出してきた。ただゲインが10倍もあるので使い難い。
とりあえず PG帰還を掛けて 4倍ほどにゲインを落とした。

本当にplatycerus氏も述べておられるが 「いいものを作った」と思った。
空気感、音の存在感を際立たせる音場が現れる。特に弦楽器と Vocalものがいい。

ただ、単管動作なので、出力インピーダンスがそれ程低くないのが気になるところだ。
カソード・フォロアでも入れたくなる。

が、まずは、もう少しまともな 入れ物に納めなくては。それと、アルミ製のカバーを
外してみよう。


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