もう30年近く経た キット向けのシャーシを使って パーツの取り付けなどに着手してから1カ月が過ぎた。
このキットはHAL AMPというガレージ・メーカー(?)から購入したものだ。オリジナルの回路は
初段がECC88の差動回路で+-電源は安定化されている。6FQ7クラスの球で受けて終段がKT-88ppと
いう構成だ。KT-88はUL接続と三結がスイッチで切り替えることができて、そのバイアス電圧はオートで設定される
という回路となっていた。
私は、キットのうちシャーシと出力トランス(山水のSW-70)のみを購入した。
昔はこんな要求をメーカーが受け入れてくれたものだ。
今回は、出力管は6384として、出力トランスはTANGOのXE-45(8k)を使うことにした。
電源トランスはTANGOのMX-280(指定は山水のSV-270だったかな?
一応、KT-88で組み上げたこともあるが、音は私好みではなかった。今、思えば技量が未熟だったから
だと思う。GECのKT-88を使ったのだが、高域に癖があり、好きになれなかった。
その後は、EL-34ppの三結で使っていたが、これも取り立てていい音、というようなこともなくて バラしてしまい
お蔵入りとなっていたものだ。
monoアンプなので、電源にも余裕があるので、ちょっとは期待しているが、どうなることやら。
来週中には音出しにこぎつけたいものだ。