手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

USA ストラトキャスター

2019年11月05日 00時35分10秒 | Guitar

 今日の午後にギターが届いた。

FENDER USA American Deluxe Stratocaster ASH TSB (2009年製)



オークション上で見た画像が、今まで見たことがないボディーカラーだったので興味があったのも、このギターが欲しくなった要因だ。
実際の実物を見て更に興味深かった。





ストラトモデルは国産・米国製を含めるとSCHECTER(初期の米国製シェクター)、Valley Arts(国産、米国製オリジナル)、Moon(国産)3本、Fender Claptonモデル(米国製)Sadowsky(R1 classic)を使ったことがある。

この中で、ギターの良し悪しがわからない頃に入手した初期モデルのSCHECTER(シェクター)を手放したのが、少し悔やまれる。
このブログにも紹介したValley Arts PROは、本当にいいギターだった。
が、家族から「本当にいいものだけ残して断捨離して」と言われたので、そろそろ、そういう年齢になったので、オークションで処分した。
 このとき感じた残念なことがある。

というのが、買いたいとメッセージをしてきたのが二人いたがいずれも米国人だった。
この手の取引は、怪しいので相手にしなかった。
で、悲しいかな以前だと信じられないくらいの価格で出品したのに、ギリギリまで入札がなかった。一応落札はされたが、落札したのは業者だった。
で、その業者は良心的なのか、「私どもは、米国人からの依頼うけてギターを探している。
もし、海外へ転売することが嫌であればキャンセルして下さい」と言ってきた。
そんなことを言う必要はないと思うのだが。
 とにかく、今は日本人の若者は、「いいギター」など探していないのだろう。

そんなことを考えながら届いたギターだが、10年を経ているにしては、新品同様だった。
シールドも、ストラップも、全く使った形跡がなかった。
飾っていたのだろうかと思ってしまった。

早速、手にしてみたら何かおかしい。トレモロ・アームがビクともしない。
弦高も妙に高いセッティングだ。
 まず、トレモロのスプリングを5本から3本に変更。トレモロ・ユニットの支点になるビスを調整。ブリッジのコマを下げて弦高を調整。

これで、調整終了。
こんなメイプル・ネックの色、見たことないというくらい、薄い色のネックだった。

アンプに繋いで音を出すと、もう何年も聴いてない、シャキシャキの音が出た。
久しぶりにシングルPUの音を聴いた。

 これまで、どうも私は、レスポールが出す綺麗なディストーションの音を求めてきたようだ。これは、GibsonのES-335と、HeritageのH170で得ることができたし、より現代的で弾きやすいPRS Custom24でも実現できた。

が、アッシュ・ボディで、メイプル・ネックが出すシングルPUらしい音を、今日このギターで聴くことができた。造りもかなり良い。
弾き込むともっと良くなりそうな気がする。




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