手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156を使ったアンプ その14

2019年02月23日 00時59分10秒 | 真空管アンプ

 我が家のある団地(一個建てが主)は、私よりも上の世代が多い。当然リタイアした人も多い。周りも静かだ。
なので早い時間から大きな音は出すのは気を使う。
一応、二重窓にして防音対策はしているつもりだ。
  ということで、夕方近くになって音出しをしてみた。
何か、違う。
片方の初段がSRPPのままのアンプとは音がというか、肌触り(耳触り?)が違う。
早速、SRPPのままのアンプも403Bの五結+E80CCのカソード・フォローワーに変更することにした。配線も終わり、両方のアンプの動作を測定してみた。

初段の増幅度を測ってみると、微妙に増幅度が違う。プレート抵抗、SGへの抵抗、カソード抵抗の値は同じなのに。片や 約60倍、もう片方は56倍。EL156を含めた全体の
利得が、120倍と114倍となった。
初段の403Bの個体差なのだろうか。
NFBを9dBほど掛けて、作業終了。
仕上がりゲインは32dBほどで、結構、感度の高いアンプになった。
既に 0時を回ったので、音量は控えめに「ノラ・ジョーンズ」を聴いてみた。
 何も気にならずに聴ける。ナチュラルと言えばいいだろうか。
一応、入力電圧と出力が追随する範囲は12Wくらいのアンプになった。
入力を上げクリップしているのを前提に18Wまでは行くようだ。
 これくらいのスペックでも私の部屋では十分な出力なのかも知れない。
これを参考にPPアンプを作る予定でいたが、少々、迷うところだ。


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