ポコの日記２０１３ー２５６
－姉妹の絆、２３ 完結話－
さて、
ここらで一度、
今までの事柄を整理して
おこうと想うのよ！
だって、
時間の流れが、バラバラで
私も頭が、こんがらがるから、
しっかりと、
まとめておくわね？
そもそもの始まりとなった
『ペンフレンド募集』の
アニメ雑誌が発売されたのが、
５月の春の終わり頃だったの。
それを、
自分用の誕生日プレゼントと
して買った『G』が……
姉のLに青い手紙を出したのが、
６月の初め頃？
姉が青い手紙を受け取り、
戦略的ピンクの返事を書いて
出したのが……梅雨が終わる
６月の下頃だった訳よ？
それから、
ふたりの奇妙な文通が始まり、
２ヶ月が過ぎたあたりで、
例の５０ページのレポートレターが
来て……姉は……ついに……
この私に、恋の相談をし始めたの。
つまりね！
暑い夏休みが始まる数日前
だったのよね？
でもね。
初めから、引かれ合っていた
LとGではあったけど……
すぐに、恋人みたいになった訳
でも……なかったの？
姉は、初め、
ほとんど奇跡に近い
男の子との会話に
夢中になっていて、
まるで日記を書くように、
ピンクの手紙を出していた
みたいなのよ？
後に、姉のLが……
そう、私に白状していたからね。
そして、
あの分厚いレポートレターこそが、
大好きなGからの告白文……？
要するに、
「君が好きだ！」……と言う……
初のラブレターだったのよね？
もちろん、
姉は、天にも登る気分で、
喜んでしまい、何をどう、
返事していいものか？
悩み抜いたあげくに……
恋愛のプロに見えていた妹の
私に……やもなく……
相談して来たと言う訳なのよ！
ここまでは、
まあ～、普通の恋愛ごっことも、
言えていたんだけど……
問題は……
私が相談に乗り始めた後に……
次第に……起こって行ったのよね？
『新しい愛を作る？』
このフレーズが、
やがて、
私の人生をも、左右させる
大きな波になろうとは……
当時の幼い私には、
想像すらできなかった事だったの？
自信満々に黒い瞳を輝かせて、
愛以上の愛を信じ始めていた姉のLは、
それは……妹の私ですら……
まぶしくなるほどに……可憐に……
美しく成長して行ったのよ！
まだ人類は、知らなかったの？
愛の中に存在する……
それ以上の……巨大すぎる……
人間心理の……覚醒力を……？
青い手紙とピンクの返事が、
その奇跡を……
真実の力へと変質させて行くの？
これから語る話を、
信じるかどうかは……
これを読む、すべての人に
ゆだねる事にしたいのよ、私はね。
あなたは……信じますか？
愛が……進化を遂げる……
この物語を……？
『姉妹の絆 第一部』
完
ご愛読、誠にありがとうございました！
誠に申し訳ございませんが、
今回にて、第一部の終了とさせて
いただきます！
第二部の掲載は、まだ……
未定ですが……
できるだけ早く、再開するつもりです！
それでは、皆さん！
また、見てね！？
ポコの日記でした！
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