新榧(しんかや)とは?
囲碁将棋に使われている材料で、「新榧(しんかや)」というものがあります。
新桜、新椿、新桂、新榧・・・など
「新(しん)」という表現は、オリジナルの代わりとして使われている材のことが多いです。
では、新榧(しんかや)って何なのでしょうか。
新榧 = スプルース
つまり「新榧は、スプルース材のことを言います。」
では、スプルースとは?
マツ科トウヒ属の英名を「スプルース」といいます。
トウヒ属(唐檜属、英語: spruce(スプルース)、学名:Picea)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹の総称。
現在、北半球には約50種のトウヒ属の樹種があり、主に北米から大木を輸入しています。
まっすぐ成長するため大きな材がとりやすく、無臭で油分もないため加工しやすいという特徴が幅広く使われている理由です。
その中でも、盤材として向いているのが「シトカスプルース」
シトカスプルースは、西海岸のごく限られた海岸に近い場所に分布し、木目の通りが鮮やかで、細かく緻密です。ギターに使われています。
◆「スプルース」の用途について
スプルース材は、家具や建材のSPFとしても使われています。
白肌の無垢の家具は素敵です。本榧は和室、新榧は洋室に合います。
新榧(しんかや)とは「スプルース」のことです。