どうも、リッドです。
先月発売のモデルグラフィックスに載せていただいた「震電Ⅱ洋上迷彩仕様」
最初、この塗装仕様にする際に考えていたのが、
クレオスから発売が発表させれたばかりの「航空自衛隊機洋上迷彩色」の特色セットを
使用してそのレビューをするというものでした。
しかし、半月ほど待っても発売アナウンスがかからないので、作例じゃいろいろ混色してイメージ優先で塗装しました。
やっと発売されたよー。(*゜▽゜)ノ
開発において、実機からそのもの“ズバリ”を追求したという今回の塗料。
箱も、日の丸全面でなんだか気合入ってますね!
モデラーの長年の悩み!そして写真からのイメージで塗った作例のものとの答え合わせ&レビューしたいと思います。
左から
機体のベースになる薄い青「C374シャロウオーシャンブルー」
機体上面の濃い青「C375ディープオーシャンブルー」
機首レドーム色「C376レドームグレー」
早速サンプル塗ってみた。
さーて、どういう色味なのかなー(*゜▽゜)ノ
(゜▽゜)…
Σ( ̄Д ̄;;
ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?
機体色が「ブルー」じゃないだと?!
いや、ブルーって言ったらブルーなんだけど、かなり赤みが強い。
なんというか、…藤色に近い?でも、彩度は高いから…なんとも絶妙な色。
予想外デス。
レドームグレーの方は現用機のオーソドックスな色味。
クレオス315の「米海軍標準塗装色」に似ているかな。
作例で使った色と比較。
左から「C374」「不採用色」「作例機体色」「作例機体上面色」
うわー、全然違うー。・゜・(ノД`;)・゜・
作例は、青味を増すために「ミディアムブルー+インディーブルー」だけれども、不採用にした「ミディアムブルー+スカイブルー」の方がまだ近い。
というか、これって指定色の72番ミディアムブルーそのままでも、色味の方向としては間違ってないって事なんだな。
上面色も比較。
こちらは作例の方が青いとはいえ、明度は大体あってる感じ。
■まとめ
結果として、作例の色は元の色とかなりかけ離れてしまったというオチになってしまいました。ヽ(TдT)ノアーウ…
でも、チップを作って手持ちの写真をみると、確かにこういう色味をしているところもあるんですなこれが。
元色が艶消しで、さらに偏光性質を持った特殊塗料。
写真に撮られるものは、光源も太陽光で空の青が反射したりしてることを考えると、作例はあれでイメージ的には正解とも言える。
つまり、答えがなさすぎるのがこの「航空自衛隊洋上迷彩色」。
まあ、ウチみたく塗装で自由に調色を行えるならイメージで塗ればいいわけですが、そういう人たちばかりじゃないですからね。
その中で発売されたこの特色セットは、答えのない色に定番の、かつかなり実機を意識して正確な色を提示したというものですからね。これまでの指定色に比べ限りなく正解に近いものでしょう。
万人のイメージを求めるのは不可能ですから、それよりも方向性というか基盤としてのこの「特色セット」という感じでしょうか。
事実、これを「調色で出せ」といわれたら、かなり難儀する色味であることは確実ですからね。まず500円分の塗料で表現できる色じゃないですし。
これをベースに模型の楽しみ、各々がイメージする色に持っていく調色等のステップアップをしてもらうのもいいんじゃないかなと。
それに洋上迷彩機を気軽に作れるようになるのは、かなり有益であるのは間違いないしね。
これを使って作ってもらう事こそが大切じゃないかなと思います。
先月発売のモデルグラフィックスに載せていただいた「震電Ⅱ洋上迷彩仕様」
最初、この塗装仕様にする際に考えていたのが、
クレオスから発売が発表させれたばかりの「航空自衛隊機洋上迷彩色」の特色セットを
使用してそのレビューをするというものでした。
しかし、半月ほど待っても発売アナウンスがかからないので、作例じゃいろいろ混色してイメージ優先で塗装しました。
やっと発売されたよー。(*゜▽゜)ノ
開発において、実機からそのもの“ズバリ”を追求したという今回の塗料。
箱も、日の丸全面でなんだか気合入ってますね!
モデラーの長年の悩み!そして写真からのイメージで塗った作例のものとの答え合わせ&レビューしたいと思います。
左から
機体のベースになる薄い青「C374シャロウオーシャンブルー」
機体上面の濃い青「C375ディープオーシャンブルー」
機首レドーム色「C376レドームグレー」
早速サンプル塗ってみた。
さーて、どういう色味なのかなー(*゜▽゜)ノ
(゜▽゜)…
Σ( ̄Д ̄;;
ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?
機体色が「ブルー」じゃないだと?!
いや、ブルーって言ったらブルーなんだけど、かなり赤みが強い。
なんというか、…藤色に近い?でも、彩度は高いから…なんとも絶妙な色。
予想外デス。
レドームグレーの方は現用機のオーソドックスな色味。
クレオス315の「米海軍標準塗装色」に似ているかな。
作例で使った色と比較。
左から「C374」「不採用色」「作例機体色」「作例機体上面色」
うわー、全然違うー。・゜・(ノД`;)・゜・
作例は、青味を増すために「ミディアムブルー+インディーブルー」だけれども、不採用にした「ミディアムブルー+スカイブルー」の方がまだ近い。
というか、これって指定色の72番ミディアムブルーそのままでも、色味の方向としては間違ってないって事なんだな。
上面色も比較。
こちらは作例の方が青いとはいえ、明度は大体あってる感じ。
■まとめ
結果として、作例の色は元の色とかなりかけ離れてしまったというオチになってしまいました。ヽ(TдT)ノアーウ…
でも、チップを作って手持ちの写真をみると、確かにこういう色味をしているところもあるんですなこれが。
元色が艶消しで、さらに偏光性質を持った特殊塗料。
写真に撮られるものは、光源も太陽光で空の青が反射したりしてることを考えると、作例はあれでイメージ的には正解とも言える。
つまり、答えがなさすぎるのがこの「航空自衛隊洋上迷彩色」。
まあ、ウチみたく塗装で自由に調色を行えるならイメージで塗ればいいわけですが、そういう人たちばかりじゃないですからね。
その中で発売されたこの特色セットは、答えのない色に定番の、かつかなり実機を意識して正確な色を提示したというものですからね。これまでの指定色に比べ限りなく正解に近いものでしょう。
万人のイメージを求めるのは不可能ですから、それよりも方向性というか基盤としてのこの「特色セット」という感じでしょうか。
事実、これを「調色で出せ」といわれたら、かなり難儀する色味であることは確実ですからね。まず500円分の塗料で表現できる色じゃないですし。
これをベースに模型の楽しみ、各々がイメージする色に持っていく調色等のステップアップをしてもらうのもいいんじゃないかなと。
それに洋上迷彩機を気軽に作れるようになるのは、かなり有益であるのは間違いないしね。
これを使って作ってもらう事こそが大切じゃないかなと思います。
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