kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

大人の雛祭り

2018年03月03日 | Weblog

雛祭りは女の子の健やかな成長を祈る節句の年中行事である。
雛人形を飾り、菱餅、雛あられを食べ、白酒を飲むという風習がある。

爺には娘が3人いるが、既に皆成人しており、2号、3号は一人暮らしをしているので、家で雛祭りをすることもない。
孫娘はまだ5歳なので、雛人形は出したものの、女房殿が仕事だったこともあり、節句らしい行事も特に催さなかった。

そんな折、「美容院が13時頃終わるので一杯いかが?」と娘3号からメールがあった。
特に予定もないし、娘と呑むことを断る理由は何一つない。
よって、娘が行く美容院の近くの東急東横線新丸子駅で待ち合わせることになった。

新丸子~武蔵小杉界隈は、爺が社会人になった最初の勤務地があった場所で、ここいらの昔ながらの呑み屋はよく知っている。
まず、呑み屋というより大衆食堂という雰囲気の”三ちゃん食堂”でカンパーイ。
熱々のの厚揚げ、さつま揚げは自家製だろう。これを喰った娘3号は、「こんな美味しい厚揚げとさつま揚げは食べたことがない」と、爺をヨイショする。



じゃあ、二軒目は昼間はサワー系アルコール半額の”やきとん屋”へ。
やきとん、串揚げを喰らいながら、半額のレモンサワー、梅干しサワーをグビグビ。

もう一軒行く?
ここは昔から変わりダネの串焼きがある”文福本店”
うずらの卵3つ串刺しにした”玉三郎”や、ビーマンにチーズとコーンを入れて焼き上げた”ビーコン”を注文し、アルコールを更に胃袋へ流し込む。

武蔵小杉横須賀線口に歩いていく途中の、小杉センターロードという路地にある”慎ちゃん”で〆ることにした。
正統派串焼きを頬張り、〆の酒を呑む。

は~、喰った、呑んだ、酔っぱらった。
娘3号も大人の雛祭りを十分満喫してくれたようだが、来年は男雛も交え、更に盛大な大人の雛祭りを開催したい。

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