
年に何度も着物を着て出かけるわけでもないが、雪駄以外の履物を探していた。
ジーンズの時に履いている、ゴム底でサンダルのような雪駄なら長時間歩いてもさほど問題ないのだが、皮底で踵にしっかりした後金を打ち込んだ雪駄を履いて、旧所・名所や七福神巡り等するとかなり腰に負担がかかる。
雪駄以外で着物に合う履物はないかと探していたところ、京都にSOUSOUという『新しい日本文化の創造』をコンセプトにした、和装や小物雑貨等を取り扱うお店があることを知った。
SOUSOUでは小洒落た地下足袋も数多く取り扱っており、わざわざ本店がある京都まで行かずともネットで購入できるのだが、地下足袋を地下に履いてみるため東京の青山店まで出張って行った。
場所は南青山、爺が生活する北加瀬とは異次元の街であり、SOUSOU青山店もチョーお洒落でテキトーなジーパン姿では入り辛い店舗なのだ。
店内に入っても、そこいらの洋品店のように甲高い声で「いらっしゃいませ~」「今日はどのような物をお探しですか~」などと言い寄ってこないので、ゆっくり品定めができる。
地下足袋だけでも、股付、先丸、柄違い等々で50種類ほど並べてある。
あれこれ履いて一番気に入った「股付5枚足袋かごめ編み正紺」を購入してきた。
本日朝から、この地下足袋を履いて近所にある三ツ池公園に孫と散歩に出かけた。
ジーパンと合わせても違和感なく、履き心地は足にピッタリとフィットし、軽くてとても良い。
早々、着流し姿で、この地下足袋を履いて長距離歩行してみたいと思ったが、爺のゴールデンウィークは今日が最終日であった。
物事は然々然々うまくいかないものだ。
地下足袋も進化しているんですね。
私は履いたことはことはありませんが、子どものころ小学校の運動会では、みんな専用の白い足袋で参加するのが普通でした。
走るのに適したものでしたが、その日で穴が開いてだめになるシロモノでしたが・・・
前日に買ってもらって、それを履いて夕刻から自主トレしました。
高学年になった頃、ゴム底の物が出回り買ってもらいましたが、翌年はサイズが合いませんでした。