手放し

車を運転中、思わずハンドルから手を放してしまった。

平成29年大相撲初場所14日目結びの一番。横綱白鵬×貴ノ岩戦で、貴ノ岩が寄り切りで買った瞬間、大関稀勢の里の初優勝が決まった。
この日、稀勢の里は、今場所好調の元大関逸ノ城を破って、13勝1敗。
これを追っていた白鵬は今日まで11勝2敗の成績なので、勝って千秋楽の直接対決に持ち込みたいところだが、負ければ、その瞬間に稀勢の里が優勝となる。

その一戦を車を運転しながらラヂオを聴いていおり、仕切りが始まってからは真に手に汗握る状況であったが、貴ノ岩勝利の瞬間、ハンドルから手を放してしまった次第。危ない、危ない。

本日の新聞でも、稀勢の里の初優勝が大きく報じられている。
さあ、本日の白鵬戦で勝利をもぎ取り、次なる悲願である綱取りをより確実なものにして欲しい。



そうなれば、天から見守っている元師匠の故横綱隆ノ里も、手放しで喜んでくれるだろう。