kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

トマト屋

2010年06月27日 | Weblog

我が女房は”トマト”が好きなのである。

金曜日に少しばかり懐が暖かくなったので、土曜日は久しぶりに女房と2人でディナーをすることにした。
南武線矢向駅から徒歩5分ほどの住宅地にひっそりとたたずむ小さなレストランは、その名もずばり「トマト屋」。
次にいつあるか分からない2人でのディナーだから、少しでも気に入ってもらえるところはないかと、webで「トマト・川崎・レストラン」で検索していたらこの店を発見したのだ。





とにかく今日はトマト料理を食べつくそう。
そう2人で話し、まずは「トマトサラダ」と「トマトと茄子のアンチョビソース」。
トマトサラダはご覧のとおり丸ごとトマトで、味のほうは以外にも中華風だった。





普段アルコールを口にしない女房も今日は少しばかりお付き合いをしてくれた。
40おやじはビールを一杯呑んだ後にジン&トマトの「リトルデビル」を、女房は「トマトニック」というソルティードックのようにグラスの淵に塩で飾ったカクテルを注文。

 

メインディッシュは「カジキマグロのトマトソース」と「鶏肉のトマトソース」。
お店の方から、「どちらのソースも同じなので別のメニューの方がよろしいのでは?」とも言われたが、今日はとにかくトマト三昧で行こうと決めていたのでメニューの変更はない。

2人でアルコールを呑んだのは何年ぶりだろうか。
そのせいか、今日はほんの少し、ほんの少しだけいつもより会話が多い。





メインディッシュも綺麗に食べつくし、トマト以外のメニューを注文したのは、これだけ。
そう、セロリのアイスクリーム。
アイスの中にセロリのみじん切りがいっぱい入っていて、味は甘味の中にちょっぴり苦味があり、抹茶アイスのようでもある。



注文した料理がこちらのペースに合わせてテーブルに出てくる。
webの評価では接客があまり良くない、なんてことも書かれていたが、まったくもってそんなことはなく、とても素晴らしいお店である。
そして今日、このお店で一番気に入ったのは、女房が注文した「トマトニック」というカクテル。
無色透明なのにしっかりとトマトの香りと味がして、まるで真っ赤なトマトを丸かじりしているような感覚さえあった。

6時に予約をして約2時間。
お店を出ると小雨がぱらついている。あいあい傘で駅まで歩く。
こんな店で娘1号の門出を祝福してあげるのも良いかもしれない、てなことも考えたりする。

”トマト”ばかり呑み喰いしたからではないが、”良いこの夫婦の恋よ”  何てネ。

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