家でくつろいでいるとピンポン♪とドアフォンが鳴る。
ドアフォンに応答するとどうやら宅配便が届いたようだ。昨日の富士登山で両の足は猛烈な筋肉痛であり、その足で階段を降りるのはかなりの苦痛なのだ。
が、苦痛は歓喜に変わった。
宅配便の内容は先月「ベルーナグルメ友の会」に注文した「夢の地酒道楽」の8月分だったのだ。前回同様、ダンボールには潔いほど「酒」と書かれているので、開封せずともそれだと分かったので小さく「おぉ」と声を漏らしてしまった。
今回の2本は、加賀百万石の伝統と文化、そして技を受け継ぎ酒文化に貢献する「金谷酒造店」の「金乃澤」と「金城一」。
杜氏の井窪一郎氏は春から夏場は米作りと漆塗りをしており、漆塗りは器や家具ではなく家の柱や天井に使う白木を塗る職人で、木の素材や使われる場所に合わせた漆の調合も感と経験と感性が要求されるという。
このような研ぎ澄まされた感性を持った杜氏が造った酒を今すぐにでも呑んでみたいが、前回分の2本が少しずつ残っているし、明日は仕事なので心ゆくまで酒を呑む訳にはいかない。
来週末は小さなグラスを4つ買ってきて日本酒4銘柄の呑み比べをしてみよう。
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