写真は、1976年に行われた、モハメッド・アリとアントニオ猪木の格闘技世界一決定戦の調印式の模様である。
当時、高校生だった爺は、調印式やその後の動向をプロレス雑誌でチェックし、世紀の一戦を目の当たりにした。
アリ&猪木が全力を出し切った戦いを、爺はリアルタイムで15R終了まで拳を握りしめ観戦しており、終了のゴングが鳴るや、ぐたっとなるほど疲れ切った。
以前は世紀の凡戦と批判された格闘技世界一決定戦だが、最近は評価も上がってきており、後世に語り継がれていくであろう。
本日、ひとつの調印式が行われた。
とあるビルの一室。特に報道陣もいないし、東スポの記事にもならないだろう。
調印式に出席した人々は、テーブルに置かれた書類に粛々とサインし、印を押下した。
淡々と回収された書類は”労働条件通知書”だ。
調印式は、爺が2017年4月から仕事をするための労働条件通知書を提出するための場である。
後世に語り継がれていくような調印式ではないが、爺にとっては、やっぱりひとつの重要な節目。
給料は若干減額となるが、印を押したからには責任を全うするのがサラリーマンの務め。
もうしばらく全力で戦っていこう。
まだまだ、ぐたっとするには早すぎるからね。
でも、理由はなんであれ、酒を呑めれば嬉しいです。
61歳の次の調印式も、あっという間です。
互いに健康第一で頑張りましょう。
もう38年経つのに。
38年と比べれば次の調印式など本当にアッと言う間でしょうね。
立場は変われど、やることは変わらないので、健康第一で頑張ります。