牛のレバ刺しの提供が7月1日から禁止された。
6月末は最後のレバ刺しを喰らおうとする人で、焼肉店は繁盛したようである。
オヤジも6月29日の金曜日に新橋烏森通りのレバ刺しを喰ったことがある居酒屋に立ち寄り、「レバ刺しある?」と尋ねたが「ないのよ」と言われ、ひとり寂しくトボトボと帰路に就いた。
人間、無いと言われると欲しくなる。
禁酒法時代のアメリカでは、密造酒が横行し、アル・カポネ等のマフィアが巨額の富を手に入れた。
さて、脱法ハーブが横行する日本で、脱法レバ刺しはまかり通るのか?
ところが近所のスーパーでレバ刺しを見かけた。
見た目は正にレバ刺しそのものなのだが、喰ってみるとサッパリしていて濃厚さに欠ける。
生のレバーを喰った時に感じる、ガルー!と叫びたくなるような肉食獣の魂に火がつかない。
そりゃそうだ。これはレバ刺し風蒟蒻だから仕様がない。
これを喰っても活力が沸かない。
禁止するのは簡単だが、フグ刺しのように資格制にする等の対応はとれないものなのか。
ニンニク醤油を付けたレバ刺しを喰らってもう一度叫びたい。
ガルー!!
これは見出しの肝心なところを小さく書く東京スポーツ商法を真似ているかもしれませんね。