このところ寒い日が続いているため、今年の桜開花時期は平年より若干遅れると予報されている。
そんな状況ではあるが、我が家には”サクラサク”との朗報が入った。
現在、大学4年生であり、卒業式を3月19日に控えた娘3号は、昨日まで就職先が決まっていなかった。
3人娘の末っ子だからか、ややのんびりしていて、どうにかなるさ的な考えを持っているので、就職活動もおっとりしたもの。
一社ダメだったら、その段階で次の一社を探して会社説明を聞きに行くという、電車でいうと単線方式なので、この時期までズルズルを来てしまったのだが、最近は、本人も3月16日の誕生日までにはどうにかしたい!と意気込んでおり、この数日は顔つきもシャッキとした感じに変わってきていた。
先日、中堅建材メーカーの一次面接を受けたのだが、筆記試験が全然できなかったので、諦めムードで本日の二次面接に向かった。
勤務時間中の14時頃、爺のスマホが鳴った。
娘3号からの電話である。
その表情さえ伝わってくるような明るく上気した声で「おとーさん、心配かけたけど、今日、採用されたよ」との報告があったので、「そうか、良かったな。おめでとう」と冷静に短い言葉を返したが、内心、今この場で両の手をしっかり握りしめてあげたいほどめっちゃ嬉しかった。
これから先、桜の花が満開になるかどうかは、本人のがんばり次第だが、せっかく開いた花がすぐに散ってしまわぬように、できる限りのサポートをしていきたい。
近々、新橋で。