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お母さんがお泊りの仕事の時の出来事だよ。
今日の案内役は、怖い話専門のミッキー。
お母さんたちが、夜のオムツ交換をすべて終えて、
オムツの入った袋を外のごみ専用の倉庫に入れた時、
不可解な声が聞こえた。
その声は、低くて男の人のようだったとか。
お母さんは、外に出ていてその声を聞かなかった。
その場にいた2人の人が、「何か聞こえた?」って。
「その突き当たりのところから聞こえたよ」
お母さんは、幸いにその声を聞かなかったので、
怖くも何ともなかったが、2人の人たちは怯えていたみたい。
「誰かが苦しんでいるかもしれないから、見ておこうか」と、
声がしたあたりの部屋を覗いてみたお母さんたち。
みんな静かに寝ている。
起きて声を出している人はいない。
じゃあ、あの声は?異次元のものだったのかしら?
ぼく・ミッキーが、一緒に行ってあげるよ、お母さん。
彼が、彼女を呼んでいたのかも?
彼女も、霊になった彼でもいいから会いたいと、言っているのですが・・・