「KEIRINMAGAZINE WEB」編集長・若生他がGレース競輪をレポート&色々な競輪NEWSを掲載します!
KEIRIN MAGAZINE NEWS
KEIRIN MAGAZINE NEWSをご覧の皆様へ
大変申し訳ありません。
今後の競輪系の記事に付いては、ニコニコチャンネルの競輪マガジンチャンネルで掲載致します。
こちらでは、写真で見せるような記事はこちらで掲載していきます。
より一層、楽しい、また的中に近い情報を掲載していく予定なので、皆様、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪 初日(5月17日) 取手競輪場で熱く開催!!
全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪が、5月17日から18日に取手競輪場で開催されます。
初日は風の強い1日になりましたが、浅井康太選手の捲りや脇本雄太選手の先行がすごかったですね。2日目も好レースに期待が高まります!!
6レース終了後には、戸邉英雄さんのS級在籍連続30年記念セレモニーが行われました。
2日目のスーパープロピストレーサー賞は、金子貴志選手、脇本雄太選手、小倉竜二選手、東口善朋選手、浅井康太選手、神山拓弥選手、伊藤保文選手、志智俊夫選手、岩津祐介選手が進出しました。
ハードスケジュールの脇本選手とケガあけの浅井選手ですが、レースではしっかり自分も持ち味を活かした走りをみせてくれました。また、好調の岩津選手がどう動くかも気になりますね。乞うご期待!!
9レース・ゴール
10レース・ゴール直前
11レース・最終ホーム
◆ダッグアウトから◆
●1レース
捲って1着の石丸寛之
「朝イチに40歳捲りで死亡!(笑)」と、フラフラで戻ってきた石丸選手。
(「こんなの丸サマじゃないっ!」と石丸ファンに泣かれてしまいそうなので、もう1枚)
先行した伊原克彦の番手から3着に入った渡辺航平
「伊原はいっつも頑張ってくれますね。ワンツー決めたかったけど、僕がもう少し何とかできればよかったんですけどね。今日は風が強かったので、前にいてよかったです。捲りだったら、ついていくのがきつかったと思います」
●2レース
先行した筒井裕哉が2着に
「前回が不甲斐なかったので、今日は早めに動こうと思いました。でも、最後はちょっとタレましたね。抜かれちゃったのが残念です」
●3レース
先行した河端朋之の番手の荒井崇博、和田に切り替え、最後追い込んで1着
「河端が頑張ってくれたので、最後、根性で抜きにいきました! 河端は強かった、…2コーナーまで。でも、上の選手はそこからだからね」
捲った和田真久留が2着
「中村(一将)さんが離れたから、一回そこに入ってから行きました。そのままの勢いで行っていたら、ヤバかったと思います。荒井さんが来たから、あ~、うわ~って思ったけど、乗り越えられたと思ったら、最後に荒井さんに抜かれました」
●4レース
捲った飯野祐太が1着
「永井(清史)さんがどうするのかを見てから行ったから、ワンテンポ、ツーテンポ遅くなりました。調子は平塚記念と変わってないですね」
飯野マークで2着の内藤宣彦
「今日は風が強過ぎて、もう周回中からきつかったです。いつもの取手は軽くて、好きなバンクなんですけど、今日はきつかった~」
●5レース
追い込んで1着の三宅伸
「そりゃ僕が1着じゃ、(3連単)10万つくよ、自分でもそう思いますから(笑)。1着は嬉しいけど、このメンバーで1着取れるなら、FIの優勝をさせてほしいですよ(笑)」
先行した山田久徳の番手で仕事し、2着の坂口晃輔
「車間をあれを自分でつめちゃうと後ろを連れてきちゃうから、来たところに合わせて踏んで、ポンって持っていけば、いけると思っていました。山田君があれだけ頑張ってくれたんで、僕も意地を見せなきゃと思いました」
●6レース
捲って1着の竹内雄作
「三谷(将太)さんがアシストしてくれたおかげですね。そうじゃなきゃ、いつもみたくズルズル後退していたと思います。最後はなんとか抜くことができました。でも、先行できなかったのはちょっと悔しいですね」
先行した大西祐の番手から、竹内に合わせて捲り、渡部哲男が2着
「3番手から来られたから、あれは止められないですね…」
●7レース
捲って1着の高橋陽介
「風があるのはわかりましたが、自分で試してみたいと思ったんで、いつもは行かないけど早めに行きました。展開に恵まれましたね」
●8レース
空いたコースを突き抜け1着の野田源一
「行くならもう少し早く内にいけましたね。何度か空いていたし。でも、外にいこうと思って、外を見ていたので。これはもう外にいけないなと思って、内にいきました。僕がもう少し早く行っていたら、柏野(智典)さんとワンツー決まったと思うんですけど。捲りにいこうと思っていたんですけど、なんか重かったですね。でも、1着を取れているし、悪くはないと思うので、明日も頑張りたいと思います」
●9レース
岩津祐介が1着
「(菊地)圭尚が仕掛けてくれたおかげです。圭尚も自分のタイミングじゃなかったと思うけど、行ってくれてありがたかったですね。前場所の欠場は、その前の共同通信社杯はメンバーも強い人ばっかりで、ギリギリの戦いだったので、体調も精神的にも疲れたみたいです。でも、共同通信社杯は深谷(知広)の後ろだったりと、責任もあったけど楽しかったですね。深谷は共同通信社杯の方が動きはよかったけど、でも、平塚記念を優勝しましたからね。やっぱりタイトルを狙う選手は精神的にもタフなんだってよくわかりましたね」
●10レース
浅井を交わして1着の東口善朋
「浅井君は踏み出しがすごいので、そこに集中してついていきました。浅井君のスピードをもらって、最後、差せたらいいなと思っていったら、差すことができました」
捲って2着の浅井康太
「ムリやりに行けばって思っていました。踏み出しはよくないかなと思ったけど、番手捲りが出る前に行かないといけないと思って行きました。いやー、もう脚いっぱいです」
●11レース
脇本を交わして1着の金子貴志
「ワッキーが本当に強かったですね。ホームではすごいかかっていたので、これは誰も来れないだろうと思ったし、バックで桐山(敬太郎)が見えたけど、ワッキーがまた踏み直していて、本当に心強かったです。ラインで決まってよかったです」
先行した脇本雄太が2着
「金子さんとは前回の共同通信社杯で失敗した分も、思い切って駆けたいと思ってました。取手はけっこう走っているし、1着も多いし、相性はいいと思います」
3番手死守し、3着に入った志智俊夫
「もう先行したみたいにきつかったですね(笑)。でも、ラインで決められてよかったです」
初日は風の強い1日になりましたが、浅井康太選手の捲りや脇本雄太選手の先行がすごかったですね。2日目も好レースに期待が高まります!!
6レース終了後には、戸邉英雄さんのS級在籍連続30年記念セレモニーが行われました。
2日目のスーパープロピストレーサー賞は、金子貴志選手、脇本雄太選手、小倉竜二選手、東口善朋選手、浅井康太選手、神山拓弥選手、伊藤保文選手、志智俊夫選手、岩津祐介選手が進出しました。
ハードスケジュールの脇本選手とケガあけの浅井選手ですが、レースではしっかり自分も持ち味を活かした走りをみせてくれました。また、好調の岩津選手がどう動くかも気になりますね。乞うご期待!!
9レース・ゴール
10レース・ゴール直前
11レース・最終ホーム
◆ダッグアウトから◆
●1レース
捲って1着の石丸寛之
「朝イチに40歳捲りで死亡!(笑)」と、フラフラで戻ってきた石丸選手。
(「こんなの丸サマじゃないっ!」と石丸ファンに泣かれてしまいそうなので、もう1枚)
先行した伊原克彦の番手から3着に入った渡辺航平
「伊原はいっつも頑張ってくれますね。ワンツー決めたかったけど、僕がもう少し何とかできればよかったんですけどね。今日は風が強かったので、前にいてよかったです。捲りだったら、ついていくのがきつかったと思います」
●2レース
先行した筒井裕哉が2着に
「前回が不甲斐なかったので、今日は早めに動こうと思いました。でも、最後はちょっとタレましたね。抜かれちゃったのが残念です」
●3レース
先行した河端朋之の番手の荒井崇博、和田に切り替え、最後追い込んで1着
「河端が頑張ってくれたので、最後、根性で抜きにいきました! 河端は強かった、…2コーナーまで。でも、上の選手はそこからだからね」
捲った和田真久留が2着
「中村(一将)さんが離れたから、一回そこに入ってから行きました。そのままの勢いで行っていたら、ヤバかったと思います。荒井さんが来たから、あ~、うわ~って思ったけど、乗り越えられたと思ったら、最後に荒井さんに抜かれました」
●4レース
捲った飯野祐太が1着
「永井(清史)さんがどうするのかを見てから行ったから、ワンテンポ、ツーテンポ遅くなりました。調子は平塚記念と変わってないですね」
飯野マークで2着の内藤宣彦
「今日は風が強過ぎて、もう周回中からきつかったです。いつもの取手は軽くて、好きなバンクなんですけど、今日はきつかった~」
●5レース
追い込んで1着の三宅伸
「そりゃ僕が1着じゃ、(3連単)10万つくよ、自分でもそう思いますから(笑)。1着は嬉しいけど、このメンバーで1着取れるなら、FIの優勝をさせてほしいですよ(笑)」
先行した山田久徳の番手で仕事し、2着の坂口晃輔
「車間をあれを自分でつめちゃうと後ろを連れてきちゃうから、来たところに合わせて踏んで、ポンって持っていけば、いけると思っていました。山田君があれだけ頑張ってくれたんで、僕も意地を見せなきゃと思いました」
●6レース
捲って1着の竹内雄作
「三谷(将太)さんがアシストしてくれたおかげですね。そうじゃなきゃ、いつもみたくズルズル後退していたと思います。最後はなんとか抜くことができました。でも、先行できなかったのはちょっと悔しいですね」
先行した大西祐の番手から、竹内に合わせて捲り、渡部哲男が2着
「3番手から来られたから、あれは止められないですね…」
●7レース
捲って1着の高橋陽介
「風があるのはわかりましたが、自分で試してみたいと思ったんで、いつもは行かないけど早めに行きました。展開に恵まれましたね」
●8レース
空いたコースを突き抜け1着の野田源一
「行くならもう少し早く内にいけましたね。何度か空いていたし。でも、外にいこうと思って、外を見ていたので。これはもう外にいけないなと思って、内にいきました。僕がもう少し早く行っていたら、柏野(智典)さんとワンツー決まったと思うんですけど。捲りにいこうと思っていたんですけど、なんか重かったですね。でも、1着を取れているし、悪くはないと思うので、明日も頑張りたいと思います」
●9レース
岩津祐介が1着
「(菊地)圭尚が仕掛けてくれたおかげです。圭尚も自分のタイミングじゃなかったと思うけど、行ってくれてありがたかったですね。前場所の欠場は、その前の共同通信社杯はメンバーも強い人ばっかりで、ギリギリの戦いだったので、体調も精神的にも疲れたみたいです。でも、共同通信社杯は深谷(知広)の後ろだったりと、責任もあったけど楽しかったですね。深谷は共同通信社杯の方が動きはよかったけど、でも、平塚記念を優勝しましたからね。やっぱりタイトルを狙う選手は精神的にもタフなんだってよくわかりましたね」
●10レース
浅井を交わして1着の東口善朋
「浅井君は踏み出しがすごいので、そこに集中してついていきました。浅井君のスピードをもらって、最後、差せたらいいなと思っていったら、差すことができました」
捲って2着の浅井康太
「ムリやりに行けばって思っていました。踏み出しはよくないかなと思ったけど、番手捲りが出る前に行かないといけないと思って行きました。いやー、もう脚いっぱいです」
●11レース
脇本を交わして1着の金子貴志
「ワッキーが本当に強かったですね。ホームではすごいかかっていたので、これは誰も来れないだろうと思ったし、バックで桐山(敬太郎)が見えたけど、ワッキーがまた踏み直していて、本当に心強かったです。ラインで決まってよかったです」
先行した脇本雄太が2着
「金子さんとは前回の共同通信社杯で失敗した分も、思い切って駆けたいと思ってました。取手はけっこう走っているし、1着も多いし、相性はいいと思います」
3番手死守し、3着に入った志智俊夫
「もう先行したみたいにきつかったですね(笑)。でも、ラインで決められてよかったです」
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平塚競輪開設64周年記念(GIII)「湘南ダービー」最終日レポート 優勝は地元勢を粉砕した深谷知広!
これぞ深谷知広のレース! ゴールデンウィークの最終日(6日)に行われた平塚競輪開設64周年記念(GIII)「湘南ダービー」の決勝戦。人気は5車ラインとなった地元・南関勢と苦しみながらも決勝に駒を進めてきた深谷知広が集めていました。レースは地元勢の先頭を任された松坂洋平が果敢先行を見せ、番手から桐山敬太郎が牽制しつつ捲りを打つ中、深谷知広が豪快に力でねじ伏せて優勝を飾りました。意外なことに、優勝は昨年の高松記念以来となる1年2カ月ぶり。SSイレブンの騒動で、そのメンバーが5月から自粛欠場期間となった中での一発目のグレード開催。ファンの期待、そして責任を強く感じていたという深谷が見せた圧巻のパフォーマンスに、詰めかけた大勢のファンが惜しみない拍手を送っていました。
3コーナー付近に設けられていた地元応援シート
ゴール後、何度もガッツポーズを見せた深谷選手
平塚名物のシャンパンファイト!
☆地元勢を粉砕!深谷知広が豪快なまくりで優勝!
「あの並びになったので、けっこう思い通りの展開になりました。(天田の動きが)一番、優勝に一番つながった展開だと思いました。もし引いてきたら、一か八かカマシていこうと。(天田が並走になったので)決着がつく前に、全力でいけるところまでいこうと思って頑張りました。前回の共同(通信社杯)で不甲斐ないレースをしてしまったので、今回またしっかり頑張りたいという気持ちでいました」。しかし共同通信社杯から中2日、激しいレースの連続で疲労度はかなりのもの。今回の準決勝でも3着突破と、調子的には万全とまではいかなかったが、それでもしっかりと「結果」を出した。「昨日はつらいレースでしたが、今日は体調が戻って落ち着いて仕掛けられました。(桐山の牽制も)すんなり出させてくれると思っていなかったし、来ると思っていました。昨日出し切ったことで、体が吹っ切れましたね。苦しかったけど、何とか立て直せました。食欲もなかったですが、ご飯を一杯食べたのが良かったのかな(笑)。優勝が高松から1年2、3カ月ぶりだったので、1年2、3カ月分のガッツポーズをしました(笑)。お客さんもすごく声援してくれたので、応えたいと思って、気合も入っていました」。
またSSイレブンの問題についても言及。「いろいろ動いていきたいとは思いますが、処分を軽くしてもらうというのは、また違うのかなと。最初は処分が軽くならないかと思っていましたが、処分を受ける選手も受け入れていることですし。でもこの騒動は、みんな良くしたいと思って動いたことだと思うので、そこは無駄にならないように、しっかりと発言したり、いろいろ勉強していきたいとは思っています。半年から1年間、上位の選手が姿を消してしまいますが、戻ってくるまで自分たちが精いっぱい良いレースを見せていきたいと思います。今までチャンスがなかった人たちにもチャンスが出てくると思いますし、(SSイレブンが)いない間に頑張って、また帰ってきたときに、今まで以上の戦いがもっと出来るようにしたいです。これからも一戦一戦、頑張るしかないですね」
●深谷マークの田中誠は2着入線。ワンツーは決まったが、レース後は課題を口にする。
「(深谷は)調子が悪そうにしていても、最後はやっぱりすごいスピードでしたね。あれで調子が悪いのかと。結果は力勝負だったので、あれを差せるくらいの余裕がないといけないですね。次は敵になると思うので、恐怖が増しました。(2着は)ただ付いていっただけ。優勝できた感覚もまるでなかったので、タテ脚を磨いていかないとダメです。うまくいかない部分があって半年も1着がないですが、記念で2着に入れたことは、良い兆しは見えてきたかなと思います」
●地元勢の3番手回りだった林雄一が3着。
「もつれてしまったので、深谷の出番になってしまいましたね。自分もあの位置を守って、加藤圭一も守って、すんなりいっていれば、もっとアシストできたし、一本棒になって展開も違えば、深谷に簡単に捲られなかったとは思いますが…。神奈川の選手もいいところまでいったんですが…。またみんなで頑張っていきたいです。優秀では(深谷に)先着できているわけですしね」
●悲願の記念初優勝を狙った桐山敬太郎だったが、深谷のパワーに屈して4着に終わる。
「何も言うことはないですが……洋平がもっとかかるかなと思って、車間を切りきれませんでした。ここまで回りがお膳立てしてくれた中で獲りきれないのは情けないし、申し訳ないの一言です。ラインのありがたさを一番感じているのに、申し訳ないです。また作り直して、頑張ります」
●5着は4番手を固めた加藤圭一。
「(天田に)絡まれて、自分のところにも来て。そこだけ凌ぐことを考えてという感じでした。あそこでけっこうロスして、きつかったですね。(長引くと)深谷の展開になってしまうんですけど、そこはレースですからね。でも地元が盛り上がっているし、自力型も多いので、この波に乗り遅れないようにしたいと思います」
●同期ラインを組んだ天田裕輝(8着)は、「流れでいつも通りに、狙っていこうかなと思ったんですけどね。まだまだ、甘かったです。あの展開なら展開で、しっかりと自分が取り切れれば、まだ(チャンスが)あったと思います。反省点しかないですが、だいぶ動けてきてはいるので、まだまだこれからです」。天田マークの永澤剛(7着)は「(初手は)前か中団で、任せていました。遅めだったら地元にもいくし、早めなら深谷のところで、という感じでした。(決勝は)緊張しました。今回は流れで乗っただけだったので、もっと脚をつけて頑張りたいと思います」
●地元勢の先頭で果敢に攻めた松坂洋平(9着)。ラインから優勝者を出せなかったことに悔しさをにじませる。
「僕の力不足ですね。もっとかかってあげれば、桐山も良い勝負ができたと思います。ちょっと緊張とかもありましたね。気持ちは入っていたんですが…。(シリーズを通して)走った感じは悪くないし、また戻して頑張ります」
■レースリプレイ
周回は誘導以下、天田裕輝-永澤剛、深谷知広-田中誠、松坂洋平-桐山敬太郎-林雄一-加藤圭一-望月永悟で重ねていく。まずは松坂が深谷の横まで上昇、牽制しつつ打鐘前にはスパートして主導権を握っていく。天田は3番手で粘る構えを見せるが、林が捌いて譲らず、天田は加藤と並走となる。隊列が短くなったところを、最終2コーナーで深谷が捲り発進。それを察知して桐山も番手から捲りを打って抜け出し、桐山と深谷の力勝負となる。桐山は牽制気味に合わせるが、それを堪えた深谷が直線で抜け出すと、そのまま押し切り優勝。2着に深谷マークの田中、3着に桐山後位から林が入線した。
周回
赤板
打鐘
最終ホーム
最終バック
ゴール
3コーナー付近に設けられていた地元応援シート
ゴール後、何度もガッツポーズを見せた深谷選手
平塚名物のシャンパンファイト!
☆地元勢を粉砕!深谷知広が豪快なまくりで優勝!
「あの並びになったので、けっこう思い通りの展開になりました。(天田の動きが)一番、優勝に一番つながった展開だと思いました。もし引いてきたら、一か八かカマシていこうと。(天田が並走になったので)決着がつく前に、全力でいけるところまでいこうと思って頑張りました。前回の共同(通信社杯)で不甲斐ないレースをしてしまったので、今回またしっかり頑張りたいという気持ちでいました」。しかし共同通信社杯から中2日、激しいレースの連続で疲労度はかなりのもの。今回の準決勝でも3着突破と、調子的には万全とまではいかなかったが、それでもしっかりと「結果」を出した。「昨日はつらいレースでしたが、今日は体調が戻って落ち着いて仕掛けられました。(桐山の牽制も)すんなり出させてくれると思っていなかったし、来ると思っていました。昨日出し切ったことで、体が吹っ切れましたね。苦しかったけど、何とか立て直せました。食欲もなかったですが、ご飯を一杯食べたのが良かったのかな(笑)。優勝が高松から1年2、3カ月ぶりだったので、1年2、3カ月分のガッツポーズをしました(笑)。お客さんもすごく声援してくれたので、応えたいと思って、気合も入っていました」。
またSSイレブンの問題についても言及。「いろいろ動いていきたいとは思いますが、処分を軽くしてもらうというのは、また違うのかなと。最初は処分が軽くならないかと思っていましたが、処分を受ける選手も受け入れていることですし。でもこの騒動は、みんな良くしたいと思って動いたことだと思うので、そこは無駄にならないように、しっかりと発言したり、いろいろ勉強していきたいとは思っています。半年から1年間、上位の選手が姿を消してしまいますが、戻ってくるまで自分たちが精いっぱい良いレースを見せていきたいと思います。今までチャンスがなかった人たちにもチャンスが出てくると思いますし、(SSイレブンが)いない間に頑張って、また帰ってきたときに、今まで以上の戦いがもっと出来るようにしたいです。これからも一戦一戦、頑張るしかないですね」
●深谷マークの田中誠は2着入線。ワンツーは決まったが、レース後は課題を口にする。
「(深谷は)調子が悪そうにしていても、最後はやっぱりすごいスピードでしたね。あれで調子が悪いのかと。結果は力勝負だったので、あれを差せるくらいの余裕がないといけないですね。次は敵になると思うので、恐怖が増しました。(2着は)ただ付いていっただけ。優勝できた感覚もまるでなかったので、タテ脚を磨いていかないとダメです。うまくいかない部分があって半年も1着がないですが、記念で2着に入れたことは、良い兆しは見えてきたかなと思います」
●地元勢の3番手回りだった林雄一が3着。
「もつれてしまったので、深谷の出番になってしまいましたね。自分もあの位置を守って、加藤圭一も守って、すんなりいっていれば、もっとアシストできたし、一本棒になって展開も違えば、深谷に簡単に捲られなかったとは思いますが…。神奈川の選手もいいところまでいったんですが…。またみんなで頑張っていきたいです。優秀では(深谷に)先着できているわけですしね」
●悲願の記念初優勝を狙った桐山敬太郎だったが、深谷のパワーに屈して4着に終わる。
「何も言うことはないですが……洋平がもっとかかるかなと思って、車間を切りきれませんでした。ここまで回りがお膳立てしてくれた中で獲りきれないのは情けないし、申し訳ないの一言です。ラインのありがたさを一番感じているのに、申し訳ないです。また作り直して、頑張ります」
●5着は4番手を固めた加藤圭一。
「(天田に)絡まれて、自分のところにも来て。そこだけ凌ぐことを考えてという感じでした。あそこでけっこうロスして、きつかったですね。(長引くと)深谷の展開になってしまうんですけど、そこはレースですからね。でも地元が盛り上がっているし、自力型も多いので、この波に乗り遅れないようにしたいと思います」
●同期ラインを組んだ天田裕輝(8着)は、「流れでいつも通りに、狙っていこうかなと思ったんですけどね。まだまだ、甘かったです。あの展開なら展開で、しっかりと自分が取り切れれば、まだ(チャンスが)あったと思います。反省点しかないですが、だいぶ動けてきてはいるので、まだまだこれからです」。天田マークの永澤剛(7着)は「(初手は)前か中団で、任せていました。遅めだったら地元にもいくし、早めなら深谷のところで、という感じでした。(決勝は)緊張しました。今回は流れで乗っただけだったので、もっと脚をつけて頑張りたいと思います」
●地元勢の先頭で果敢に攻めた松坂洋平(9着)。ラインから優勝者を出せなかったことに悔しさをにじませる。
「僕の力不足ですね。もっとかかってあげれば、桐山も良い勝負ができたと思います。ちょっと緊張とかもありましたね。気持ちは入っていたんですが…。(シリーズを通して)走った感じは悪くないし、また戻して頑張ります」
■レースリプレイ
周回は誘導以下、天田裕輝-永澤剛、深谷知広-田中誠、松坂洋平-桐山敬太郎-林雄一-加藤圭一-望月永悟で重ねていく。まずは松坂が深谷の横まで上昇、牽制しつつ打鐘前にはスパートして主導権を握っていく。天田は3番手で粘る構えを見せるが、林が捌いて譲らず、天田は加藤と並走となる。隊列が短くなったところを、最終2コーナーで深谷が捲り発進。それを察知して桐山も番手から捲りを打って抜け出し、桐山と深谷の力勝負となる。桐山は牽制気味に合わせるが、それを堪えた深谷が直線で抜け出すと、そのまま押し切り優勝。2着に深谷マークの田中、3着に桐山後位から林が入線した。
周回
赤板
打鐘
最終ホーム
最終バック
ゴール
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平塚競輪開設64周年記念(GIII)「湘南ダービー」3日目レポート
ゴールデンウィークといえば平塚記念! 開設64周年記念(GIII)「湘南ダービー」は本日(5日)、3日目・準決勝戦を迎えました。ゴールデンウィーク中ということもあって、場内はいつも以上の熱気。お笑い芸人のステージや選手会によるイベントなども盛況でした。その準決勝は、まさかの波乱が! 11レースでは優勝候補に目されていた根田空史選手が敗退し、最終12レースでは深谷知広選手が決勝進出こそ決めたものの3着入線。深谷選手を破ったのは穴メーカー・松坂洋平選手。ガッツポーズも飛び出す勝利を挙げました。明日(6日)はゴールデンウィーク最終日。メインの決勝は、深谷選手の巻き返し貫録Vか、結束した地元勢がラインの強みを活かして上位独占か、それとも…。見どころたくさんの一戦となりました。連休を「勝利」で締めくくれるように、しっかりと検討していきましょう!
☆3日目ダッグアウトより
■10レース(準決勝)
●南関3番手回りの林雄一がゴール前で桐山敬太郎を捕えて1着。
「今日はラインのおかげですね。(番手の)桐山の方が緊張していたと思います。何でもできるし、油断しないで踏み出しだけ注意して付いていこうと。(田中)勝仁もダッシュが良かったですね。(1着だが)2センターではもう一杯でしたよ。でも感触は悪くないですね」
林雄一選手(神奈川・83期)
●先行した田中勝仁の番手から桐山敬太郎がまくりを打ち2着。地元記念の決勝進出を決めた。
「前(田中勝仁)のおかげですよ。状態は完ぺきに近いです。(念願の記念初優勝がかかるが)運が自分のところに転がって来れば、獲れるんじゃないかなと思っています。(相手に)誰がいようとも、獲りにいくだけですね」
桐山敬太郎選手(神奈川・88期)
●永澤剛が3着入線で「良かった!」を連発。
「本当は前を取る作戦はなかったんですけどね。ここまで人の後ろを回っていて、今日は(ラインの)前でしたけど、良かった! 野田(源一)さんにだけは入られたらマズイと思っていたので、そこだけは気を付けていました。きつかったです。記念決勝は初めて。乗れて良かったです」
永澤剛選手(青森・91期)
■11レース(準決勝)
●根田空史と飯野祐太の主導権争い。これは根田が制するが、脚をためた天田裕輝がまくりで抜け出し、3連単は10万越えの高配当を演出した。
「展開一本でしたね。待って仕掛けたら、(3番手に入った)飯野が態勢を整えてしまうと思ったので。仕掛けも集中できているし、体も反応しています。1着なので(感触は)悪くないと思います」
天田裕輝選手(群馬・91期)
●混戦に強い田中誠が単騎戦で2着に入線する。
「中団の後ろがいいなと。飛びつかれて競り負ければ、追い上げとかも考えていたんですけど、打鐘であんなに(先行争いに)なるとは。飯野が取りきったらマズイとは思いましたが、そこは飯野のやる気に助けられましたね。いつでもいく準備はしていたけど、天田がいたから、先に行くと思ったし、それを待ってからでもと思っていました。タイミングも良かったですね」
田中誠選手(福岡・89期)
●根田空史マークの加藤圭一が接戦を制して3着。決勝進出は決めたが、根田と決められなかっただけに表情は複雑だ。
「踏み出しには付いていけたんですけど、自分も一杯できつかったです。飯野も踏まないといけないですもんね…。(直線で齋藤登志信との3着争いは)来たのが分かっていました。VTRを見て、自分なりには修正しました。明日、また頑張ります」
加藤圭一選手(神奈川・85期)
■12レース(準決勝)
●松坂洋平が大ハッスル! 3番手奪取からまくりで抜け出し、深谷の猛追を凌ぎきって1着。ゴール後は、大きなガッツポーズも飛び出した。
「(ガッツポーズは)出ちゃいましたね(笑)。今日は流れで先行も考えていました。来たら一緒に出ていこうと。1着を取れているので、(調子は)良いと思います」。仲間に折れた前歯のスペースをいじられると、「ここから入るんだよ、空気が(笑)」と返して再度、ビッグスマイルを見せていた。
松坂洋平選手(神奈川・89期)
●松坂マークの望月永悟が2着で南関5人目の決勝進出者となる。
「洋平にアレだけ連れていってもらいましたからね。相川(永伍)が4コーナーでカマしてきても、いつでもいく態勢を整えていました。洋平が毎度、深谷を凌いでくれましたね!」
望月永悟選手(静岡・77期)
●8番手に置かれて厳しくなった深谷知広。捲り追い込み3着入線も、力を出し尽くして、検車場に戻ってくるなり苦しさのあまり先輩たちに抱えられる。
「(調子は)万全ではないが、できることをやって、決勝は気合を入れて頑張りたいと思います。お客さんに迷惑をかけないように、しっかりと頑張ります」
ハードなレースを物語る
深谷知広選手(愛知・96期)
■最終日の私的予想
●8レース(特選)
(4)伊藤成紀-(2)三谷政史
(7)後閑信一-(1)齊藤努-(8)大橋直人
(6)田中勝仁-(3)江守昇-(5)篠田宗克
(9)松尾透
ここまで5着5着5着の(7)後閑信一。3日目も不発に終わっているが、先行意欲もあったとのことで、最終日はここまでの走りを一掃するパフォーマンスに期待する。(1)齊藤がきっちりマークから、直線での逆転を狙う。
●9レース(特別優秀)
(4)佐藤龍二-(2)水書義弘-(6)深澤伸介
(7)飯野祐太-(3)齋藤登志信-(8)荻原尚人
(9)中村一将-(5)坂上忠克
(1)柏野智典
準決勝でも連携した(7)飯野と(3)齋藤。決勝進出は成らなかったが、再度の連携となれば、今度は決めてくるか。(7)飯野の積極駆けを番手から(3)齋藤、(8)荻原が差し脚を伸ばす。怖いのは単騎戦を選択した(1)柏野の直線一気か。
●10レース(特別優秀)
(1)根田空史-(4)山田幸司-(8)海野敦男
(3)金澤竜二-(6)佐藤愼太郎
(7)相川永伍-(5)浦川尊明-(2)兵藤一也
(9)星島太
強力な先行型にそれぞれラインができて、レースがどう展開されていくのか楽しみな一戦だ。近況1着量産も、まだまだ経験値が足りないと嘆く(7)相川だが、(1)根田や(3)金澤に対してここは先行勝負に出るか。マークの(5)浦川の差し脚を狙いたい。
●11レース(決勝)
(3)深谷知広-(8)田中誠
(5)松坂洋平-(7)桐山敬太郎-(2)林雄一-(1)加藤圭一-(9)望月永悟
(6)天田裕輝-(4)永澤剛
決勝進出を続々と決めた南関勢。ここは5車が結束して、強敵・深谷に対抗する構えか。復活なった(5)松坂が主導権を握り、(7)桐山が抜け出しての記念初優勝。または準決勝同様に桐山を追う(2)林が差し脚伸ばしてのVとなる公算が高いか。あとは(3)深谷をどう判断するか。準決勝も苦しいレースを凌いでの決勝進出で本調子には欠くようだが、決勝もこの5車の壁をどのようにクリアするかが大きなポイント。レース巧者(6)天田の同期ラインもいるだけに一筋縄にはいかなそうが、これぞ深谷という豪快なレースで逆転の一手を打ちたいところ。
☆3日目ダッグアウトより
■10レース(準決勝)
●南関3番手回りの林雄一がゴール前で桐山敬太郎を捕えて1着。
「今日はラインのおかげですね。(番手の)桐山の方が緊張していたと思います。何でもできるし、油断しないで踏み出しだけ注意して付いていこうと。(田中)勝仁もダッシュが良かったですね。(1着だが)2センターではもう一杯でしたよ。でも感触は悪くないですね」
林雄一選手(神奈川・83期)
●先行した田中勝仁の番手から桐山敬太郎がまくりを打ち2着。地元記念の決勝進出を決めた。
「前(田中勝仁)のおかげですよ。状態は完ぺきに近いです。(念願の記念初優勝がかかるが)運が自分のところに転がって来れば、獲れるんじゃないかなと思っています。(相手に)誰がいようとも、獲りにいくだけですね」
桐山敬太郎選手(神奈川・88期)
●永澤剛が3着入線で「良かった!」を連発。
「本当は前を取る作戦はなかったんですけどね。ここまで人の後ろを回っていて、今日は(ラインの)前でしたけど、良かった! 野田(源一)さんにだけは入られたらマズイと思っていたので、そこだけは気を付けていました。きつかったです。記念決勝は初めて。乗れて良かったです」
永澤剛選手(青森・91期)
■11レース(準決勝)
●根田空史と飯野祐太の主導権争い。これは根田が制するが、脚をためた天田裕輝がまくりで抜け出し、3連単は10万越えの高配当を演出した。
「展開一本でしたね。待って仕掛けたら、(3番手に入った)飯野が態勢を整えてしまうと思ったので。仕掛けも集中できているし、体も反応しています。1着なので(感触は)悪くないと思います」
天田裕輝選手(群馬・91期)
●混戦に強い田中誠が単騎戦で2着に入線する。
「中団の後ろがいいなと。飛びつかれて競り負ければ、追い上げとかも考えていたんですけど、打鐘であんなに(先行争いに)なるとは。飯野が取りきったらマズイとは思いましたが、そこは飯野のやる気に助けられましたね。いつでもいく準備はしていたけど、天田がいたから、先に行くと思ったし、それを待ってからでもと思っていました。タイミングも良かったですね」
田中誠選手(福岡・89期)
●根田空史マークの加藤圭一が接戦を制して3着。決勝進出は決めたが、根田と決められなかっただけに表情は複雑だ。
「踏み出しには付いていけたんですけど、自分も一杯できつかったです。飯野も踏まないといけないですもんね…。(直線で齋藤登志信との3着争いは)来たのが分かっていました。VTRを見て、自分なりには修正しました。明日、また頑張ります」
加藤圭一選手(神奈川・85期)
■12レース(準決勝)
●松坂洋平が大ハッスル! 3番手奪取からまくりで抜け出し、深谷の猛追を凌ぎきって1着。ゴール後は、大きなガッツポーズも飛び出した。
「(ガッツポーズは)出ちゃいましたね(笑)。今日は流れで先行も考えていました。来たら一緒に出ていこうと。1着を取れているので、(調子は)良いと思います」。仲間に折れた前歯のスペースをいじられると、「ここから入るんだよ、空気が(笑)」と返して再度、ビッグスマイルを見せていた。
松坂洋平選手(神奈川・89期)
●松坂マークの望月永悟が2着で南関5人目の決勝進出者となる。
「洋平にアレだけ連れていってもらいましたからね。相川(永伍)が4コーナーでカマしてきても、いつでもいく態勢を整えていました。洋平が毎度、深谷を凌いでくれましたね!」
望月永悟選手(静岡・77期)
●8番手に置かれて厳しくなった深谷知広。捲り追い込み3着入線も、力を出し尽くして、検車場に戻ってくるなり苦しさのあまり先輩たちに抱えられる。
「(調子は)万全ではないが、できることをやって、決勝は気合を入れて頑張りたいと思います。お客さんに迷惑をかけないように、しっかりと頑張ります」
ハードなレースを物語る
深谷知広選手(愛知・96期)
■最終日の私的予想
●8レース(特選)
(4)伊藤成紀-(2)三谷政史
(7)後閑信一-(1)齊藤努-(8)大橋直人
(6)田中勝仁-(3)江守昇-(5)篠田宗克
(9)松尾透
ここまで5着5着5着の(7)後閑信一。3日目も不発に終わっているが、先行意欲もあったとのことで、最終日はここまでの走りを一掃するパフォーマンスに期待する。(1)齊藤がきっちりマークから、直線での逆転を狙う。
●9レース(特別優秀)
(4)佐藤龍二-(2)水書義弘-(6)深澤伸介
(7)飯野祐太-(3)齋藤登志信-(8)荻原尚人
(9)中村一将-(5)坂上忠克
(1)柏野智典
準決勝でも連携した(7)飯野と(3)齋藤。決勝進出は成らなかったが、再度の連携となれば、今度は決めてくるか。(7)飯野の積極駆けを番手から(3)齋藤、(8)荻原が差し脚を伸ばす。怖いのは単騎戦を選択した(1)柏野の直線一気か。
●10レース(特別優秀)
(1)根田空史-(4)山田幸司-(8)海野敦男
(3)金澤竜二-(6)佐藤愼太郎
(7)相川永伍-(5)浦川尊明-(2)兵藤一也
(9)星島太
強力な先行型にそれぞれラインができて、レースがどう展開されていくのか楽しみな一戦だ。近況1着量産も、まだまだ経験値が足りないと嘆く(7)相川だが、(1)根田や(3)金澤に対してここは先行勝負に出るか。マークの(5)浦川の差し脚を狙いたい。
●11レース(決勝)
(3)深谷知広-(8)田中誠
(5)松坂洋平-(7)桐山敬太郎-(2)林雄一-(1)加藤圭一-(9)望月永悟
(6)天田裕輝-(4)永澤剛
決勝進出を続々と決めた南関勢。ここは5車が結束して、強敵・深谷に対抗する構えか。復活なった(5)松坂が主導権を握り、(7)桐山が抜け出しての記念初優勝。または準決勝同様に桐山を追う(2)林が差し脚伸ばしてのVとなる公算が高いか。あとは(3)深谷をどう判断するか。準決勝も苦しいレースを凌いでの決勝進出で本調子には欠くようだが、決勝もこの5車の壁をどのようにクリアするかが大きなポイント。レース巧者(6)天田の同期ラインもいるだけに一筋縄にはいかなそうが、これぞ深谷という豪快なレースで逆転の一手を打ちたいところ。
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第30回共同通信社杯(GII)の優勝は新田祐大選手!
見事でした!前団のもつれを一気に捲って勝利!4日制のGIIレースの初タイトルを獲得しました。
今シリーズの新田祐大選手は好調でした。
その好調を活かした優勝だと思います。
勝負どころで勝負できるタイミングを新田選手は見つけたようですね。
これから8か月お休みになりますが、8か月後は相当パワーアップして戻ってくると思います。
決勝フォトダイジェスト
ダッグアウトから
11レース・決勝戦
捲って1着の新田祐大
「今まで獲れると言われながらも、なかなか優勝できず、低迷した時期もあったり、はがゆい部分もあったんですけど、優勝できて、今までの想いが込み上げてきて涙が出ました。僕がここにいられるのは、ファンの皆様、支えてくれる家族、スポンサーの皆さん、先輩、後輩らのおかげです。五輪の後、競輪への思いも変わり、走り終わった後の反省点をもっと考えるようになったのが今につながっていると思います。今日は、今年一番いいレースをしたいという想いで走りました」
新田マークの成田和也が2着
「皆、普段以上にレースへ想いがあっただろうし、自分たちもそれに負けないくらいの想いを持って臨んだつもりです。今回もたくさん声援を送ってもらって、次に走るまでこの声を忘れないように頑張りたいと思います」
3着に入った岩津裕介
「今回は楽しかったですね。深谷の後ろは人気にもなるし、責任ある走りを求められるから、いい緊張感で走れました。今日で4回目の連携なんですけど、3回はワンツー決まっているので、今日初めてワンツーを外しましたね。でも、今日は先行しに行ってのれーすだから、あれは仕方ないです」
稲垣の番手で深谷をブロックした村上義弘(4着)
「今回の深谷の強さを見ると意識せざるをえないです。レースは100分の1、1000分の1の勝負やと思うし、自分たちもしっかりやったけど、瞬間、瞬間の判断が向こうが上だったんだと思います。負けたことは悔しいけど、競輪の未来へ想いのある選手が優勝したことは」
5着に稲川翔
「自分の判断はあれやったんですけど、…結果的には悔しいですね。今回は、今までで一番気持ちも入っていたし、不必要に身体も動いてしまっいました。…ここまでを先輩方が作ってくれたので、自分たちがしっかり頑張って、胸を張ってレースをできるように、…また、先輩たちと一緒に走らせてもらえる時は、もっと自分も強くなっているように頑張ります」
6着の小倉竜二
「挟まれた形になったんで危なかったですね。深谷もちょっと出が悪かったですね。打鐘で行っていたら行けたのかも…、いや、どちらにしろブロックはあったでしょうね」
7着の平原康多
「車間を切って、態勢を整えていたけど、それが逆に、深谷が出切れなかったので、攻め込まれるかもって気になっちゃったんですよね。それがいい時も悪い時もあるんですけど…、今回は悪い方でしたね。最後は外、外を踏みたかったですね。この悔しい思いを胸に、また……頑張ります」
先行した稲垣裕之は8着
「やはり深谷君に出られたら勝負にならないですし、それに自分のスタイルを貫きたかったし、これが近畿の競輪だというところを見せたかったので、悔いのないレースはできたと思います」
捲りブロックされた深谷知広(9着)
「行けるところで行こうと思いました。力勝負したけど、力勝負するまでもなく敗れたので、また出直します。4日間先行で持つ脚を作ってきます」
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