日本には認知症の方が、およそ500万人いると言われています。
認知症の方が全て高齢者とはかぎりませんが、65歳以上の人口が3600万人といわれていますので、単純計算すると7人に1人となります。
ガンに罹患する割合が2人に1人といわれていますので、それよりも少ないですが、決して他人事ではない数字です。
では認知症の予防は出来るのでしょうか?
先ず、一般的に認知症になる要因は喫煙、飲酒、運動不足、過剰なストレスなどといわれています。
実際アルツハイマー型認知症の方数名とお話しする機会があり、生活履歴を伺うと確かに上述の要因がある方が多いと感じました。特に高齢になる前から独居生活をしていて、長期にストレスを受けていた方も多かったと思います。
私の少ない経験で軽々に断定出来ないことは、十分承知の上でお話しすると、認知症は完全に予防出来ないが、生活習慣でそのリスクを軽減できるということになります。
特に生活習慣病の予防にもつながるといわれる、バランスの良い食事、適度な運動、社会参加を意識した日常生活が大切だと思います。