筑井孝子の毎日日記

絵を描き 教え 頑張る毎日

星野富弘さんとのこと。。星野さんのお母さん。1

2019-08-08 13:21:20 | 星野富弘さん
星野さんのお母さんのことを書きます。


星野さんのお母さんは星野さんが病院に入院した星野さんは23歳の時から群馬大学に付き添いでいました。

星野さんは4人兄弟姉妹の下から二番目でしたから
多分50歳にはまだなっていなかったと思います。


病院のベットの下に本当に小さな簡易ベットをいれてあって
それを夜になると出して薄い5CMくらいの布団を敷いて寝ていたと思います。

さっとそれを出して寝ていた時にわたしが邪魔をして行ったときも
嫌な顔ひとつしないでにこやかに迎えてくれました。


はじめのうちは私と星野さんの3人でいろんな話をしていましたが
ある日のことです。

「たかちゃん頼みがあるんだよ」って

実は近くの「お風呂屋さん」にお風呂に行くことがおかあさんの楽しみのようでした。


「たかちゃんがくるとすごい助かるんだ。。ちょっと出てくるね」って

その後も


「ちょっと買い物連れて行ってくれる?」って

わたしもまったく嫌ではなかったので

星野さんのお見舞いは星野さんや周りの患者さん以上にお母さんが喜んでいたようにおもいます。


ある日のことでした

「デパートに行っていみたいんだよ」って

わたしは多分「スズラン」だったと思うのですがお母さんをのせて
買い物にもいきました。

そのとき

「わたしねたかちゃんに何か買ってあげたいだよ」って

わたしは申し訳ないなと思いながら
スカート一枚買ってもらいました。

いまでもその柄もその形状もはっきり覚えています。


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