今日から3月ですね。
お雛様を、と思いながらも風邪でダウンしてて、やっと昨日飾りました。
見送った年は悲しくて悲しくて、泣きながら飾ったものです。
今は、やっぱり悲しくなりますけど、毎年お雛様にご挨拶できることの大切さも感じるようになりました。
幸せと健康を祈って手元にあるはずだったのですけれどね。。。
ずっと書かずにいた日記があるのです(笑)
2月初旬に続けて二本の映画を見てきました。
どちらも自主上映会でドキュメンタリーです。
2月11日、主人と行ってきました。
祈り ~サムシンググレイトとの対話~ http://inori2012.com/inori-top.shtml
上映スケジュール ⇒ http://officetetsushiratori.jp/tetsu/inori-schedule.html
人間の思いがどれだけ健康のみならず生きることに大きな影響を与えているかという、研究に取り組んでいる人たちの実証取材の記録です。
「この子を助けてください!」という私たちの祈りは届かなかったわけなので、複雑な思いはあるとしても、「祈り」のパワーが確かに存在することに、異論はありません。
ただ、寿命に対して祈りが届くかどうか、、、、わかりません。
寿命は、もっと大きな計らいの中に存在する、尊厳のあるものの中に存在する、何か人のパワーを超えたところに存在するもののような、私の中ではそんな感覚があります。
神聖なもの、であるような、、、説明が難しいですね。
筑波大学名誉教授の村上和雄さんは、最後の方に魂というものはあると思うと言われ、それが次の研究課題だそうです。
村上さんは小さなころにおばあちゃまから二種類の貯金があると教わったそうです。
現実世界の銀行への貯金と天の貯金
天の貯金をすると、自分が困った時、天から恵みが与えられるというものです。
実際にお金として現実世界の銀行にはたまらないけれど、天の銀行に溜められるもの、それは、思い、愛、優しさ、慈しみ、形にならないものが天へ貯金されるのでしょうね。
すてきなお話しだと思いました。
マザーテレサのご紹介もありましたが、なかなかそんな生き方はできませんが^^;
それでも、心にはいつも持っていたいと思います。
白鳥監督のお話しで、ご自身の脳腫瘍の闘病生活のことがありました。
西洋医学のみではなく、東洋医学、民間療法と言われるもの、さまざまなことを試されたそうです。
その中で、印象に残っているのは感情と向き合うというお話しです。
自分の中で感じてきたさまざまな場面の怒りを出し切り、そうだよねそうだよね、と共感し、認め、辛い思いをさせたね、と謝り、癒していく作業を繰り返し繰り返しおこなったということです。
マイナス感情は身体の特定の部分(怒りは肝臓というように決まっている)に溜め込まれていくので、その部分が痛められるのです。
そんな感情を一つ一つていねいに開放していく作業、それと連動して身体も癒えていく、ということなのです。
それはセラピーそのものだ~っと、思いました。
そうそう、感情って病気の原因にもなる(病は気から)、感情が悪いわけではなく、その存在を感じないようにしたり、無視したりするから、主張してくるのですけど。
そんなお話が聴けるとは思いもよらず、不思議な感じでした。
もう一本は2月13日親の会が終わった後に見てきました。
これも主人との予定でしたが「やっぱり行かない」というので、親の会の方を急きょお誘いしました。
急にも関わらずご一緒してくださって、しかも、観たい映画だったとのこと、最初から行く人が決まっていたかのような展開でした。
ありがとうございました。
かみさまとのやくそく http://norio-ogikubo.info/
胎内記憶を持った子どもたちと記録に関わった人たちのドキュメンタリー映画です。
確かに親を選んで生まれている子どもたち、記憶を忘れてしまった子どもたちでも同じことでしょう。
人の役に立ちたくて生まれてくる、全ての子がそういうそうです。
そして、一番役に立ちたいと願っているのは、親、特に母親なのだそうです。
私たちもずっと前は魂であり、今の親を選んで生まれてきている、、、というのは複雑な心境ではあるけれど(笑)
親にしてもらったのだなぁと改めて思いました。
たくさんのやりたいことを携えて生まれる子どもたち、でも、親も未熟ゆえに、やりたいことを育てていけない。。。あ~思い当たる節た~くさんあります。
現実を生きるからこそ、理想のようにはできない、けれど、、、もう少し上手に向き合えたかなぁと、今になって思います^^;未熟ですねぇ。。。
魂のカルマを(この言葉では出てきませんが)解消するために人に尽くす、これも目的の一つのようです。
最適な組み合わせで親子として生きることになっているのですね。
最後にインナーチャイルドワークの場面が出てきました。
私たちそれぞれの中にいる愛しいインナーチャイルドの存在を認め、傷ついていたその子を抱きしめてあげることの大切さ、それを伝えていました。
我が子との関わりだけではなく、我が魂との関わりをもっともっと大切に生きていきたいなぁと感じました。
涙いっぱい浮かべながら見てきました。
ご一緒してくださってありがとうございました。
二つとも一般映画館では見られないので、興味を持たれた方は、自主上映会スケジュールでお近くの機会を見つけてくださいね。
私たちはどこから来てどこへ行こうとしているのか、サムシンググレートへ思いを馳せる映画でした。