癒しってそう思うんだ・・・

 

ある方がご自分の絵（双子のお孫ちゃんを描かれた）にタイトルを付けられると言われる

“いやし”と書きたいと

その方が漢和辞典を持っていらして『「愉」と書いて“いやし”と読むかしら？』と問われた
もう一人の人と三人で漢和辞典を見ながら話した
結論として「雰囲気は伝わるから思いを込められた字でいいのでは」ということになった

なぜ「癒し」と書かないのか・・・書きたくないとのことだった
「やまいだれは使いたくないのよ、心が愉しくて孫は本当に私のいやしになるの、やまいだれではないのよ＾＾」

あ～、そう言われればそうかもしれない
私たちのとって大切な癒しはやまいだれがつくんだ
マイナスイメージに結びつく言葉と感じる人がいるんだ
何とも言えない複雑な心中、「病」ねぇ・・・

現実と受け止めることなんだろうか
でも「癒し」は必ずしも他人から見て病んでいる人にだけ必要なものでもない
誰しも心を癒すことは大切
でもでも、そういう感覚で捉える人もいるんだなぁ

かわいいかわいいお孫ちゃんと「癒し」は到底結びつかなくて、結びつけたくなかったのだろうなぁ・・・


先週のボランティア養成講座のこと
その日のテーマは「ボランティアとは」
尊敬する顧問の先生がおっしゃった

人のことを、勝手に、不幸だとか、哀れとか、かわいそうだとか、判断してはいけませんよ
「幸せ」かどうかは他の人が決めることではありません
その方自身が「幸せ」と感じられたら「幸せ」なんですよ
他の人が決めるのは、本当に大きなお世話、大きなお節介ですよ

私はスタッフとして座っていたのだけど、思わず涙が込み上げてしまった
幸い後ろの席だったのでうつむいてごまかした
ほんとに心の温まるお話をしてくださってありがたかった

私たちも「不幸」のレッテルを貼られやすいけれど
たくさんの「幸せ」も手にすることができている
他の人が「普通」で通り過ぎ去っていくことにも「たくさんの幸せ」を感じさせていただける
こんな幸せな人生はないんだろうなぁ・・・でも解らないんだろうなぁ・・・

私も気をつけよう

今日も気づきをありがとう