今朝、主人はシンガポールに向けて7日間の旅に出発
近くの会社の人も一緒に大怪我車に乗っていただき、セントレアまで送る。
いってくるね、と合図する主人に車の中から手を振る。
ふっと、あの時を思い出す。
最後と分かっているなら・・・絶対に見送らなかったけど。
顔も見ずに「いってらっしゃい」と後続車を気にしながらおろした。
あの時・・・せめて顔を見て送り出せばよかったと・・・。
そんなことを思い出す瞬間は、やっぱり涙が出そうになる
それから、私もちょっとショッピング(笑)
帰ろうかどうしようかなぁ、と迷いながら、結局離陸までセントレアにいた。
青空に映える機体。
いろいろな国の飛行機が並ぶ。
今、毎月来るけど、朝食後はすぐに松山便へ乗るので、ゆっくり眺めたことがないなぁと^^;
飛んでいく飛行機を見ながら、Yちゃんが卒業旅行にひとりで沖縄へ旅立った時のことを思う。
よく出かけてくれたなぁ、と。
ほんとに辛い見送りだった。
見送ることを伝えてなかったけど行ってよかった。
友達と一緒にぎやかなグループの多い中、見えない娘と一緒のYちゃんを、出発前の時間、ひとりにしなくてよかったと思った。
見送ってから泣いて泣いて帰ったけど・・・。
日常と非日常が交錯する場所。
飛行場で時を過ごしながら、行き交う人を眺めながら、心の奥の思いとゆっくり対話する。
贅沢といえば贅沢な時間だ。
家族以外で、こんなに長い旅行は初めて。
何十年と家族のために働いてくれた主人。
やりがいもあるから働けたんだと言えばそうだけど、やっぱり努力なしには続かなかったろう。
努力の中には家族への愛がたくさん詰まっている
インドネシア・シンガポールは雨季らしいけど、視察もあるけれど、たくさんたくさん楽しんできてほしいと心から願う。
男ばかり、どんな珍道中なのか^^;
お土産話を楽しみにしている(笑)