時々仕事の帰りに通る道沿いにある住宅です。
ここは一応、国指定重要文化財になっています。
前々からこの茅葺が気になっておりました。
一度ゆっくり見学してみたいと思っていたのですが、
なかなか寄れないでいたら、いつの間にか葺き替えをしているのです。
そんなわけで、今は立ち入り禁止になってしまっていました。
葺き替え前を撮影できなかったのが残念ですが、
このような作業をしている光景もまた珍しいのではないかと思います。
葺き替え前の写真をご参考までに別サイトにあった画像をご覧ください。
前野家についての説明もあります。
門の横に立てられていた看板
書かれている内容は下記の通りです。
前野家は、代々名主をつとめた旧家で、
その事を示す古記録を多数所蔵している。
屋敷も広く、長屋門も残っている。
住宅は左方を土間とした直家型の農家で、
建立は、文化三年丙寅(1806)の家普請付留覚帳があり、
年代が明らかである。
明治40年頃修理を加え、一部柱の切除や間取りの変更等がなされているが、
主体構造はよく保たれている。
もとは、現在の桁行16・38m(九間)の半分の、8.19m(4.5間)を土間とし、
残り4.5間を田の字型に四室に区画して居住部としていた。
又、土間寄り4.55m(2.5間)を広間と台所、残り二間を座敷と納戸、
境に床の間、天井は、居住部全面が竹すのこ天井であった。
昭和47年12月18日 指定
土浦市教育委員会
その事を示す古記録を多数所蔵している。
屋敷も広く、長屋門も残っている。
住宅は左方を土間とした直家型の農家で、
建立は、文化三年丙寅(1806)の家普請付留覚帳があり、
年代が明らかである。
明治40年頃修理を加え、一部柱の切除や間取りの変更等がなされているが、
主体構造はよく保たれている。
もとは、現在の桁行16・38m(九間)の半分の、8.19m(4.5間)を土間とし、
残り4.5間を田の字型に四室に区画して居住部としていた。
又、土間寄り4.55m(2.5間)を広間と台所、残り二間を座敷と納戸、
境に床の間、天井は、居住部全面が竹すのこ天井であった。
昭和47年12月18日 指定
土浦市教育委員会
次回には、もっとじっくり見学してみたいと思います。
TVで筑波山麓の「綱火」のお祭りの放送を
観ました。
「綱火」も重要無形文化財だそうですネ。
筑波地方は古くからの歴史を感じます。
ゆっくりと散策したいですネ~
ほんとですね~めずらしい光景です!
うちの辺でもないですね・・・
今まで知りませんでしたが・・・
茨城県というところはいろいろと珍しい
ものがございますね~
一度見てみたい気がします。
余談ですが・・・
うちの実家も屋敷も広くて土間で、
欄間などもあり~
珍しいのか、ちょくちょく
市役所の方が来て取材して帰る
ほどの家ですが・・・(笑)
ありがとうございます。
国定文化財の改修作業現場の風景はめずらしい
と思います。
それぞれの地域に重要な文化財があると思いますが
大切な財産だと思いますので、みんなで守っていきたいですね♪
国指定重要文化財の藁葺の住宅
この藁葺は、放っておくものだと思って
いましたが、このように葺き替えをしている
のですね
こまめにケアをしないとうまく保存できない
のでしょうか
そういえば、新潟、燕市の良寛さんの五合庵
も損傷が激しい、と言ってました
ありがとうございます
指定されると 勝手に修理をしてはいけないらしいですね。
修理は 国のお金でやってくれるけれども 家の中の使い勝手をよくしたい と思ってもできないので 辛いと言っておられました。
いろいろ大変みたいですよ。
茅葺の屋根は 私が子供の頃 実家(宮崎)の近所に数軒ありました。
今は 重要文化財に指定されるほど少なくなってきたのですね~。
茅葺は 涼しいらしいです。
実は「綱火」、行きそびれてしまったのです。
行きたかったのですが、残念でした。
来年は是非見てきたいと思っています。
茨城には良いものがたくさんありますね。
“うちの実家も屋敷も広くて土間で、
欄間などもあり~
珍しいのか、ちょくちょく
市役所の方が来て取材して帰る”
すごいですね~。
テレビにも映るのではないですか?
そういうときには、是非お知らせくださいね。
今日、だんじり祭りのニュースをやっていました。
日本の伝統、後世にしっかり残してあげたいですね。
そのためには、私たち大人自身がその良さを知らないといけないなと思いました。
身近なものから向き合っていこうと思います。
古いものを、後世まで残していくことは大変なんですね。
そこに在ることが、当たり前のように思っていても、その陰にはいろんな苦労があるものですね。
存在しているだけで、すごいことなのですね。
学校の先生でいらしたのですね。
なんとなく大きな包容力を感じていたのは、そのためだったのかもしれませんね。
国の重要文化財になると、勝手に修理ができないというお話、そういえば以前にも聞いたことがありました。
大変なんですねぇ。
昔の日本家屋は日本の気候に合うように作られていたのでしょうね。
素晴らしいことだと思います。