常陸秋蕎麦 ～新そばまで待ちきれなくて～ 「大志庵」

地場産の稀少で美味しさに定評のある
「常陸秋蕎麦」を使用した二八蕎麦を提供しているお店、
大志庵に行ってきました。

このお店はコシのある風味豊かな常陸秋そばが大変美味しいと評判です。
なんと言っても、美味しいのにお値段が安いのが嬉しいです。
ただし、１日40～50食限定。
そのためでしょうか開店と同時にお店は大変な賑わいで、
季節によっては行列ができることもあるようです。

ところで、入り口にぶら下がっているこの札、
「春夏冬中」ってなんだかご存知ですか？
お店の名前は暖簾の上にあるのに・・・。

私、こんなに年ばかりとっているのに、
知らなかったのです。（お恥ずかしい）

「営業中」の意味だったのですね。
春夏秋冬のうち“秋”がない → 秋ない → 商いになって、
「商い中」ということです。

この日は、ラッキーにもギリギリセーフでした。
お店に入ったとたん、暖簾は店内にさげられてしまいました。
限定数のラストだったのです。
その時刻、開店の11時から2時間ほど経過した13時過ぎでした。
お店の閉店は一応15時らしいのですが、それまでに売り切れてしまいました。



さて、何を注文しようかと・・・・。
女性二人だけでやっているので、品数はそれほどたくさんはありません。
どれも、お値段はそれほど高くありません。

　

以前に人気の天もりそばは食べたことがあるので、
今回はお野菜たっぷりのおろし蕎麦にしました。



レタス、きゅうり、カイワレ大根、大根おろし、かつお節、刻みのり、
などがお蕎麦の上に乗っていました。
夏の食欲がない時には、さっぱりとして新鮮なお野菜もたくさん入っているので、
とても良いと思います。



付け合せに、ゆずリンゴの蜂蜜漬、梨（幸水）、ナスのからし味噌が付いてきました。

そうそう、この日はそれだけではありませんでした。

お客さんとしては最後だったもので、
サービスに、かき揚げとミョウガの天ぷらをくださいました。
お店の方は、
「少し残ったので、よろしかったらどうぞ・・・」
とくださったのですが、残り物だなんてと～んでもない！
揚げたてのアツアツで美味しかったです。
ラッキ～！



そして最後はそば湯。
これ、わかります？
白く濁っているでしょう？
濃いので、トロトロなんです。
ここまで濃いそば湯はめったにありません。

思わず「美味しい～」と言ってしまいました。

これだけ食べて本日のお支払い、700円なり～。


今度は秋の新そばを食べに来なくては・・・（笑）
その前に蕎麦の花も楽しみです。

ご馳走様でした。

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