お久しぶりです!!!
さて、2月、3月と岩手へボランティアをしに行ってきたことは、前回のブログでお知らせしましたが、
私は3月のほうの派遣に参加していました!
3月はというと私たちも合わせて16人という大所帯( ^^)
3月の派遣についてはまた別の人に報告してもらうとして、、、
私は3月12、13日と遠野まごころネットの大槌町生活支援チームの方の活動に参加させていただきました。
一緒にボランティアに参加していただいた皆さんとは少し違う動きをしていたので報告させていただきますね。
さて、生活支援チームでは、仮設住宅に避難されている皆さんを定期的に訪れ、声をかけながら状況を把握するという活動が行われています。
避難所から仮設住宅に入れば一安心というように思われがちですが、実はそこからが大変です。
避難所ではいい意味でも悪い意味でも隣にいる人の顔を見ることができたわけですが、
仮設住宅に入ってしまえば、隣に住んでいる人は気に掛けない限り見ることは出来ません。
言ってしまえば、ここからが自殺、孤独死というものが多くなってしまうのです。
そこに問題意識を持って活動をされているのが生活支援チームのみなさんでした。
長期的かつ頻繁に大槌町の仮設住宅に訪問されています。
私たちは2日間の参加ということになりましたがそこで感じたことを報告したいと思います。
仮設住宅によって支援の差がだんだんと広がっているということ。
避難されている方がたくさんいるために仮設住宅といっても、集合住宅的に様々な土地にばらばらに建っています。
そこで沢山の人が住む仮設に支援物資が集まりやすかったり、病院やスーパーが近い仮設に住む人が生活を送りやすかったりしていました。
病院に歩いていける距離の人もいれば、病院に行くためのバス停までが遠すぎて高いお金を出してタクシーを呼ぶ人もいます。
しかし、私が出会った方は基本的に皆さん前向きで、
「うん、元気だよ!いつもありがとう。」
と声をかけてくださいました。
最近では地域支援員さんが仮設集落に常駐されていたり、お茶会や足湯が様々な団体によって開催されていたり、移動販売も来ていたりして、
以前より外に出る高齢者の方が多くなってきたということでした。
その一方でお茶会になかなか参加しづらい男性の方や、足が悪い方はどうしても中に出づらい環境は今でもあります。
そういう方に向けた長期的な支援を生活支援チームの皆さんは続けていかれるとのことでした。
私たちは関西という遠く離れたところにいるため、実感として現場の方々からは遠ざかり大震災の風化が進んでいます。
しかし今回3.11に現場に居れたことでまだまだやらなきゃいけないことはあるなと感じんじました。
そして1年経って支援が少なくなるこれからに課題はあると改めて思います。
「あの海辺が全部公園になって桜が咲いたらみーんなで花見すっべ。」
ある仮設住宅で自治長をしているお母さんが言ってくれました。
その日が来るまで私たちも関西で出来る支援の形を模索し、形にしていきます!
今回出会えたすべての方々に感謝の気持ちを込めて。
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