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えほん

2021-11-29 19:51:47 | 振り返り

授業で触れ合う機会が多くなった絵本

その絵本がいつの時代からあって子供たちに親しまれてきたのかが気になり調べてみました‪!

 

ー絵本の歴史ー

まず絵本とは、絵が中心となりお話が進むもので文字や文章は補助の役割を果たしていて、絵を見るだけでも内容が理解できるものも多くあります。

間違われやすい絵本と童話の違いは、童話は古くからの言葉を使って語り繋がれてきているもので絵がなくても文章を読むことで理解できるようになっています。

絵本は絵が中心、童話は文章中心で昔からある古いお話です。

 

・世界で一番古い絵本について

絵本の起源、元となったものについてたくさん調べてみました。

日本だと奈良時代に書かれた絵巻が最古だと言われていますが、いまの絵本には程遠いものでした。子供向けの絵本として出版されたのは江戸時代に出てきた『草双紙』の『赤本』とよばれるおとぎ話が最初だと言われています。この頃は主に童話が主流でした。

(1924(大正13)刊行 宮沢賢治さん生前唯一の童話集『注文の多い料理店』など)

そして私たちが知っている今の形の絵本になったのは戦争後からのものがほとんどだという事がわかりました。

[草双紙参考]

https://www.kodomo.go.jp/gallery/edoehon/era/index.html#S3

[童話のお話]

https://www.kodomo.go.jp/jcl/section2/index.html

ヨーロッパではヨハン・アモス・コメニウスが作ったと言われている世界絵図が絵本の元祖だと言われており、今でいう教科書のようなものでした。

18世紀イギリスで最初の児童書出版者ニューベリーによって書かれたのちに19世紀半ばに絵と言葉が合わさった今の形の絵本が完成しました。

ニューベリーとは別のものになってしまいますが実際調べていて子供向け絵本が作られ始めた時期頃に出版されていて今も読まれている絵本があります。1845年にドイツのハインリッヒ・ホフマンが出版した『もじゃもじゃペーター』という本が世界初の子供向け絵本だとも言われています。ドイツの精神科医ハインリッヒ・ホフマンの息子のために作られた絵本で息子に絵本を買い与えようと考えていたが本屋さんですすめられた絵本を気に入らなかった彼は本の代わりにノートを一冊買い、自身の手で物語と挿絵を書き綴ってできた絵本でした。

実際に私も『もじゃもじゃペーター』を子供の頃に読んだことがあり、少し怖かったのを覚えています。子供向けの絵本としては少し衝撃的な内容ですが、様々な言語に翻訳され世界中の子供たちに読まれています。『もじゃもじゃペーター』を出版以降、ヨーロッパでは世界的に有名な絵本が多数出版され、ヨーロッパからアメリカへ多くの絵本が輸入されるようになりました。

[もじゃもじゃペーター参考]

http://ehon.furuhashi-kazuo.com/%E3%80%8E%E3%82%82%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%82%E3%81%98%E3%82%83%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%8F%EF%BC%8D%E3%81%97%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/

 

ちなみに世界で一番売れている絵本は『はらぺこあおむし』だそうです。

1969年に出版されて以来、世界50か国、3,300万部以上を刊行されていて、印税額は4億2720万円とも言われています。

(作家さんの収入源は原稿料と印税だそうです。)

 

 

色々な情報がどれが本当なのかが分からず、まとめるのがとても大変でした。

自分なりに一生懸命調べまとめてみましたが全てこれが正しい!という訳では無いと思うのでお手柔らかに、、^^;


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