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ディレイルド 脱線【吹替版】
gyao!のストーリーを引用させていただきます。
歓喜と混乱の一夜、殺人事件が発生し列車が脱線!
豪華なディナーを楽しみながら推理ゲームを行う体感型イベント列車“殺人ミステリー急行”。このツアーに初めて参加するイヴリンや、家政婦と同乗した10代のアビゲイルらを乗せ、出発の汽笛と共にゲームの幕は上がった。しかし、物語を進行させる一部の役者らが、演技ではない本当の強盗を企て、乗客の数名が犠牲となり車内は大パニックに陥ってしまう。そんな中、スピードの異変を察知した車掌は、後ろの車両へ乗客らを移動させようとするも、加速した列車は急カーブを曲がり切れずに脱線してしまう。
この監督は(若手かベテランか知らないが)
見事な映画を撮るために必要な諸技術を
すでにじゅうぶん習得している。
才能もセンスもある。
そのうえで、
俺はとにかく映画を撮りたいんだ!
という監督の強烈な意欲がはっきり伝わってくる。
それを支える俳優陣の演技も立派で、申し分ないものだ。
しかし、ただそれだけの映画だ。
この映画を観る限り、
監督から観客に伝えたい
ビジョン
が、何もないのは明らかだ。
たくさんの映画を観続けていると、実に
このパターンの作品が一番多いことに気づく。
(もちろん、技術レベルでプロ基準に達してない
箸にも棒にもかからない大量の駄作は別にしてだが)
たとえば、同じSFアクション映画を撮っても、
ビジョンがあれば「マトリックス」になる。
ビジョンがなければ、せいぜい「X-MEN」だ。
世の中に、
この大違いがまるで分からない
おこちゃまが非常に多い。
(かれらはマトリックスのビジョンで
意識しない消化不良を起こし、毛嫌いする)
人間は変わるものだから、才能あふれる監督がこの先、
独自のビジョンを獲得して、大化けすることを期待する。
(My Favorite Songs)
RTSF 2019 – Dietmar & Nellia – Never Stop Jiving - YouTube
(過去記事統合編集再録)