哲学日記

ディレイルド 脱線【吹替版】

 gyao!で無料視聴できます(7月3日(日)まで)

ディレイルド 脱線【吹替版】

 

gyao!のストーリーを引用させていただきます。

歓喜と混乱の一夜、殺人事件が発生し列車が脱線!
華なディナーを楽しみながら推理ゲームを行う体感型イベント列車“殺人ミステリー急行”。このツアーに初めて参加するイヴリンや、家政婦と同乗した10代のアビゲイルらを乗せ、出発の汽笛と共にゲームの幕は上がった。しかし、物語を進行させる一部の役者らが、演技ではない本当の強盗を企て、乗客の数名が犠牲となり車内は大パニックに陥ってしまう。そんな中、スピードの異変を察知した車掌は、後ろの車両へ乗客らを移動させようとするも、加速した列車は急カーブを曲がり切れずに脱線してしまう。

 

映画『ディレイルド 脱線』予告編 - YouTube

 

 

 

この監督は(若手かベテランか知らないが)

見事な映画を撮るために必要な諸技術を

すでにじゅうぶん習得している。

才能もセンスもある。

 

そのうえで、

 

俺はとにかく映画を撮りたいんだ!

 

という監督の強烈な意欲がはっきり伝わってくる。

それを支える俳優陣の演技も立派で、申し分ないものだ。

 

 

 

しかし、ただそれだけの映画だ。

 

この映画を観る限り、

監督から観客に伝えたい

 

ビジョン

 

が、何もないのは明らかだ。

 

 

たくさんの映画を観続けていると、実に

このパターンの作品が一番多いことに気づく。

(もちろん、技術レベルでプロ基準に達してない

箸にも棒にもかからない大量の駄作は別にしてだが)

 

たとえば、同じSFアクション映画を撮っても、

ビジョンがあれば「マトリックス」になる。

ビジョンがなければ、せいぜい「X-MEN」だ。

 

世の中に、

この大違いがまるで分からない

おこちゃまが非常に多い。

(かれらはマトリックスのビジョンで

意識しない消化不良を起こし、毛嫌いする)

 

 

 

人間は変わるものだから、才能あふれる監督がこの先、

独自のビジョンを獲得して、大化けすることを期待する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

RTSF 2019 – Dietmar & Nellia – Never Stop Jiving - YouTube

 

(過去記事統合編集再録)

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