タイヤ専門店では 過去10年ぐらい前まで
普通にタイヤが売れそれに付随してアルミホイールが売れ
カーオーディオやナビに
足回り用品やマフラーなど改造パーツも売れていました。
それで経営が成り立っていたのです。
それがいつの間にかタイヤ以外が売れなくなって
まるで鍋の中のかえるが茹で上がるようになっていきました。
問題意識はあるのですが 景気のせいや他店との競合のせいなど他責にして
いずれそのうち景気が回復するまでしのぐといった 過去に安住しているうちに
ますます追い詰められていくわけです。
時代のせい・不景気のせい・競合のせいにしていれば自分は被害者という思いで
自己正当化が成り立つのです。
私もそうです そういう期間が確かにありました。
しかし言い訳していて経営が成り立つほど世の中は甘くありません。
タイヤと相性がよかった恋人との別れです。
タイヤは一人ぼっちになって孤独です 何とか次の恋人を探してくださいと言いました。
そこで出会いを求めて 数々のお見合いをしました。
世の中は「捨てる神あれば拾う神あり」です。
ついに最高の相手「キレイちゃん」と出会ったわけです。
タイヤ「安全君」は一目ぼれ状態です。
タイヤを主体にキーパーコーティングと組み合わせるアイデアで
タイヤ専門店イマージンスゴウ店が
タイヤ・キーパーイマージンスゴウ店としてコンセプト変更をして以来
9年が過ぎようとしています。
タイヤ単品経営では繁忙期の11月・12月・3月・4月しか商売になりません。
4ヶ月で一年分が賄えるのなら良いのですが そうはいきません。
タイヤの非繁忙期をどうするか?
この一点がタイヤとキーパーを結び目なのです。
主導するのはあくまでもタイヤ「安全君」です。
「キレイ」ちゃんはお互いが主張を強めると反発心が出ることを知っているので
一歩引くことが出来る良き女房です。
2年前快洗隊岡崎店を訪問する機会がありました。
そこにはリフトが設置してあったので不思議に思って尋ねたところ
「以前はタイヤの販売もオイル交換も行なっていた名残りです」
ということでした。
洗車・コーティングが主体でタイヤもオイルもということで
開業したのですが主体が繁盛するに従い 扱わなくなったそうです。
タイヤ・キーパーイマージンスゴウ店の主体はタイヤです。
店の運営上 タイヤとキーパーが混在するわけですが
このポイントをしっかり押さえることが店長の勘所になるわけです。
店長がスタッフの協力を得て店を切り盛りする「コツ」が
優先順位を時に応じて変化させていくことが必要になってきます。
二代目の臼井店長は就任から1年9ヶ月で この流れを掴んできたような感じです。
全ては「流れ」として捉えていかないと 次の変化に対応が出来ないことを悟ったはずです。
彼は責任感も強く 全てにおいて真面目に対応したいという完璧主義の傾向があるのですが
「流れ」を見ることで「エエ加減力」の必要性を知りつつあります。
この店はタイヤの販売が優先です 洗車もしますがタイヤが繁忙の時は
受注は中止です。
少ないメンバーで稼ぐ為にはクリスタルキーパーを一押ししますが
この商品はお客様からも絶大な支持を得ています。
超繁忙の時は 他店様で購入されたタイヤの取り付けはお受けできません。
私はこのスタイルが小さなタイヤショップが生き残るための
エエ加減力だと思います。
想像ですが臼井店長はこのように自らの姿勢に「ハンドルの遊び」のような
ゆとりを持ちつつある感じがします。
言葉で「お客様の満足度」とか「人時生産性」とかを知ってくると
最初それに縛られて苦しみ そこから解けていく過程で一皮向けてくるわけです。
「お客様の満足度」が大事だと示されると 全てのお客様に喜んでもらおうと考え あるいは
「人時生産性」の高さが大事と示されると 人手を絞って少ない人数で頑張ろうとしてしまう。
この傾向が完璧主義の考え方です。
でもその呪縛から解けると
「人時生産性」を上げようと思うなら 逆に人手を増やす事を考えるのが商売です。
「流れ」さえ捉えれば 繁忙の想像が出来るわけです。
タイヤ付け替えの時期だから 週末は脱着の仕事が多くなるな~この仕事はパンツ洗い見たいなものだから
アルバイトさんに大部分任せないと タイヤを購入してくれるお客様の対応が出来なくなる
すると利益を得る機会損失になってしまうから 2人アルバイトを動員する。
こうすると粗利益は増大して必然的に「人時生産性」も上がるわけです。
稼いで儲ける商人は必ずこのように考えて行動します。
たとえ二人三人に嫌われても五人六人に余計買ってもらう
それで損得はあってくるのです。
ある意味「ズルさ」「したたかさ」という人間の持つ灰汁(アク)の強さが
タイヤを主体とする商売には必要なのです。
これは店長という立場に立てて学んでもらう以外 身につきません。
「流れ」を見ながら作戦を練る小さなタイヤ商売は
店長が商売のプロ化していかなければ成り立ちません。
世の中を見てください マニュアル全盛の時代で
商売に限らずプロは高齢化して後継者が少なくなってしまっているのです。
当社の若手で当社のスタイルでタイヤの商売を引き継げる可能性があるのは
臼井店長しかいないのです。
全ては「流れ」の中
タイヤ販売が当社から消えていくのか
あるいは存続していくのか?
本流はキーパープロショップの展開に流れて行きつつある中で
プロのタイヤ商人として・・・・臼井店長にはその可能性はあります。
普通にタイヤが売れそれに付随してアルミホイールが売れ
カーオーディオやナビに
足回り用品やマフラーなど改造パーツも売れていました。
それで経営が成り立っていたのです。
それがいつの間にかタイヤ以外が売れなくなって
まるで鍋の中のかえるが茹で上がるようになっていきました。
問題意識はあるのですが 景気のせいや他店との競合のせいなど他責にして
いずれそのうち景気が回復するまでしのぐといった 過去に安住しているうちに
ますます追い詰められていくわけです。
時代のせい・不景気のせい・競合のせいにしていれば自分は被害者という思いで
自己正当化が成り立つのです。
私もそうです そういう期間が確かにありました。
しかし言い訳していて経営が成り立つほど世の中は甘くありません。
タイヤと相性がよかった恋人との別れです。
タイヤは一人ぼっちになって孤独です 何とか次の恋人を探してくださいと言いました。
そこで出会いを求めて 数々のお見合いをしました。
世の中は「捨てる神あれば拾う神あり」です。
ついに最高の相手「キレイちゃん」と出会ったわけです。
タイヤ「安全君」は一目ぼれ状態です。
タイヤを主体にキーパーコーティングと組み合わせるアイデアで
タイヤ専門店イマージンスゴウ店が
タイヤ・キーパーイマージンスゴウ店としてコンセプト変更をして以来
9年が過ぎようとしています。
タイヤ単品経営では繁忙期の11月・12月・3月・4月しか商売になりません。
4ヶ月で一年分が賄えるのなら良いのですが そうはいきません。
タイヤの非繁忙期をどうするか?
この一点がタイヤとキーパーを結び目なのです。
主導するのはあくまでもタイヤ「安全君」です。
「キレイ」ちゃんはお互いが主張を強めると反発心が出ることを知っているので
一歩引くことが出来る良き女房です。
2年前快洗隊岡崎店を訪問する機会がありました。
そこにはリフトが設置してあったので不思議に思って尋ねたところ
「以前はタイヤの販売もオイル交換も行なっていた名残りです」
ということでした。
洗車・コーティングが主体でタイヤもオイルもということで
開業したのですが主体が繁盛するに従い 扱わなくなったそうです。
タイヤ・キーパーイマージンスゴウ店の主体はタイヤです。
店の運営上 タイヤとキーパーが混在するわけですが
このポイントをしっかり押さえることが店長の勘所になるわけです。
店長がスタッフの協力を得て店を切り盛りする「コツ」が
優先順位を時に応じて変化させていくことが必要になってきます。
二代目の臼井店長は就任から1年9ヶ月で この流れを掴んできたような感じです。
全ては「流れ」として捉えていかないと 次の変化に対応が出来ないことを悟ったはずです。
彼は責任感も強く 全てにおいて真面目に対応したいという完璧主義の傾向があるのですが
「流れ」を見ることで「エエ加減力」の必要性を知りつつあります。
この店はタイヤの販売が優先です 洗車もしますがタイヤが繁忙の時は
受注は中止です。
少ないメンバーで稼ぐ為にはクリスタルキーパーを一押ししますが
この商品はお客様からも絶大な支持を得ています。
超繁忙の時は 他店様で購入されたタイヤの取り付けはお受けできません。
私はこのスタイルが小さなタイヤショップが生き残るための
エエ加減力だと思います。
想像ですが臼井店長はこのように自らの姿勢に「ハンドルの遊び」のような
ゆとりを持ちつつある感じがします。
言葉で「お客様の満足度」とか「人時生産性」とかを知ってくると
最初それに縛られて苦しみ そこから解けていく過程で一皮向けてくるわけです。
「お客様の満足度」が大事だと示されると 全てのお客様に喜んでもらおうと考え あるいは
「人時生産性」の高さが大事と示されると 人手を絞って少ない人数で頑張ろうとしてしまう。
この傾向が完璧主義の考え方です。
でもその呪縛から解けると
「人時生産性」を上げようと思うなら 逆に人手を増やす事を考えるのが商売です。
「流れ」さえ捉えれば 繁忙の想像が出来るわけです。
タイヤ付け替えの時期だから 週末は脱着の仕事が多くなるな~この仕事はパンツ洗い見たいなものだから
アルバイトさんに大部分任せないと タイヤを購入してくれるお客様の対応が出来なくなる
すると利益を得る機会損失になってしまうから 2人アルバイトを動員する。
こうすると粗利益は増大して必然的に「人時生産性」も上がるわけです。
稼いで儲ける商人は必ずこのように考えて行動します。
たとえ二人三人に嫌われても五人六人に余計買ってもらう
それで損得はあってくるのです。
ある意味「ズルさ」「したたかさ」という人間の持つ灰汁(アク)の強さが
タイヤを主体とする商売には必要なのです。
これは店長という立場に立てて学んでもらう以外 身につきません。
「流れ」を見ながら作戦を練る小さなタイヤ商売は
店長が商売のプロ化していかなければ成り立ちません。
世の中を見てください マニュアル全盛の時代で
商売に限らずプロは高齢化して後継者が少なくなってしまっているのです。
当社の若手で当社のスタイルでタイヤの商売を引き継げる可能性があるのは
臼井店長しかいないのです。
全ては「流れ」の中
タイヤ販売が当社から消えていくのか
あるいは存続していくのか?
本流はキーパープロショップの展開に流れて行きつつある中で
プロのタイヤ商人として・・・・臼井店長にはその可能性はあります。