六日のあやめ

「銭の戦争」第6話感想

「銭の戦争」第6話
新聞ラテ欄:「金で復讐勃発・・・知略で攻めろ」

知略ってどこにあったんですか?って思っちゃったよ^^;今回は正直ワクワク感不足だったなぁ。
それでもやっぱり富生の表情が見応えあって夢中になる。
今回一番グッときたのは「恨みを支えに立ってる人間もいる。怒りを支えに前だけ見てる、そうゆう人間もいるんだ」って切ない口調。
今の富生にとって、支えがあるとしたら金だけ、それは決して幸せなことではないはず、富生が可哀想でたまらない。
支えと言うしかない現実、まだ借金が残ってるわけだし、多分ホワイト化学を買い戻そうとしてると思う。

赤松への襲撃はどんな形で納めるのか?ってことで私が考えていたのは、富生が土壇場で思いとどまるのでは?と思っていたんだけど、赤松さん桜田くんに見張りを命じていたのね。
そりゃそうだよね、でなきゃ富生からの電話で簡単に自分の居場所を話すわけないもん、納得。
未央は桜田くんを睨んでいたけど、桜田くんが止めなきゃ大変なことになってたんだから、富生が傷害とか下手すりゃ殺人を犯さなくて良かった。
桜田ちょっと手貸して、って全く躊躇なく言う富生と、一応加減はしたんですけどって桜田くん、あんな状況でもいいコンビだわぁ、なんて思ってた私。^^;

弟くんとの和解きっかけは富生が知力を駆使して救うのかと期待してたんだけど、警察に迎えに行っただけかぁ。^^;
高い弁護料だな、って”金は力だ”に説得力出てたのはなるほどと思う。
「金作る大変さはよくわかってるから」と富生。
そうだよね、コツコツ貯めることだって結構大変なのに、すぐに大金作るなんて普通は無理。それを富生は自分の貯金や保険使いきって一部返済や給料の未払い分対応した後も、まだまだ残る借金を返さなければならない。
「ごめん、金のこと全部兄貴に任せてわかったようなことばっか言って」何故今までそのことに思い至ってなかったのか不思議だけど(笑)光太郎も遅まきながらわかったようで良かった、ずっと弟くんにイライラさせられてたのが今回やっと解消。^^;

梢さんが、富生を助けたかったのにずっと拒絶されている、自分たちが愛よりお金の力にはかなわなかったと感じているのは仕方ないことなのかなぁ。
最初の低金利で借りる提案には富生は財産目当てだと思われたくなかったわけだし、手切れ金は一旦断って、でも母親のためにお金が急に必要になったことも梢はわかったはずなのに、なんか悔しい。
そもそも大金積み上げて試すってやり方自体に私は嫌悪感ある。
梢さんは未央に、どうしたら彼を助けてあげられたか教えてよ、って言ってたけど、梢さんには富生を祖母に頼らせることだけしか助ける方法を考えられなかったんだよね。お金ではない部分での助け方もあったかもしれないのに。
そして今はホワイト化学の従業員を切ろうとしているなんて、梢さん、それは違うよおぉ。
富生と梢さんが憎しみ合いだけで終わることがないようにと願ってる。
梢さんの専務への言葉「今日から会社は全面禁煙です」に、羽鳥さんかよ、って思ったのは私だけじゃないよね?(笑)

赤松金融にしれっと戻った富生とそれに小芝居で合わせた赤松、互いに企み事はあっても愉快に感じちゃった。
再度赤松金融としての仕事で痛快な話をもっと見たかったけど、裏金奪う話に行っちゃってもう無理っぽいなぁ、ちと残念。
裏金の隠し場所、事務所が前はレストランだったって会話はやっぱり意味があったんだな。
こうゆう伏線回収あるのがうれしい、1話に出てきた家出人情報の書類に貼られてた写真、富生だけそっぽ向いてる家族写真についても今回詳しくわかったし。
今後のストーリー展開に不安を感じるところもあるけど、期待感は薄れてない。
早く次回が見たい。

コメント一覧

きーた
http://www6.ocn.ne.jp/~kiita/
> ちーこさん
やっぱり6話は残念感ありましたよね。^^;
私も原作知らないですし、元々韓国ドラマに興味なくて冬ソナも見てなかくて、違いとかわからないです。
おっしゃる通り「華麗なる逆襲」の世界観に合うようなラストを願います。最高にカッコいいですもんね。

私は自分が好きな本が映像化されると原作との違いが気になってしまうので、できればオリジナル脚本での良作品が見たいです。
数字がいい方がもちろんうれしいんですが、映画「任侠ヘルパー」は興行成績は良くなかったのかもしれないけど、私は大満足でした。もっと高い評価が欲しかったとは思いますが。
ちーこ
こんにちは。
先日はありがとうございました。
5話までのスカッとてクスッと笑える所が激減してしまい残念に思った6話でした。
脚本という土台がしっかりしていないと、役者の熱演や細やかな表情などが生きませんね。
今回、原作とか、全く入れずに見てますが、違うらしいですね。カッコイイ主題歌、華麗なる逆襲に負けないラストにして欲しいと願っています。
赤松と富生のコンビを見てると、黒川博行の疫病神シリーズ、桑原と二宮やって欲しくなります。堤真一さんとのコンビも捨てがたいですが。
これは!と思う本はどんどん映像化されてしまいますね。数字になかなか恵まれないので、阿部寛や福山雅治の様に、当たる原作の上の良い脚本で映画を…とも願ってしまいます。
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