六日のあやめ

読書記録(平成31年4月)

4月30日に天皇陛下が退位され「平成」が幕を閉じ、5月1日に新元号「令和」が始まった。
毎月第1日曜日に放送されてるAbemaTV「新しい別の窓」は平成最後の日に変更。
天皇陛下の退位の儀式を見守るところからはじまり、剛くんナレーションで平成最後の3人からのメッセージ、令和の幕開けに聴く「新しい詩」・・感動した。

RealSound佐藤さんの素敵な記事に感涙。
<稲垣&草なぎ&香取の出発にはいつも雨がつきものだった 令和の幕開け飾った『ななにー』を見て>

モデルプレス記事
<「平成から令和へ」稲垣・草なぎ・香取のメッセージ全文>

東京タワーのサイン、剛くんの字が上手!
Sさんのツイ画像保存させていただいた。


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平成最後に読んだのは図書館の順番がタイミングよく回ってきて「平成くん、さようなら」

平成31年4月読書記録
初読(2)+再読(4)冊:6冊
読書メーターより

4/30【平成くん、さようなら/古市 憲寿】
芥川賞落選時古市氏が本気でがっかりの様子がなんか可愛くて図書館で予約やっと順番きた。待ち日数長かったけど平成最後の日に読み終え結構感慨深い。
「とくダネ!」とか「金スマ」等のテレビ番組や田原総一朗とか中森明夫等の人物名、現実の名称多く出てるけど、安楽死が合法化された架空の世界。
延命治療選択ならともかく安楽葬とかビジネス化って酷いと思うけど、平成(ひとなり)が安楽死を望む本当の理由は理解できる。それでも生きるべきと思うけど。
彼は愛ちゃんを呼び捨てに変えた?と思ったのは違っていて、切ないラストだった。

4/27【フーガはユーガ/伊坂 幸太郎】
風変わりなタイトルだと思いながら読み始めてすぐ、名前が風我と優我という双子の不思議な入れ替わり、とわかるけど、読了時にこのタイトルがとても切なく感じる。
虐待やいじめ等残酷な描写が辛い。
でも伏線回収のなるほど感でやっぱり伊坂作品は面白いと思う。ボウリングのボールを忘れたことも重要だった。
“トイレに行った小玉と子供たち”父親と同じく双子の娘二人、ラストの会話が楽しくてほっとした。

4/24【チルドレン (講談社文庫)/伊坂 幸太郎】
(再読)続編の「サブマリン」文庫化きっかけで読み返し。
連作短編5話、どの話もいいけど4話チルドレンIIが特に好き。続編が家裁調査官の話中心の長篇で嬉しく思った。
1話バンクでの「ベス、カム!」シーンが素敵で、他の話でも探偵役となってる永瀬が私好みだけど、はた迷惑の陣内は別格で魅力的に感じる。
2話レトリーバーでも、浅い善意の女性から永瀬がお金をもらったことに、ずるい、何故おまえだけ特別扱いだって怒って自分も欲しがるシーンは笑いながら感動。
陣内をパンの耳に喩えた鴨居が続編ではいないことが改めて悲しい。

4/22【サブマリン (講談社文庫)/伊坂 幸太郎】
(再読)伊坂作品の中でも特に好きな「チルドレン」の続編、待ちわびてた文庫化。
前作は連作短編集で今回は長篇、家庭調査官である陣内の魅力をさらに感じる。
相変わらずはた迷惑(にみせている?)だけど、棚岡くんへの漫画本差し入れ、キャッチャー守くんの試合、小田山くん宅への訪問等に感涙。 若林青年も希望がみえて良かった。
永瀬の盲導犬が変わり心配したベスのことは安心したけど、鴨居がいないことが悲しい。

4/12【宝の地図をみつけたら (幻冬舎文庫)/大崎 梢】
(再読)単行本「誰にも探せない」を改題、加筆・修正しての文庫化。
埋蔵金には特に興味あるというわけではないけど隠れ里とか興味深い。でも物騒な連中が必死になるのはやっぱり札束だよなぁ。
少年時代晶良と一緒に埋蔵金に夢中になりながら疎遠になっていた伯斗の事情、田中との関連性になるほど。
登場人物の中で吉井が一番好み。

4/4【聖女の救済 (文春文庫)/東野 圭吾】
(再読)ガリレオ長篇2作目。最初の長篇“献身”と同様、真相が明らかになったときタイトルにある”救済”のなるほど感が大きい。
読み返しでわかっていても凄いトリック。
草薙が津久井潤子を探し出したことや証拠品を残していたのは、彼が綾音に惹かれていたことが大きいと思うけど、綾音を見た瞬間に心が揺さぶられたって、草薙さんてば内面わからなくても容姿だけで?と思ってしまった。(^^;

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<義母介護メモ>
病院:4/8(K)、4/10(Y)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:4/15
堤さん:4/14

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