美しい朝

町内と隣町のCDショップ回りして4軒目でやっと「美しい朝」入手。
入手遅れたのは予約忘れた自分のせいではあるけど、アルバム発売前に犬がオリコン22位に入ってたんだから、予約なくても入荷しとけばいいのに、商売下手じゃね？って、私は思うんだけどなぁ。（苦笑）
オリコンウィークリーチャート調査期間内に買うことできたけど、購入したお店はオリコン調査協力店一覧に載ってないから、ランキングに貢献できてないかも？ごめんなさい～。

全体的な感想としては、個人的にはドラマチックマイナーの曲がないなぁ、って思ったけど、ライナーノーツ序の文章に記されている内容通りのアルバムだと、しっかり感じられる。

「霧に消えた初恋～Radio Days～」はタイトルは好みじゃないけど（私は「Radio Days」とストレートにしてもらうほうが好み）爽やかな感じ、グレープのセイヤング世代としてはグッとくる。
信州ではセイヤングの放送はなかったけど、深夜だから聴こえる文化放送を雑音にめげずに聴いていた。
あのねのねのANNとのコラボが印象深い、ラストセイヤングは、当時ラジカセがなくてテレコをラジオに近づけて録音した。
雑音だけじゃなくて私の泣き声まで入ってるけど、あやめのお仲間にカセットテープをCD化していただき、今も聴くことできるのが結構自慢である。

「抱きしめて」はまだ観てないのに映画映像が浮かんでくるように感じる。
感動に満ちた映像作品の音楽に本来言葉は不要だ。できるだけ気障りでない言葉を選んだ。というさださんの考えがよくわかる。
「一期一会」は既にドラマ「長生き競争！」放送時に聴いた時点で、ピッタリはまっている、と感じていた。
録画はしたけど見返してなくて１回見ただけのドラマ映像がまた浮かんできた。
さださんの主題歌作りはホント巧いと思う。

「勧酒～さけをすすむ～」いいなぁ。
若い人にはわかりにくいかもしれないけど、私の歳にはドンピシャの「おっほっほほ～い」だぜっ！（笑）
ライナーノーツ読んで泣けた。
「私たちの国では元々飲酒に罪悪感がない。お神酒といって神様も酒を召し上がるからだ。（略）そうして私たちは今述べたことを言い訳に今夜も酒を汲むのである。」
またまた剛がやらかしちまったことに結びつけちゃう私をお許しください、このタイミングで、神様もお酒を召し上がる、という文章を見ることのうれしさ。
そりゃ～ね、酔っ払って人に迷惑かけたら良くないってことはわかるよ、でもね～・・以下自粛。(^^;)

「がんばらんばMotto」センバツの清峰高校優勝の決勝戦は、ホント私も興奮したよ。
標準語訳の併記が笑える、しかも「日本語ヴァージョン」だってさ！（笑）本当にご親切ありがとう。
「私は犬になりたい\490」はシングルバージョンのほうが私はやっぱ好きだなぁ。
アレンジはアルバムってことでまぁいいけど、シングルで大笑いした「実籾」のインパクトが消えたのは残念。

「ママの一番長い日～美しい朝～」にはダダ泣き。
切ない設定への理由がよくわかる、私も歳をとった。
親父の一番～を聴いた当時には何も疑問に思ってなかったけど、娘の父親が求婚時に彼を殴る、っていうのは、昔から普通に言われていたことなんだろうか？
まさかさださんが考え出したことではないと思うけど、私は親父を聴く前にはそうゆーこと聞いた覚えがなかったように思う。
東野圭吾さんの「秘密」も、”花嫁の父親が花婿に対してどうしてもしたいこと”というシチュエーションで、感動のラストとなっている。（ちなみに「秘密」も全く違う理由で二発を要求。）
一番最初にこうゆうこと言い出した人は誰なんだろ？と思うんだけど、さださんがそれを広めたのは多分間違いないだろう。殴られる彼にとっては迷惑な話だ。（笑）

「LIFE」と「いのちの理由」は、生きることに安心できる。
序に書かれている「生きる勇気」を、気負いなく感じることができた。