六日のあやめ

「嘘の戦争」第2話感想

「嘘の戦争」第2話
新聞ラテ欄:詐欺で復讐・・30年前の嘘と真実

素直に面白い!
正直突っ込み所は結構多いんだけど、スピーディーにグイグイ見せてくれるからあまり気にならない。
このドラマにアラ探しは不要、痛快エンターテインメントを楽しめばいいと思う。
私は僕道シリーズのような静かで考えさせられるドラマも好きだけど、今回のようにワクワク感を楽しめるドラマが実は大好き!
草なぎ剛は演じる人物が実在するように思わせてくれるから、多少現実味が薄い展開でも単純にマンガチックにはならないと感じる。
私はドラマにリアリティばかり求めてるわけじゃないし、それに「そんなバカな」って思うことは現実にもある。SMAP解散の不可解さはドラマより奇なりって感じ、信じられない悪意が現実にまかり通っているもん。

冒頭前回の嘘の戦争ナレーションの物ものしさが笑える。前作「銭の戦争」もそうだったし、ちょっと古臭い感じがむしろ面白い。

刺された浩一の病院に付き添って寝てる晃と楓が同じ格好ってとこは浩一が言う前から見てる私もほのぼのしてた。二科家の子供たち3人は基本善人と思う。父親が完全に悪とは思えないほど。
楓から変わったと言われてる隆は今でも正義感は強いように感じる。
隆が父親の悪を知ったらそれを正したいと考える気がするし、晃もおまぬけで仕事関連では失敗しても凶悪事件に関わるようなことはしないと思うんだけど、どうなんだろ?
楓が浩一の古い傷を嘘だと言ったとき「話せないこともある。本当のこと言えなくてごまかしただけ」って良い言葉だと思ったんだけど、自分も簡単に話せないことがあるとは感じる。

BAR800チームがインコ含めて(笑)凄くいい!
カズキが初回よりもっと好きになった。
病室でのシーン、社会人らしくしろよって言われて「マジで?ラッキーだったじゃん。イエ―」で浩一から手をはたかれたときは声出して笑った。
浩一の言葉にイチイチ「嘘かよ」って騒ぐとこも好き。(笑)
エレベーターに旗持って乗り込む後姿も良かった、種明かしされるまで百田も一緒だったことには気付かなかったな、百田のおかまコス大笑い。

ハルカは今回も有能だし、浩一とのバディ感大好き。
六反田事務所のパスを手渡しするシーンカッコ良かった!
浩一の過去が本当だと知り、二科家の身内になればいいと楓への接近けしかけたハルカ、インコに話しかけてるとき切なさ感じてるよね。
私は楓も好きだけど三角関係に関してハルカ派。(笑)
といっても浩一は恋愛対象としてどちらかを選ぶことはないと私は思ってるけど。

六反田が録音してたテープ、二科が自分の罪を何も用心しないでペラペラ話していたことの違和感はおいといて(^^;30年前の事件はバカ息子たちの尻ぬぐいのためだったとは、あまりにもやりきれない気持ち。
バカ息子たちの事件をもみ消すために苦学生が実行犯(五十嵐)や偽証者(六反田)ってのがまた嫌らしい。
五十嵐も六反田も悔いることなくずっと悪いことしてたから同情できないわけだけど。

とりあえず30年前の事件のことがわかって謎解き要素はそれほどない感じだけど、新しい名前が出てきて復讐メインでの展開になりそう。
今後もカッコ良くて痛快なシーンがいっぱいありますように。

ツボが多すぎてかえって感想書くのが難しい。
あ、書き忘れちゃいけないツボ、浩一が「赤松金融」を名乗ったときが一番テンション上がったといえるかも。
前作絡める遊び心にウケただけでなくて、あのときの電話の口調や表情大好きだから。
そして、ラストがキスシーンとは予想外、浩一はまだ(?)本気でないだろうと思いつつにやけちゃった。(笑)

初回放送時に配られたというティッシュを関西のさだ友さんにいただいた。
Gさん、いつもいろいろありがとうございます!

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