「独身貴族」感想
Episode10”さようなら・・・それぞれの選択”
「もし社長がサムだったらアニーとハッピーエンドになりますか?」ゆきからの問いかけに答える守。
「僕はあの話は納得いかない」
「アニーの婚約者であるウォルターは何も悪いことはしていない。彼には何の罪もないのに、アニーが運命の人をみつけたというとんでもない理由で突然ふられるんだ。そんな不幸ってどう思う?」
「そんな理不尽で身勝手なこと現実には絶対許されないよ。」
「もし僕が運命の人サムだったら、ウォルターのことを気にして、アニーとエンパイア・ステート・ビルの屋上に行くなんてそんな迂闊な行動は絶対にしないよ」
そして再度「絶対しない」
この二度目の「絶対しない」を聞いたときドキッとした。言い方、声色、表情、絶品!
「一時の感情は理性によってきれいさっぱり忘れることができる」「ロマンティックに身を委ねるほど無責任になれない」その決意は本心とは違う選択だと自分でわかっているのかもしれない、でもそう自分に言い聞かせるしかない、そんな感じが伝わってきて、胸がしめつけられた。
でも、突然ふられるウォルターが不幸かどうかって実はわからないこと、アニーが運命の人への想いを秘めたままで結婚するとしたら、それでウォルターは幸せなのか?ってこと考えると、守の決意もまた身勝手なのかも?
誰もが感情を理性で忘れることができるわけじゃない。
守から玲子さんへのプロメ[ズは、ゆきへの想いを告白したあと、僕らのやり方で僕らの関係を築けませんか?と言っていて、玲子さんはゆきの存在を知った上でプロメ[ズを受けたわけだけど、結局は結婚式当日に不安が出てしまったんだから。
守さんも最終的には感情を爆発させることになるのか?「絶対にしない」ことをするのか?
正直私はこのドラマに”納得いかない”部分が多いけど、最後どうなるのかホント気になるー。
加恋ちゃんはとっても可愛かったけど、あのシーンには何の意味があるのやら?
もっとストーリーにからめた出演だったらうれしかったのに。
うまく思いつかないけど、例えば、カバンを落としたとき、通ならわかる映画関連のもの(マイナーだけど良作映画のパンフとか)が飛び出て、気づいた守が「映画好きなの?」とか、もうちょっと多くの会話をする。
ゆきが脚本の直しをするから、と帰るとき、一旦呼び止めて、「今日映画好きだという少女に会ったよ。キラキラした目をしていた。」みたいな台詞を入れるとか。
せっかく加恋ちゃん登場なら、何かもっと意味のあるシーンにして欲しかった。
私は、守とゆきが映画話で盛り上がってる笑顔をまた見たい、って気持ちに変わりはないんだけど、ゆきの言動には共感できることが殆どなくなっちまったよ。(苦笑)
キャストの問題ではなく、脚本とか演出に私がまるで共感できないってことだけど。
結婚式前夜の号泣は何だったんだ?ゆきは自分の気持ちに気づいた(らしき)あとでも変化が殆ど感じられないよ。(笑)
玲子さんから「進さんとお幸せに」って言われた時点では、多少は複雑な表情はしてたとはいえ「はい」って答えるんですかい。結婚式前夜であんなに号泣したんなら、結婚式は出席するにしても、進にはもっと早く自分の気持ちを伝えるべきじゃないんかよー。
進に、ごめんなさい、って言ったかと思ったら、脚本遅れて、ですかい、ズル過ぎる。進との回想シーン入って、なんだか好きなのに別れたって感じにもみえたし。
誕生日に守がゆきを探して屋上に行ったこと緒方さんから聞いていたのに「声かけてくださればよかったのに」って、いったいどの口が言うんだ?(笑)
あんた脚本いつまで直してんの?守がタッチしないで自力では7話からずっとじゃん。(笑)
あんなに行き詰まっていたのに、最後に徹夜で完成させたら、それが守も頷く出来って、なんじゃらほい。「あじさい」を見たあとでの守との会話や行動で、何か脚本完成のヒントになるようなことがあったなら、まだ納得できるんだけど。
ゆきが田舎に帰る決心をしたのがいつなのか?一番の理由な何なのか?
脚本直しは川越ちゃんや緒方さんの応援もあってできたこと、キネマエトワールの社員さんみんな完成稿に喜んでくれてるのに、突然姿消すって、これこそ身勝手にも程がある。
ネックレスはどうしたんですかー?ゆきは覚えてないの?荷造りするときも気づかない?
そもそも普通はすぐ返すべきなのに、ずっとゆきが返さないままってあまりにも不自然過ぎる、最後に重要アイテムにしたいだけってことですかね。
ついつい感情を爆発させてしまいました。(笑)
正直モヤモヤ感は多いけど、守さんは本当に大好き!守さんはもっともっと見たい。
最終回どうなるのか?できるだけシャレオツな着地になりますように。
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<メモ>
病院:12/16(Y)、12/16(K)
*4週1飲:リカルボン
ケアマネさん来訪:12/20
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