六日のあやめ

もどかしい思い

ドラマ「独身貴族」公式サイトで北川景子さんのインタを読んだ。
私はドラマ内でのゆきには殆ど共感できない展開でモヤモヤ感いっぱいだけど、北川景子さんの好感度は大幅にアップ。
初めから雑誌の対談で北川さん自身はどちらが好きかとの質問に「私は守さんが好きです」ってことだったし、(ドラマの)台本を何冊もらってもずっと進と付き合っていて守への気持ちになかなか気付かないゆきに、一番違和感を持っていたのは実は北川さんだったかも?(^^;)

実は私、恋愛パートでのもどかしい思いはもちろんあったけど、もっともどかしく思っていたのは、進が仕事上での暴走を反省しないようにみえること、このモヤモヤ感が私は一番大きい。
まずは最初の脚本の名前書き換え。
守は「人の尊厳の問題だ」と進を諌めて、ゆきには進のことはいっさい明かさず謝罪、水島部長から怒りをかうも脚本は取り戻した。
水島部長は進が懐柔したような形で終わってしまった。
水島部長は脚本の価値をわからない人物ではあるけど、脚本の名前書き換えは詐欺、ことによっては裁判沙汰って怒ったのはもっともなこと。
水島部長の機嫌をとることができた進の手腕はいいと思うけど、人格をふみにじるようなことを自分がした、ってことをもっと反省すべきだと私は思った。
進はいつかゆきにこのことを打ち明けて謝るんじゃないかと私は思っていたんだけど、多分もうそれはないんだろうなぁ。

進の言動でのモヤモヤ感が一番大きかったのは8話。
モバイルピクチャーズは関わらないほうがいいという守を押し切って進めていたくせに、結局はキレて終わり。
日本映画から予算が出たときには「正しいことをするといいことがある」って、自分の手柄のよう。
「今の脚本は俺とゆきちゃんが作ったものなんだよ」って言葉にはホント怒り心頭。

進はゆきが仕事途中でもほいほい連れ出すことが多かったのも腹立たしかった。(笑)
最初は川越ちゃんのいじわるから助けるような言い方だったけど、川越ちゃんはゆきに仕事をするように言ってたわけで。しかもその仕事って脚本書く上で結構役立ちそうな感じだったのに。
7話で進とゆきが本打ちでグダグダしてた頃、川越ちゃんは社長から渡された本を見ながら「こうゆう仕事はなぁ、春野が向いているんだけどなぁ」って言ってて、ゆきのこと結構わかっていた。
ゆきの仕事を中断させてばかりだった進より、川越ちゃんのほうが私は断然好感度高い。(笑)

要するに私は、回を追うごとに進に共感できなくなり過去の言動での不満がさらに大きくなり、進が何も反省しないままでの繰り返し展開が、一番もどかしく思っていた。
予告での進の台詞「兄貴は最低な人間だよ」を聞くと「そうゆうオメーはどうなんだ?」って言いたいんですけどおぉ。(笑)
北川さんのインタによると、視聴者が気になってもどかしく思っていたところが最終話で解決するみたい。
私のもどかしさはどうなるかわからないけど、北川さん自身が感じてたもどかしさが解決するなら私もうれしい!

コメント一覧

きーた
http://www6.ocn.ne.jp/~kiita/
> 黄菜子さん
3話の頃は感想記すときワクワクしてたんですけど。(^^;)
最終回の茶番はズッキーニの予告編といい勝負だと思っちゃいました。(笑)
黄菜子
最終回から一週間たってしまいました。私も3話が好きでした。あの頃の守さんは自分の意思で動いていたのに、そのままいかなかったのが残念です。最終回、なんだかまわりのお膳立てでって感じだったから。無茶ぶりするスャ塔Tーじゃないけど、山下くんの出番をあえて増やす必要を無理やり作った感じもしたし。
玲子さんは本当にかっこよくて、最高でしたね。篠井さんももっと見たかったです。
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