私に会うまでの1600km
再読しました
映画を見て感動し原作を読んだのですが作者の思いがイマイチ理解できなかったけれど
母親の死を受入れ難く許せなかった肉親ならではの思いが今は理解できる気がします
この過酷な旅をすることで昇華させる以外になかったのだろうな
きこちゃんは3番目の母の死から4年半 大分心の奥の方に押しやられてはいるけれど
まだズシンとする重い悲しみは確かに存在する
肉親と違い長い長い時間を経てたどり着いたお互いを思いやれる時間は余りに短かったから・・・
このズシンと重いカタマリもいつかは消えていくのでしょう
写真は母の愛した白い椿
今年も静かに気品高く咲いています