気ままの部屋 kimama-3

気まま ノー天気に 磨きがかかった時も過ぎ
マイペース 自然体でいたいなぁ^^

時々、思い出すこと(1)

2015-12-04 18:58:16 | 日記
時々、思い出す犬の事です。

昔、田舎の家を建て、3年が過ぎた頃に
少し離れた郵便局に行った帰り道に
道路をチョコチョコと歩く子犬を見つけ
車を止め、「危ないよ~。」と話しかけると
車を降りた私の後をついてきた。
道の脇には段ボール箱があり、
置き去りにされたようだった。
あまり、車も通らない時間帯だったが
車にひかれてしまうのではと気になり
犬を飼う予定もないのに
単純な私は、犬に「家に遊びに来る?」などと話しかけ
車に子犬をのせ、家に連れてきてしまったのだった。

そこに、出張から戻った夫に、車の中の子犬を見せ
元の場所に置いてくると言うと、夫は連れて来たのに
可愛そうでしょうと、飼えばいいよと、そのまま車で
子犬のドッグフードと引き綱や、鎖を買いに行った事を
昨日の事のように思い出す。

柴犬のメスの雑種で、可愛い犬だった。

その犬が、ある時からフードを時々現れる犬に
ほとんど残して食べさせるようになり
迷い犬のようで、まだ若いオスのセッター犬だった。

犬の来る方角をジッと見つめて待つ
その後ろ姿を、今もはっきりと思い出す。

ある時、そのセッター犬がフードを食べている間
部屋から私がそっと見ていると、ガラス戸を犬が
手でドンと叩き、とても驚かされ
困っている私を見透かしているようだった。

飼うようにしようか悩んでいた時に
近所の人の連絡で、保健所に捕獲されてしまったのだった。

コメント
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