2011年6月5日はあと30分もしないうちに終わります
こんばんは、スイヅです
今月の初めファッションデザイナーの山本耀司さんがコマンドール賞を受章されました
この賞、去年は映画監督の北野武さんが授与されたことがかなりニュースになったので、ご記憶に新しい方も多いのでは
と、いうわけで
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監督は北野武、衣装担当は山本耀司のコマンドール賞映画
個人的に大好きな映画で、晴れて購入いたしました
中学の時から通っている近所の中古CD店で、通っているといってもほとんど買ったことはないのですが
店内の壁にポスターとはいかないほどのサイズの、写真がたくさん貼られていてお会計の際に「あれが欲しいんですけど売ってもらえませんか」と聞いてみたら「もう紙が傷んでて売り物にならない」と残念なお返事をいただきました
LPに、特典としてではなくもともと折り込んであるのだそうです
「CDだと初回限定盤とかにしかああいうのついてこないですよね」と言いましたら、「あぁ、そうなの。もうLPのことしかわからないからねぇ」と返され「LPのことしかわからない」なんてカッコイイな、とうらやましがりながらお金を出そうとしましたら、レジに持っていったDVD2枚のうち1枚をおまけするよなんておっしゃってくださり、お言葉に甘えていただいてきました
その、おまけしてもらった方
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前からほしいなーと思っていたのですが実際には手が伸びず、たまたまお店の外のワゴンにあったのでよし買っちゃおうと手に取った結果、非常なラッキーに恵まれました
いろいろめでたいですね
さて山本耀司の服は上の「Dolls」でしか見たことないのですが、上品という印象が強く残っています
「服」ではなく「お洋服」と呼びたくなる、ふんわりしているのに甘くなくてシルエットがきれいで
夏のシーンで、主演の菅野美穂と西島秀俊が白いTシャツに黒い半ズボン、黒のスニーカーに麦わら帽子というシンプルな格好をしていて、すごく涼しげだったのを覚えています
ファッション雑誌だと「夏はカラフルに!」とか書いてあってビビッドカラーが溢れてますが、実際モノクロのが涼しげなのはなんでなんでしょうね、不思議です
あの格好を密かに真似したいと思っていたりするのですけども、なかなか
実際北野武は山本耀司の服をプライベートでも着ているそうです
その北野武ですが、金獅子賞をいただいてから日本へ帰国して一番最初にした仕事の内容が「真冬の街をブリーフ一丁で歩く」だったとか
ちなみにこの情報はこれに書いてありました
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この本、刺激があってなかなかおもしろいのですがそれはさておき、すごい賞をもらったのに芸人として体を張り続ける姿勢が「染まらないぞ!」と言っているよりよっぽど説得力があって、カッコイイなぁと思うのです
北野武の映画は何本か観ましたが、Dollsが一番好きなんですよねぇ
エグい描写は一切ないのにとにかく暴力的で、なのにきれいで
対立しているはずのものが同居しているのって否応なしに人を惹きつける気がするのですが、どうですか? そんなことないですか?
でもDollsは北野映画の中ではそんなに人気が高くないようで
観ていて「痛っ!」となるシーンが盛りだくさんの「BROTHER」が一番人気なんでしょうか
この衣装も確か山本耀司が担当していましたね
寺島進がキレにキレまくってて、この映画で完璧にはまってしまったのを憶えています
あの散りざま、何度観てもシビレます
あと大杉連
「素敵なおじ様」ってあの人のためにある言葉だと思うのですよ
落ち着いていて渋くて自然体なのに輪郭がクッキリしているところが、いやいや素敵です
白瀬さん役の方も色気があって、ぽーっとしてしまいます
とまぁ素敵な方たちがたくさん登場する映画なのです
少し前から好きな映画のDVDを集めようと思い立ち、頭の中で作っているリストにばっちり入ってます
Dollsも菊次郎の夏も、主人公が見る夢のシーンが現実離れしていてものすごくきれいなんです
音楽も透き通ってて、心の深層とでもいうのか、そういうところに沈み込んでくる重さがあって
なんだか自分でも思っていた以上に北野映画が好きみたいです
TAKESHI'Sとソナチネは、正直あまり印象に残っていませんが
アウトレイジは観よう観ようと思っているうちについに逃してしまいました
今年秋にアウトレイジ2が上映されるそうなので、それに併せて劇場でやってくれないかなーなんて淡い期待を抱いております
こんばんは、スイヅです
今月の初めファッションデザイナーの山本耀司さんがコマンドール賞を受章されました
この賞、去年は映画監督の北野武さんが授与されたことがかなりニュースになったので、ご記憶に新しい方も多いのでは
と、いうわけで
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監督は北野武、衣装担当は山本耀司のコマンドール賞映画
個人的に大好きな映画で、晴れて購入いたしました
中学の時から通っている近所の中古CD店で、通っているといってもほとんど買ったことはないのですが
店内の壁にポスターとはいかないほどのサイズの、写真がたくさん貼られていてお会計の際に「あれが欲しいんですけど売ってもらえませんか」と聞いてみたら「もう紙が傷んでて売り物にならない」と残念なお返事をいただきました
LPに、特典としてではなくもともと折り込んであるのだそうです
「CDだと初回限定盤とかにしかああいうのついてこないですよね」と言いましたら、「あぁ、そうなの。もうLPのことしかわからないからねぇ」と返され「LPのことしかわからない」なんてカッコイイな、とうらやましがりながらお金を出そうとしましたら、レジに持っていったDVD2枚のうち1枚をおまけするよなんておっしゃってくださり、お言葉に甘えていただいてきました
その、おまけしてもらった方
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前からほしいなーと思っていたのですが実際には手が伸びず、たまたまお店の外のワゴンにあったのでよし買っちゃおうと手に取った結果、非常なラッキーに恵まれました
いろいろめでたいですね
さて山本耀司の服は上の「Dolls」でしか見たことないのですが、上品という印象が強く残っています
「服」ではなく「お洋服」と呼びたくなる、ふんわりしているのに甘くなくてシルエットがきれいで
夏のシーンで、主演の菅野美穂と西島秀俊が白いTシャツに黒い半ズボン、黒のスニーカーに麦わら帽子というシンプルな格好をしていて、すごく涼しげだったのを覚えています
ファッション雑誌だと「夏はカラフルに!」とか書いてあってビビッドカラーが溢れてますが、実際モノクロのが涼しげなのはなんでなんでしょうね、不思議です
あの格好を密かに真似したいと思っていたりするのですけども、なかなか
実際北野武は山本耀司の服をプライベートでも着ているそうです
その北野武ですが、金獅子賞をいただいてから日本へ帰国して一番最初にした仕事の内容が「真冬の街をブリーフ一丁で歩く」だったとか
ちなみにこの情報はこれに書いてありました
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この本、刺激があってなかなかおもしろいのですがそれはさておき、すごい賞をもらったのに芸人として体を張り続ける姿勢が「染まらないぞ!」と言っているよりよっぽど説得力があって、カッコイイなぁと思うのです
北野武の映画は何本か観ましたが、Dollsが一番好きなんですよねぇ
エグい描写は一切ないのにとにかく暴力的で、なのにきれいで
対立しているはずのものが同居しているのって否応なしに人を惹きつける気がするのですが、どうですか? そんなことないですか?
でもDollsは北野映画の中ではそんなに人気が高くないようで
観ていて「痛っ!」となるシーンが盛りだくさんの「BROTHER」が一番人気なんでしょうか
この衣装も確か山本耀司が担当していましたね
寺島進がキレにキレまくってて、この映画で完璧にはまってしまったのを憶えています
あの散りざま、何度観てもシビレます
あと大杉連
「素敵なおじ様」ってあの人のためにある言葉だと思うのですよ
落ち着いていて渋くて自然体なのに輪郭がクッキリしているところが、いやいや素敵です
白瀬さん役の方も色気があって、ぽーっとしてしまいます
とまぁ素敵な方たちがたくさん登場する映画なのです
少し前から好きな映画のDVDを集めようと思い立ち、頭の中で作っているリストにばっちり入ってます
Dollsも菊次郎の夏も、主人公が見る夢のシーンが現実離れしていてものすごくきれいなんです
音楽も透き通ってて、心の深層とでもいうのか、そういうところに沈み込んでくる重さがあって
なんだか自分でも思っていた以上に北野映画が好きみたいです
TAKESHI'Sとソナチネは、正直あまり印象に残っていませんが
アウトレイジは観よう観ようと思っているうちについに逃してしまいました
今年秋にアウトレイジ2が上映されるそうなので、それに併せて劇場でやってくれないかなーなんて淡い期待を抱いております