はじまりのような終わり

財布を掃除してたら懐かしいプリクラが。

みたらその色あせたプリクラがなんとも切ない感じになるんだ・・

４人並んでるんだけど、一人はいろいろあって絶交した元義兄弟
一人は好きだったんだけど結局うまくいかなかった元カノ
もうひとりは元カノとおいらを橋渡ししてくれたすごくいいやつ。
そしてそいつは元カノがおいらと分かれたがってるのを
聞きつけ、自分が汚れ役になって俺の怒りをうけとめてくれた

俺はあいつは何も悪くないのに勝手に絶交したりしてなんてひどいやつなんだ。
かなりあのときは自己嫌悪になった。

最後の一人は俺。

あぁこのプリクラをとったときはまさかこの４人がこうなるなんて
全然思ってなかったんだろうなっていうくらいの笑顔。

そんでもって元カノのとこだけ色がはげちゃって見えなくなってて
絶交したやつの顔のとこは折れ曲がってて・・

なんつーか皮肉なプリクラになってた。