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その日暮らしの野暮な話

私の場合の鬱

日本の鬱病患者は104万人、潜在患者は300万人とも言われています。

私の場合は急に仕事への意欲が無くなり会社を辞めた時、趣味も無く付き合ってくれる友達も少なくとりあえず昼から飲み始めて、風呂に入って昼寝して、起きたらまた飲んでを繰り返していました。そうして一年ぐらい経ったある日、突然夜眠れなくなってしまいました。

初めての事なので少しパニックになって、人間ドックを受けてみたり体を疲れさせなければとスポーツジムに行ったり、昼間の酒を止め昼寝もしないようにしてみましたが一ヶ月経っても変化が無く、段々と気も重くなり食欲も無くなってきました。環境を変えてみようと田舎の親戚の家に一週間滞在してみましたが逆効果でした。

ネットで色々調べて鬱病ではないかと思い、知人に紹介された心療内科を受診し詳しく状況を説明したら、何と「あなたは鬱ではなく依存症なのでうちでは面倒見られない」と断られました。

確かに酒、たばこ、女性、ギャンブルなどに依存してきた人生でしたが、それが眠れない理由とはどうにも納得できなかったので別のクリニックに行ったところ軽い鬱だという事で、取り敢えず夜眠れるように睡眠導入剤とセロトニンを出す薬をくれました。

幸い薬を飲み始めて一か月くらいで何とか寝られるようになり、三か月で薬なしでも寝られるようになりました。

天気の良い日は散歩し、太陽の光を浴びるようにして半年くらいで普通の状態に戻りましたが、結局「鬱」なのか「依存症」だったのか分かりません。どちらにしても鬱は誰でも簡単になるけど回復には時間がかかるので早目に対処しましょう。

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